「 庭の花シリーズー(3)」
70歳以上で、コロナに感染し熱を出したら、今の日本ではもういけない。
と言うのが現実の首都圏の現状だという。
これではもう、政治不在、医療も崩壊という暗黒の世界だ。
考えれば恐ろしいことである。21世紀の文明社会、民主国家、経済大国
(この三つとも最近では何やら怪しげであるけれど)では、こんな状態が
あるのかと目と耳を疑うようなのが実体である。
幾ら文明が進んでも、細菌、疫病と人間の闘いはあまり変わりもなく続いて
いるようだ。細菌に人間社会が侵されるのは昔から続いているのは歴史が
伝えている。それは再三の事であり何十年に1度は繰り返して来たようだ。
細菌と人間との闘いは、人間も強く賢くなったが細菌も負けずに強くなり
続いている。細菌の闘いも時代小説で読む江戸時代の対策、施策とあまり
変わらない感じである。玄白とか洪庵先生やシーボルト博士に、この混乱を
正して貰いたい位だ。
政治が強くて専横独裁になっても怖いけれど、政治が国民を制御したり、
方向を示せなくなったら又これも恐ろしい。