ライアテア島に咲くティアレ・アペタヒ

2012年11月30日 | タヒチ

ライアテア島のテメハニ高原にだけ咲くと言われる不思議な花、
ティアレ・アペタヒの話題です。

タヒチで花と言えば、ティアレ・タヒチが有名ですね。
ティアレ・タヒチはリゾートの敷地にも咲いていることがありますので、
我々が目にする機会も多いです。

こちらはティアレ・タヒチです。



ティアレ・アぺタヒはその希少性から、実際に見ることが出来た人は、
非常に運が良いと言われています。

昔は豊富にあったティアレ・アペタヒは、現在はそのほとんどが折ら
れてしまい、絶滅が危惧されるまで数が少なくなってしまいました。

そして、これまでに植物学者を含む沢山の人がティアレ・アペタヒを
テメハニ高原以外の場所で育てることに挑戦しましたが、成功した
人は誰もいません。

ここの土に何か特別なものが含まれているとか、珍しい菌類が影響
しているのではと推測されていますが、明確なものは何も発見されて
いません。



ティアレ・アペタヒについては、ポリネシアの伝説も幾つかあり、私が
聞いたことがある3つのうち、2つをご紹介します。

【 伝説1 】

テメハニ山の斜面は、亡くなった人の魂が天国へ行く時の通り道だと
言われています。

そして、その魂を導くのが、「神の手」 ティアレ・アペタヒ。
ティアレアペタヒは、5枚の弁が手のようなカタチで咲くのが特徴です。

この花はつぼみの状態から咲くときに、徐々に開いていくのではなく、
弾けるように一気に咲きます。

その時にかすかに「ポンっ」と音がします。
その音と手で、魂を天国に導いている。  というお話。



【 伝説2 】

かつて、テメハニ山のふもとで暮らす漁師が漁に出ましたが、魚は
1匹も釣れませんでした。

漁師の奥さんは「気にしないで、明日また漁に出ればいいのよ」と
漁師をなぐさめました。

ところが、次の日も次の日も魚は取れず、ある日漁師はとうとう家に
帰って来なくなりました。

心配した奥さんは漁師を探しましたが、漁師は別の土地で女性と
結婚して暮らしていました。

これに怒った奥さんは、テメハニ山に登り、降りてこなくなりました。

漁師は自分の行いを後悔し、家に戻りましたが奥さんはいません。
テメハニ山に登って奥さんに許しを請いましたが、奥さんは許して
くれず、決してふもとの家に帰ろうとはしませんでした。

とうとう根が張り、奥さんは花に姿を変えてしまいました。
怒ったティアレ・アペタヒは、今でも山から降りようとしないのです。

というお話。



あとは、亡くなった女性の伝説がありますが、こちらは割愛致します。
もちろん、私自身も実物のティアレ・アペタヒを見たことはありません。

タヒチで販売されている雑貨等の中に、時折ティアレ・アペタヒがデザ
インされているものを見かける事があり、実際のティアレ・アペタヒを
見つけたような気分を楽しんでいます。

手染めのパレオにはティアレ・アペタヒがモチーフになっているものも
ありますので、皆様も機会があれば、是非探してみて下さい。

こちらは、まんぼ~のオフィスにある、ティアレ・アペタヒのパレオです。
デザインが気に入っているので、鑑賞して楽しんでいます。

いつかまた、テメハニ高原に沢山のティアレ・アペタヒが咲きますように。




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おけさ柿の季節

2012年11月28日 | タヒチ

毎年この時期になると、新潟県の佐渡島からダンボールいっぱいの
おけさ柿がオフィスに届きます。

お客様にタヒチハネムーンにご参加を頂いたのは10年前のこと。
それ以来、毎年届くようになりました。



お礼の気持ちをお伝えしようにも、お客様はお忙しくされているようで、
例年と同じように、今年もお電話が繋がりませんでした。

新潟県在住のN様、今年も美味しいおけさ柿を沢山お送り頂きまして、
ありがとうございました。




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ソフィテルモツ&メリディアンボラボラをご利用頂きました。

2012年11月26日 | タヒチ

タヒチのお客様フォトギャラリー追加のお知らせです。
ご利用頂いたのは、8日間でボラボラ島に5泊のプラン。

ボラボラ島でお泊まり頂いたリゾートは、ソフィテルモツとメリディアン
ボラボラの2軒です。

お客様のご希望内容と、弊社からの提案をミックスして、オリジナルの
タヒチハネムーンを作成致しました。

最初の写真は、ソフィテルモツからご覧頂いたサンセットの写真です。
マティラ岬越しに大きな太陽が沈んでいく景色がとても綺麗です。



ソフィテルモツの本格フレンチやポリネシアンビュッフェ&ダンスショーに
大満足とのご感想を頂き、水上バンガローの周辺や、コーラルガーデン
でのシュノーケリングもお楽しみ頂きました。

特にコーラルガーデンでは毎日数え切れない数の魚に囲まれたそうで、
お寄せ頂いたお写真からも、その様子が伝わってきます。
魚が多すぎて、人が見えないほどですね。



後半にお泊まり頂いたメリディアンボラボラからは、オテマヌ山の眺めを
存分にお楽しみ頂きました。

写真は、ミキミキバーからのオテマヌ山の眺めです。



お部屋はプレミアム水上バンガローで、テラスからオテマヌ山が見える
立地です。

テラスからの眺めの写真は、昼バージョンと夕方バージョンの両方を
お送り頂きました。

幻想的なオテマヌ山のシルエットがとても素敵だと思いましたので、
ブログでは夕方バーションの写真をご紹介しておきます。



ご参加のアクティビティは、ヘリコプターツアーです。
ヘリコプターのデザインは、エアタヒチヌイの機体を思わせるような、
ブルーのツートンカラーとティアレのマーク。



上空からの写真は、ボラボラ島の北側から撮影されたものです。
中央の山がオテマヌ山とパヒア山、右上にある島が、ヒルトンボラボラ
ヌイリゾートのある、モツ・トープア。

ボラボラ本島を囲む綺麗なグラデーションに、ため息が出ます。



長野県在住のT・K様、タヒチハネムーンにてご利用頂きまして、誠に
ありがとうございました。

ボラボラ島での2軒のホテル滞在や、ご参加されたアクティビティなど、
楽しい思い出が沢山詰まったタヒチハネムーンになりましたね。

旅行終了後にお寄せ頂いたアンケートや素敵なお写真の数々に、
重ねて御礼申し上げます。


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タヒチなぞかけ (ランギロア)

2012年11月17日 | ランギロア







整いました。

ランギロアのゲームフィッシングとかけまして。
サザエさんと解きます。
そのココロは・・・。

とちらも、船(フネ)が欠かせません。


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ヤシガニのレシピ (タヒチ)

2012年11月14日 | タヒチ

タヒチ観光局からグルメに関する分厚い本を資料として頂きました。
観光のガイドブックはこれまでにも頂いていましたが、グルメ本を手に
するのは初めてです。 表紙は、タハアアイランドリゾートですね。



グルメ本ですから、毎ページに美味しそうな料理の写真が沢山載って
いるだけの本かと思えば、ボラボラやモーレア、タハア、ティケハウの
離島に関するインフォメーションも紹介されています。

島の全景や水上バンガロー、ライトアップされたプールやリゾート風景、
タヒチ島のタラバオから見たサンセットや、オロヘナ山まで載っています。
タヒチ全体のガイドブックも兼ねているのでしょう。



もちろん、美味しそうな料理の写真も沢山紹介されていて、完成した
料理だけでなく、ご丁寧にレシピまで紹介されています。

ヤギの肉、ニンニク、生姜、ココナッツミルク、玉ねぎ、ジャスミンライス。
アレをこうして、コレをこうして・・・。

写真の料理はかなり本格的に見えますけど、説明は結構簡単。
3分クッキングのような感覚で、こんな料理が作れるのでしょうか。



お腹をグルグル鳴らしながらページをめくっていると、あるページで
手がとまりました。

マニヒパールビーチリゾートの青い制服に、見覚えのある笑顔。
ハサミが危険なヤシガニをわしづかみにしているタヒチアン。
カナじゃないですか。



このページにはレシピが紹介されていませんので、カナから教えて
もらったヤシガニの食べ方をご紹介します。

1番 ボイルする  2番 歯で殻を割る  3番 食べる

2番で殻が割れるのか、自分の歯が割れるのかは運次第です。
ミソはとても濃厚で、パンに付けて食べると格別に美味しいそうです。

もっとも、写真のようなMサイズのヤシガニであれば、カナは逃がして
あげるのでしょう。


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