釣りに行こう(2)

2024年10月29日 | その他

海を見てるだけでも落ち着きますけど、ボーっと眺めてるのは退屈
だなと思って、気軽に始めたのが釣りです。

いつの間にか、タヒチやフィジーに行った時にも釣りをすることが
楽しみの1つになりました。

日本でやる時は人が少ない場所が落ち着きますし、何よりも初心者
であることが周囲の人にバレたくありません。

やっと見つけた理想的な場所にやってくると、ここで仲良くなった
常連のオヤジさんがいました。

「こんにちは。 オヤジさんも来てたんですね」

「おぉ、アニキ。 久々に会ったんじゃないか」



釣りが上手な人は沢山の魚を釣ってる。

沢山の魚を釣った人は自信に満ち溢れてるし、そこに至るまでに
相当な研究や努力をしているはず。

なんだかんだ言っても、釣りの社会は沢山釣ってることが凄いと
される風潮があります。

「アニキ、何か月も会わなかったけど釣ってたのか?」

「そうですね。オヤジさんに会わない間に100匹は釣りました」

本当は1匹も釣ってないけど、たくさん釣ったことにしておいた。

僕は釣れてない時間よりも、釣れてる時間の方が長いですから。

という感じを出したい。



釣りが上手な人はルアーを遠くに飛ばせる。

ルアーと呼ばれるニセモノのエサを使うわけですが、遠くに飛ばす
ことで魚が釣れるチャンスが増えます。

上級者ともなると、ルアーを100mくらいは飛ばします。

「アニキ、もっと遠くに飛ばさないとダメじゃないか?」

「いえいえ、僕の経験では魚は足元にいますから手前を狙います」

本当はルアーを遠くに飛ばす技術がないけど、あえて飛ばしてない
ことにしておいた。

僕がその気になれば、500mでも飛ばせますけどね。

という感じを出したい。



釣りが上手な人は道具に関するトラブルが少ない。

リールの糸が絡まることをバックラッシュと呼び、元に戻すだけで
手間がかかりますし、初心者は避けて通れない道です。

当然、上手な人はそのような道具のトラブルも少ないです。

「アニキ、リールがバックラッシュしとるね」

「チッ、バックラッシュをするなんて何年ぶりか分かりませんよ」

本当は毎回なってるけど、今日は珍しくなったことにしておいた。

久々なので直すのに時間がかかってます。

という感じを出したい。



釣りが上手な人は魚の名前に詳しい。

上手な人は色々な魚を釣ってきてるので、図鑑で調べなくても魚の
名前が分かるものです。

それだけで知的な感じがするし、やはり大人は物知りじゃないと。

「おっ、アニキ! こっちでキジハタが釣れたぞ!」

「これは立派ですね。 やっぱりキジハタはかっこいいな」

これがキジハタなのか!と思ってることは隠して、普通に見慣れて
いることにしておいた。

一般的には珍しい魚でも、僕には珍しくありませんよ。

という感じを出したい。



そうこうしてる間に、自分の竿にも何かが釣れた感触がありました。

リールを巻いて巻いて。 さてさて、何が釣れたのかなっと。

「やったなアニキ! シーバスが釣れたじゃないか!」

「まぁ、この場所ならこれくらいのサイズしかいないでしょうね」

本当は飛び跳ねるくらいに嬉しいけど、そこまで嬉しくない雰囲気
を出しておいた。

僕くらいになると、これくらいの大きさでは喜びませんよ。

という感じを出したい。



オヤジさんに初心者だとバレないように、なんとか乗り切りました。

最後にシーバスが釣れたことで、演出してきた上級者のような発言
にも説得力が出たはず。

ボロが出ないうちに退散した方が良さそうだな。

道具をバッグに入れて、釣り竿とアミを持って帰る準備が完了です。

「オヤジさん、今日のところはこれで帰ることにしますよ」

「そうか、釣り竿やリールは汚れてるのに、アミだけが綺麗だよな」

「たくさん釣ってるのに、アミだけが新品のようだ・・・」




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スポーツの秋(犯人さがし)

2024年10月25日 | その他

運動不足を解消するためにジムに通っています。

ジムと言ってもキン肉マンを目指しているわけではなく、走るのが
主な目的になっています。

タイミングにもよりますが、私が行く時は人が少ないので、今日も
貸し切り状態になっていました。

どれでも使いたい放題なのに、あえて使わないのが贅沢に思えます。

そんなジムで起きたことをブログに書いておきます。



あまり気にしたことがありませんでしたが、壁際にブルーの鉄の棒
で出来た柵があります。

誰も使ってるところを見たことがありません。

何に使うものかなと考えてみたところ、ケンスイをするための鉄棒
であることが分かりました。

試しにぶら下がり、腕のチカラで体を持ち上げてみましょう。

どりゃー。 むむむむ。 クソーっ。 エイっ!

どれだけ頑張っても体が上がることはありませんでした。

学生の頃は10回くらいは出来たのにな。



何気なく鉄棒を見回していると、ある場所で視線が止まりました。

えーーっ! 天井に穴が開いてるやん!

どこの誰か知りませんが、もの凄い体力の持ち主がいて、ケンスイ
をした時に頭で天井を突き破ったのでしょう。

ロケットじゃあるまいし。 どんな人なのか会ってみたいけどな。

そんなことを考えながら観察していたところ、知らない人がジムに
入ってきて、私と同じように天井を見上げながら言いました。

「あらら、派手にやったね。 もう係員さんに報告しましたか?」

えっ、そういうことになるの。 もちろん否定したいけど。

私がやってないことを証言する人がいませんし、鉄棒にはべったり
と指紋がついています。

犯人ではないけど、犯人でないことを客観的に証明できません。
このようにして冤罪が生まれるのでしょうね。

色々な意味で、頭が痛くなる話です。




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キーホルダー

2024年10月07日 | その他

あっ! ついにこの日が来てしまったか。

バイクを買った時にゼットオートさんから貰ったキーホルダーが
限界に達したようです。

写真では分かりませんが、古い方は輪っかの部分から外れてます。

これだけ使えばキーホルダーも納得してるでしょうし、この機会
に新しいものを貰いました。

色が変わっているのは当然としても、こんなにも縮んでいたのか。

古い方は、かりんとうみたいだな。



私にとってはお守りですし、雨の日も風の日もバイクと共に時を
刻んできました。

京都、奈良、滋賀、大阪、和歌山、淡路島・・・。

色々な場所を走って、長い年月をかけてこの状態になったのだと
思えば、感慨深いものがあります。

新品で手元に来た時は綺麗でしたが、こうなってしまうのは仕方
のないことなのでしょう。

ってことは・・・。

君もいずれは、かりんとうみたいになるんだろうな。




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ハッピーハロウィン

2024年10月05日 | その他

やっぱりカボチャは入れたいけど、まんぼ~とカボチャのキャラ
が被るのが気になるんだよな。

まんぼ~がカボチャとソックリみたいなところがあるし。

物騒な感じにした方が良いとは分かっているけど、ドラキュラや
ミイラを入れるのは違うような気がする。

オバケを入れるのは構わないけど、まんぼ~も浮いてる設定だし、
そのあたりが似てるような気もする。

オバケを入れるくらいなら、お菓子の方がいいんじゃないか。

これで1時間も悩むのは違う気がするし、もうこれでいいや。

はい、完成! ハッピーハロウィンです。




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秋の気配

2024年09月27日 | その他

すっかりと空は秋めいて、道路脇のモミジやカエデは赤や黄色に
染まり、日本各地が紅葉モードに包まれて・・・。

いないとは思いますけど、一般的には秋の気配が感じられる季節
なのだと思います。

六甲山や海沿いでトンボを見かけますし、あたりが暗くなるのも
早くなりました。

少しずつ過ごしやすくなってくると思いますので、食べ物や芸術、
スポーツに読書など、それぞれの秋をお楽しみ下さいませ。




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