米子 西野ピアノ教室 musica felice

米子市のピアノ教室・・日々思うこと徒然なるままに。
幼児から受験生、大人の方いらしてます。
音楽は心の対話ですね。

夏休みですね!

2015-07-22 04:55:10 | おもうこと

夏本番

毎日あつーーい日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?


さてさて、先日7月20日(海の日)
ミニミニ・コンサート&オープンクラス&ミニ・リトミック
沢山の方にお集まり頂きありがとうございました!

これからお引越しする子や、お引越ししたけど、遊びに来てくれたお友達も混ざって楽しい会となりました!
みんなで演奏を聴き合い、お手紙を書いてみたり、私のコメント聞いてもらったり、普段のレッスンでも出来ないし、発表会でも出来ない、、なかなか楽しい試みだったなぁ~って思います。

小さい子が多かったけど、今やっていることから少々“音楽理論”の入り口のようなこともお話しできてよかった

まずリズムの話。
ただ、何々おんぷ・・と覚えるのではなく、音符は分数の概念。
まずホール、ハーフ、クウォーター、、ケーキを分けるようなものです。

なので、手品みたいに紙を、チヤキーン、、と言って切って、8分おんぷ!などと子供たちと遊びます。
この遊び、4~5歳くらいのちびっこさん達も大好き
聴音の日を、めちゃくちゃ楽しみに来てくれています。
もちろん小学校に上がった子たちも、かなりこれで具体的に理解することが出来ます。


これをお父さんお母さんたちに、ちょっと理屈を交えて、実は数学的な概念を具体的な形で、しかも感覚的なものに訴えて、理解してゆくことをお伝えしています。
楽しい感じで、実は理数的な世界を感覚から学んでいる・・ということ。
すごく楽しいです。
リズムの掛け合いも即興でやってみて、面白かったですね!
私が30代に勉強していたシュタイナー教育も、算数の時間にリコーダー出して、3拍子の曲をみんなで楽しんで、3の倍数を勉強したり、、勉強は遊びなんです・・実はね~

ついでに言うと、学びの根本は「愛と喜び」と思っています。
今のところ“確信”に近い


おつぎは「5度圏」
簡単な曲を音名唱しながら、C→G→D→A→E→B(H)→F#→C#(D♭)→...フラットの良い字体がないのでこんな感じで・・最後にまたCに戻って循環する。
それが曲の中で転調して色々な色彩を作る・・ちと難しいでしょうか?
5度・・というのは子供たちにも分かるので、ド!ソ!レ!と、元気に答え、「じゃぁシャープなんこついたかな?」の問いに、頭で音階を巡らしファとドで2こ!・・凄い頭の体操です

その他、作曲者の国をクイズ形式で答えたり。。
すごーく楽しそうでした!

弾く・・というのは運動機能の部分もとても多いのですが、それだけでは片手落ちなんです。
一見素敵に弾いているようでも、そこにはちゃんとした裏付けがあるのです。
中身のないただの運動ではなく、理論も感性もあらゆるその人が持っている経験・体験をもととした“内面”の世界が、演奏に出てくるのです。
曲が複雑になってくれば、それはただの“綺麗”“素敵”ではすまされないふかーいものも、表現の中に入ってゆくこととなります。

ですから、本を読んだり勉強したり絵画を鑑賞したり、そして自然と触れ合い、何より日常生活を大切にすること。
何だか体の動きがいい感じだなぁ・・と思うお子さんは、小さくてもお料理をしたり自然と触れ合ったり、日常の良い経験をしているようですね



お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、、ピアノの先生も来て下さったりして、いろんなお話が出来て良かったです

ミニ・リトミックの時に撮って頂いた画像をちょこっと載せておき・・たかったけど上手くいきません。
ブログお引越ししてからまだ慣れていなくって
そのうちに・・・


コメント
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