宙組公演、「白夜の誓い」を観にいった。
これはトップスター、鳳稀かなめちゃんのサヨナラ公演。
コスチュームプレイ満載の宝塚ファンなら大喜びの悲劇もの。
でも、脚本にちょっと不満がある。
もう少し盛り上がるように作れなかったものか。あまりにも平坦すぎる気がした。
だがさすがトップスター。よく演じていた。
このようなスタイルもいいし、コスチュームプレイもできるというトップはそうそう出てこないのではないかと、残念に思う。
主人公グスタフⅢ世は、あのフェルゼンにフランスへ行けと言った本人。
そしてオスカルと前後して暗殺されて亡くなったのだ。
どうしても時代背景がベルばらと同じだとその世界に入っていってしまう。
ショーはサヨナラ公演にふさわしい作りになっていた。
愛の宝石を久しぶりに聞いて、やはり上手い人が歌うと、いい歌もよりよく聞こえる。
そういう夢のような舞台ももう最後か。
残念だけど、しょうがない。
そして次のトップスターの公演も私は観ていく。
そうして宝塚が受け継がれていくのを観ていくだろう。
ロビーに飾ってあるお正月の花。
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