家族の一人がオーバードーズしたとき、夜間救急を利用した。一通り薬は吐き出していたが、覚醒レベルが思わしくなかったためだ。
そのときの医療者は…
たしかに、ひどくそっけない態度だった。
「で、どうしたいんですか?」
医者も看護師も、めんどくさそうな目私たちにむけた。
オーバードーズした本人はうつむいて黙り込むだけ。「じゃあ…ま、点滴しますか」
点滴が終わると、お帰りくださいと言われた。私たちは帰った。
…若い頃のことも思い出した。
やはりその時も救急で、夜中だった。
私は処置をしてもらって、ベットで寝ていた。
カーテンの向こうの酔っぱらいの男性が、仰向けのまま、
「○○子ー!…どこや○○子ーー!!!」
…呂律の回らない舌で、妻?の名前を連呼していた。ひどい大声だった。
男性の医者が部屋に入ってきて
「静かにしなさい!ここはっ、あなただけの病院じゃないっ!!」と一喝した。
今日の読んだところで、思い出したこと。
今日一日