ちょこっと本音

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こうもり博士の愉快な復讐劇

2016年06月22日 | 観劇徒然草

オペレッタこうもりを下敷きにした星組公演を観てきた。
本当にこの舞台は安心して観ることができる。
それはトップの力量。
北翔海莉クンの芝居力、歌唱力によるものだと思う。

ストーリーは、舞踏会の後、酔って友達に、大通りにこうもりの形に結ばれていたことを復讐するという話。
ただの復讐ではない。楽しい復讐なのだ。
女好き、酒好きの友達を、見事にはめて、復讐を達成。
オペレッタが元だけに、歌がたくさん出てくる。
北翔海莉クンの歌の実力は万人の知るところ。
上手いし聞かせる。
そして何よりも芝居が上手い。
安定した演技。奥が深い。
専科に行っていただけのことはある。

ショーの方は、構成はふつうで、そんなに面白味があるわけではなかった。
ただ、宝塚の男役は、スパニッシュ(マタドール)の衣装を着ると、とても恰好よく見えるなと思った。

この組はトップか実力派だから、全体にレベルが高いと思う。
トップは何と言っても演技力、そして歌唱力。
ダンスもそこそこできればなおいい。
その3つを備えているのがこの星組のトップだと思う。
そしてやはりトップの差で、面白い舞台ができるのだなと、つくづく思った。

コメント
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