NHK朝ドラで、五代友厚に興味を持ち、それを書いた本を買った。
しかしあともう少しなのだけど、つまらなくて読む気がしない。
つまらない一生だったとは思えない。
幕末から明治にかけて、あの幕府と薩長との戦いの中での立役者であり、明治になってからは経済界の重鎮であったひとだから、面白いだろうと思った。
なぜ読めないのか。
幕末の歴史は大体わかっている。
五代友厚はいつでも力でなく智で戦ってきた人だ。
そこのところが、さらっとしていて、後ひきにならないのだ。
それでもなんとか四分の三は読んだ。
意地でも全部は読むつもりだ。
しかし今日は、気分的に西加奈子さんの新しく買った本をもってきてしまった。
たぶん電車の中で読むには最適だと思うから。