年末年始に、ランギロア島に滞在してきました。
ホテルキアオラで宿泊したのは、お気に入りのヴィラプール付です。
陸上のお部屋では、タヒチでこれが一番好きかもしれません。
今回は時間がタップリありますので、プールも利用しました。
ヴィラは石の塀で囲まれていますので、プライベート感が抜群です。
広さ、快適性、熱々のシャワーなど、何もかもが自分の理想です。
服なんていらな~い。
前から少し気になっていたホテルキアオラのグッズを、ブティックで
購入しておきました。
トートバッグ、キャップ、Tシャツの3点セットです。
早速使えるものばかり。
クリスマスの装飾は、そのままの状態で年末年始も残っています。
レセプションには大きなクリスマスツリーがあり、レストランにもツリー
があったり、柱には綺麗なテープが巻かれていたり。
特にミキミキバーは、クリスマスの装飾が凄かったです。
相変わらず、天気予報は全く当たりませんでした。
毎日雨が降ると予報しておきながら、結局一度も雨は降らず。
毎日晴天に恵まれていました。
今回のタヒチ旅行は、これまでとは一味違います。
人類の英知を結集したと言える、最新マシンを従えてランギロアに
やってきました。
結局、インターネットが上手く繋がらず、マシンが活躍することは
ありませんでした。
今思えば、それで良かったのだと思います。
ホテルのライブラリーを訪れてみると、ゲストが置いて行った本が
ありますので、それを見るのが結構楽しかったりします。
何か間違えてしまったのでしょうね。
滞在中にスクーターを借りて、アバトルの散策にも出かけました。
自転車でアバトルまで行く人もいらっしゃるようですが、私の体力では
到底考えられません。
幾らスピードを出しても、時速0kmから針は動きません。
ガソリンメーターは、残量が急に増えたり、急に減ったり。
ガソリンメーターを正常に動かすよりも、このような状態にする方が
難しいと思います。
マガザンやギャラリーを訪れてみたり、アバトルの港で漁師の人に
カジキを見せて頂いたり。
ティプタパスにイルカのジャンプも見にいきました。
定番のアクティビティ、ブルーラグーンにも参加しました。
1年経てば、良かったことも、そうでなかったこともあるものです。
良くなかった思い出は、全てこの海に吸収してもらいました。
1年の締めくくりを、ランギロアの楽しい思い出で全て上書きしてしまい、
それと同時に、新年から楽しい思い出でスタートするべく、年末年始に
タヒチにやってきています。
今回のブルーラグーンは、多国籍なゲストが参加しています。
チリからきたファミリー、ブラジルやスイスからきたカップル。
これらのゲストは、24時間以上かけてタヒチまで来ているそうです。
成田から、11時間で楽園タヒチに到着出来ることに感謝です。
ブルーラグーンの帰りには、サメが沢山集まっているシャークシティで
シュノーケリングもしました。
シャークシティではサメに目が行きがちですが、シュノーケリングの
ポイントとしても、ここは結構楽しいです。
それから、アバトルパスでのシュノーケリングもありました。
本日のアバトルパスは、ボートの上から見ても、かなり強い流れがある
ことがわかります。
このような状況の時は、スキップして頂いても良いと思うのですが。
少々不安に思いながらも海に飛び込み、近くにあった岩にしがみついた
ところ、鯉のぼり状態になりました。
流れるというよりも、吸い込まれるような感覚です。
ブルーラグーンと並ぶ人気のアクティビティ、ティプタパスでのドリフト
シュノーケリングにも参加しました。
残念ながら、ティプタパスでは大物に遭遇出来なかったので、この後に
訪れたアクアリウムでのシュノーケリングの方が印象に残っています。
ホテルキアオラのグルメもご紹介しておきましょう。
ライロアでのディナーは、どれも美味しい料理ばかりでした。
ホテルキアオラでは、年末年始のためにロサンゼルスから日本人の
料理人も招いていました。
7年前の年末年始にも、ホテルキアオラで日本料理を振る舞った事の
ある、キヨシさんという方です。
この方が、大晦日の特別ディナー以外でも、お雑煮やお蕎麦、バラ寿司
などを振る舞って下さいました。
忘れてはいけない、キアオラソバージュのお話も少しだけ。
キアオラから送迎ボートに乗り、別館のソバージュに向かっています。
ソバージュまで送ってくれたのは、GMであるジェリーのフィッシング
仲間のウゴでした。
ボートは自動運転で、ウゴは私と世間話をしています。
ソバージュまでの所要時間は、40分~1時間20分。
当日の海の状況によってもボートが通るルートが変わります。
今回は、約1時間でキアオラソバージュに到着しました。
私の到着と入れ替わりで、滞在していた2組のゲストがホテルキアオラ
へと帰っていきました。
キアオラソバージュに宿泊しているのは、私1人だけです。
何とも贅沢な、キアオラソバージュを貸切状態です。
まさに、ロビンソンクルーソー体験。
ミシェルさんというご夫婦が、ソバージュのスタッフとして滞在中の食事
のお世話等をして下さいます。
「あなたの島だから、好きなようにしていい」
こんな風に言って頂きました。
自分の島ですから、最低限どこに何があるか位は理解しておく必要が
ありますので、島の探検もしてみました。
特に異常はなし。
とにかく、ソバージュではゆったりと時間が流れていて、何も考えずに、
ひたすらボーっと過ごしてきました。
部屋の前に椅子があり、それに座って海を眺めているだけです。
おきていたのか、寝ていたのかも、よく覚えていません。
シュノーケリングをしようと思ってから、実際にシュノーケリングを開始
するまでに、1時間以上は経っていたと思います。
日本で悩んでいることなんて、どうでもよくなってきます。
こちらが、宿泊したビーチバンガローです。
決して広くはありませんし、テレビ、電話、エアコン、天井ファン、アイロン台、
セーフティボックスと、何もありません。
鍵も必要ありません。
1日中、ドアも窓も開けっ放しでした。
夕方になると、ランプを2つ持って来てくれます。
1つはベッドルームに、1つはバスルームに。
バスルームは、トイレ、シャワー、シンクと、シンプルでした。
ランプの明かりだけでソバージュで過ごしたことは、とても貴重な経験に
なりました。
絶対に停電しないという安心感があります。
ミシェルさんが作って下さった料理はどれも美味しかったですし、色々な
事をお話しました。
ホテルキアオラのスタッフから聞いて後から分かったことですが、
私の滞在中、ミシェルさんは熱が出ていたそうです。
ミシェルさんは、そんな様子を一切見せませんでした。
あっという間に、キアオラソバージュでの滞在は終わりです。
私がソバージュを去るのと入れ違えに、ブラジル人のカップルが
やってきました。
このカップルも、ソバージュを貸し切ることになります。
名残惜しいですけれど、ホテルキアオラに戻りましょう。
ソバージュにもう1泊しても良かったかな。
ソバージュから帰る時に、感極まってしまう人の気持ちがわかるような
気がします。
最後は、大晦日のディナーです。
これは、完全に私も未体験なので、どのようなディナーになるのか
想像が出来ません。
いつでも本気を出せるように、最低限の準備だけはしておきました。
いつもお洒落にセッティングされているテーブルですが、大晦日の日には、
綺麗な花も散りばめられていました。
夕方からは、生バンドによるコンサートもあります。
こちらのバンドも、ホテルキアオラが大晦日のために招いています。
Andy Tupaiaさんが率いるバンドでした。
私は、Andy Tupaiaさんの、「Mihi au ia oe」という曲が気に入り、その場で
アルバムCDを購入しました。
現在、そのCDを聴きながらこのブログを書いているのですが、ひとつ
気付いたことがあります。
アルバムに入っていないんですよね。
Mihi au ia oe
まっ、私の買い物なんて、いつもこんなものです。
アイタペアペア~。
食べきれないほどメニューが豊富な豪華ビュッフェ。
日本人の料理人が作ってくれたお寿司。
そして、タヒチアンダンスと、ホテルキアオラがゲストを楽しませるために
セッティングした大晦日のディナーを楽しみました。
ディナーが終わってからも、ミキミキバーでは宴が続きます。
カウントダウンと共に、ランギロアの空に沢山の花火が上がりました。
その後も、お酒を呑んでいる人、踊っている人、歌を唄っている人。
思い思いに、皆が新年の訪れを祝っていました。
特に、娯楽の少ないランギロア島で暮らす人にとっては、このような
機会は、とても貴重なのだと思います。
1組、また1組と部屋に帰っていく中、最後の最後まで元気に踊って
いたのは、ホテルキアオラのスタッフです。
なんだかんだで、私が部屋に帰ったのも、朝5時でした。
雄大で野性味溢れるランギロアの自然からパワーを分けてもらい、
気ままに過ごすリラックスタイムや極上のリゾートライフを楽しみ、
人の温かさにも触れ、最高の気分転換になりました。
今年一年が、皆様にとって素晴らしい一年でありますように。
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