そうだ、京都の稲荷神社に行ってみよう。
ということで、鳥居が続くことで有名な稲荷神社にやってきました。
100mか200m程だと思っていた鳥居は、どこまでも続いており、私の
想像をはるかに超える長さです。
そろそろ終わりかな?と思っていた頃に、道路脇で清掃をしていた人に
道のりを尋ねてみると、まだ始まったばかりだとか。
最後まで登り切るのは諦めて、来た道を引き返すことにしました。
遠くにあると思っていた稲荷神社は、意外にも1時間程度です。
続いて、清水寺に行ってみようかな。
外国からの観光客にも人気が高い京都だけに、市街地の道路は混雑し、
駐車場も観光バスで溢れ返っていました。
清水寺に到着したところ、改装工事を行っているではありませんか。
約50年に一度の改装工事らしいので、清水寺の珍しい光景を見る事が
出来て、ある意味ラッキーだったなと思います。
「京都シティービューバンガロー」といった感じです。
今度は、北を目指すことにしましょう。
高速から高速への乗換えにも成功し、あとはひたすら走るだけ。
向かっているのは、日本三景の1つである、天橋立です。
ツーリングの最中は、見ず知らずの人とでも、すれ違う時に会釈をしたり、
手を振ることが挨拶として広く根付いています。
このような挨拶は、郊外では大勢のライダーが実践しているのに、街中
では誰もやらなくなるのが不思議なところ。
挨拶を交わした人と、その後に道の駅で再会することもあり、ここで会話
が弾むこともあります。
はい、天橋立に到着しました。
ブログでは3分クッキングのような感覚で移動していますけど、稲荷神社
や清水寺に比べれば、天橋立はやはり遠かったです。
道の駅で知り合った人からの情報によりますと、天橋立を逆さまに見ると、
天に向かって竜が昇っているように見えるのだとか。
その様子を、まんぼ~ブログをご覧の皆さまと共有するべく、写真の上下
を反対にしてみましょう。
なるほどね。 そういうことですか。
天に向かって竜が昇っているように・・・。
見えねーーーー。
まぁ、見える人には見えるのでしょう。
今度は、琵琶湖がある滋賀県に向かってみることにします。
滋賀県の彦根城には、攻めてきた敵軍が困るような仕掛けが幾つもあり、
私自身もお城の周囲の梅林で迷いました。
敵になった気分まで体験することが出来て良かったです。
自販機の横で休憩していると、突然後ろから肩を叩かれ、振り返った時に
ジュースを吹き出しそうになりました。
真っ白なあなたは、もしかして。
背後の楽屋から出てきたところ、私が邪魔で通れなかったようです。
走っていると、色々なものが飛んできます。
飛んできて焦ったものをランキング形式にすると、第三位がハト、第二位
がラジコン飛行機で、第一位は謎の飛行物体です。
オレンジで、無回転シュートのように不規則に揺れながら宙を舞う不思議
な飛行物体は、どこかで見たことがあるような気もするな。
なんだあれ。 こっちに飛んでくるぞ! ぶつかるっ! パサ~。
その正体は、ポテトチップスの袋でした。(うすしお味)
他にも布団やビールケースが転がっていたこともあり、実際の道路には
教習所で習う危険予測よりも沢山の罠があります。
渡月橋と嵐山のお猿。
ひとたび唸りを上げれば、後ろ足で力強く地面を蹴り飛ばします。
ウソか本当か確かめようがありませんが、目の前のメーターの終点には、
時速300kmと書いてあります。
そのような乗り物を開発できる日本の技術が誇らしく、ロケットを操縦して
いるかのようなロマンがあります。
ロマンはロマンとして、あまり調子に乗っていると、白馬に乗った王子様に
呼び止められますので、南国タイムでのんびりと走りましょう。
「ピューン♪ 左に寄って停まって下さい」
このような悲しい状況は避けたいところ。
奈良の鹿と春日大社。
高速道路の降り口を間違えたり、右折や左折、Uターンを繰り返している
うちに、完全に山奥で迷いました。
こんな時に限って、突然雨が降ってきたりして、爽やかな風と友達になる
楽しい時間は短く、現実は厳しいです。
家に帰るとしても、この状況が変わるわけではありませんので、前に進む
しかありません。
何がなんでも前進。 そして前進。 前進あるのみ。 さらに前進。
前進に気持ちが引っ張られすぎた結果、目的地の前を通り過ぎてしまい、
またUターンです。 何をやってるんだか。
予定の2時間30分を大幅に超えて、4時間で到着しました。
とても遠かった、秋の紅葉です。
温泉、グルメ、観光、スポーツなど、年末年始には、沢山の人がご旅行を
計画されているのでは。
交通機関の混雑が予想されますので、時間に余裕を持って集合場所や
目的地に向かって下さい。
電車やバス、新幹線や飛行機を利用したお出かけが旅行なら、バイクに
よるツーリングや自動車でのドライブも旅行です。
乗り物を運転される人は、安全運転でお楽しみ頂ければと思います。
バイクの場合には、防寒対策と共に、自分の存在を周囲にアピールする
ためにも、目立つ服装にされた方が安全です。
ついでに、道路では何が飛んでくるかわかりませんので、フルフェイスの
ヘルメット着用が望ましいでしょう。
今年は、愛車がこの世に誕生してから20周年の記念でした。
20年選手になりますと、道の駅で見学に訪れる人がいたり、最新モデル
の精鋭と一緒に並ぶと、明らかに浮いた存在になります。
あちこちから不具合が出ても不思議ではなく、メーカーの在庫部品も底を
つく頃ですが、本人はお構いなしといったご様子。
まだまだこれからだと言わんばかりに、節目の年を元気いっぱいに駆け
抜けたアルミ合金の青い駿馬は、静かに春の訪れを待っています。
ランギロア号に乗って、来年はどこに行こうかな。
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