ブラ! (こんにちは)
今回のまんぼ~ブログは、フィジーに関する話題です。
フィジー旅行をお申込み頂いているお客様から、ブログの題名の件に
ついて、もう少し詳しく教えて下さいとご要望がありました。
日本初のフィジー旅行専門店、まんぼ~について。
おそらく、ホームページを細かくご覧下さっているのでしょう。
フィジーを訪れる前に、フィジーと日本の観光の歴史のようなものを
知りたいそうです。
ご質問を頂いたお客様だけに、個別にご返事を差し上げれば良いこと
だと思いますが、せっかくなのでブログでご返事をすることにします。
ブログにしておけば、何度もご説明をする必要がありませんので。
さてさて、株式会社、近藤トラベルサービスは、もともとはグアムや
ハワイのツアーを専門に販売する旅行会社でした。
バブルの好景気に、日本中が浮かれていた時代ですね。
このお話は、そんなバブルが終焉を迎える前後に遡ります。
ある日、エアパシフィック航空の営業マンがお越しになり、とっても
素敵な場所があるので、一緒に行ってみませんか?
このように、お誘い頂きました。
美味しい場所があるからと、誘われた説もありますが。
その当時は、ビーチリゾートと言えばグアムとサイパンとハワイしか
行ったことがなかったでしょうし、フィジーってどこ? 状態です。
そして、2代目のまんぼ~が右も左も分からず、ノコノコとフィジーに
行ったのが全ての始まりです。
左にいらっしゃるのが、誘って下さったエアパシフィックの営業マン。
山ちゃんこと、山本さんです。
初めて、フィジーを訪れたまんぼ~の感想は。
いいじゃない! 楽しいじゃない! 優しいじゃない!
2代目のまんぼ~はフィジーの虜になり、グアムやハワイ旅行の販売
をやめて、日本初のフィジー旅行の専門店が誕生します。
まんぼ~は、ここからとにかくフィジーに通います。
ママヌザ諸島の離島をメインに泊まり、仲良くなったフィジアンの村に
泊めてもらったり、色々なアクティビティを体験したり。
フィジーを軸にした友達も出来て、日本にいる時よりもフィジーにいる
時の方が元気な状態でしょうか。
携帯電話やインターネットもない時代ですが、とにかくフィジアンは
陽気で明るく、訪れる旅人を優しい心で迎えてくれました。
アウ ラコ マイ チャパニ (私は日本から来ました)
まんぼ~のフィジー通いも度が過ぎてくると、さすがに人から・・・。
えっ、またフィジーに行くんですか?
2カ月前にもフィジーに行ってませんでしたか?
このような声が自然と出てくるようになります。
「いやいや、色々な人と打ち合わせや会議があるし、リゾートホテル
の視察もしないとダメだから、またフィジーに行くんですよ」
なんて理由を言ったでしょうが、これはウソなのです。
ただ、フィジー旅行が楽しいから、フィジーに行ってるだけなのです。
残っている沢山の写真が、それを物語ってます。
大勢の人の前でギターを片手に歌うのが打ち合わせなのでしょうか。
馬に乗ったり、釣りをしたり、ボートに乗るのが会議でしょうか。
視察にしては、あまりにも楽しそうです。 ハメを外してないかな。
ついつい、ウソをついてでも、フィジーに行きたくなるのです。
そのうちに、エアパシフィックだけでなく、ニュージーランド航空の
就航も増えたりして、日本からの渡航者数は伸びるばかりです。
旅行業界の関係者や観光客だけでなく、色々な人が日本とフィジー
を往来するようになり、アチコチでもフィジー関連のイベントが開催
されるようになります。
アクセスが良くなったことで、さらにまんぼ~のフィジー通いも加速
していくことになります。
見送りに行くよと言っていたのに、フィジアンは見送りに来ないのが
普通です。 それでも、またフィジアンに会いに行くのです。
カバの儀式でお腹が痛くなっても、またフィジーに行くのです。
辞書で新しいフィジー語を覚えて、フィジアンと会話をするのです。
オヤウ マンボー (私はまんぼ~です)
ヴァーザバティコ? (あなたはお元気ですか?)
このように書きますと、まんぼ~だけがフィジーにハマっていたかと
思われるかも知れませんが、決してそうではありません。
お客様にもフィジーリピーターが沢山いらっしゃり、何度も同じ離島
リゾートに足を運んだり、夏休みは家族で同じ離島に帰るのが恒例
になっていたお客様も。
同じ離島に通う人が多かったことからも、リゾート滞在がメインでは
なく、フィジアンに会いに行っていた人が多いのだと思います。
単純にビーチリゾートに行きたいだけであれば、必ずしもフィジーに
通わなくても良いのですから。
「ちょっと、フィジーに帰ってきま~す」
なんてお客様からの言葉が、別に不自然でもありませんでした。
どれくらい、その当時のフィジーが日本人で賑わっていたかと言うと。
Aさんがトレジャー島に到着して、Aさんがチェックアウトをする前に
Bさんがトレジャー島に到着しました。
Bさんが滞在を楽しんで、トレジャー島をチェックアウトする前には、
Cさんがトレジャー島に到着しています。
このような感じで、日本人の誰かが、1年中トレジャー島に滞在して
いるような状況が当たり前になっていました。
それほど、フィジーには人を惹きつける何かがあるのです。
ウソをついてまで、何度もフィジーに通っていたのは、まんぼ~だけ
ではないはず。
北海道で会社の研修があると言ってフィジーに行き、帰ってきてから、
なんで日焼けしてるんだと言われて困ったり。
水上飛行機が飛ばないから、日本に帰るのが遅くなると会社に電話を
したけど、本当は普通に飛んでいたり。
ねっ、皆様もそうですよね。 正直に言いましょうって。
そして、フィジーの歴史を語る上で避けられない、クーデターが発生
することになり、直行便のない暗黒の時代に入ることになります。
このブログの筆者である、3代目のまんぼ~も、エアパシフィックの
時代だけでなく、大韓航空やコンチネンタル航空を利用してフィジー
を訪れてきました。
色々なことがありましたが、フィジーエアウェイズの直行便が復活を
したことで、また日本から沢山の人がフィジーを訪れるようになって
ほしいなと思います。
ゆったりとした時間が流れて、細かいことを気にせず、大らかな人が
暮らす笑顔の楽園、フィジー。
どれだけ月日が流れようとも、フィジーの魅力やフィジアンの本質は
変わることなく、多くの人にお楽しみ頂けると思います。
社内で休みが取れないような空気が流れていても、フィジーに行けば
良いと思います。
他の社員から白い目で見られても、フィジーに行くのです。
アウ ラコ イ フィジー マタカ (私は明日、フィジーに行きます)
いつだったか、まんぼ~と親交を深めた、サイとジョーという2人の
フィジアンについて、少しだけブログで触れたことがありました。
山本さんとの写真で、右側に写ってるのがジョー。
この上の写真で笑っているのがサイです。
まんぼ~の狭い家に2人が泊まりに来た時のことは、私もよく覚えて
います。 優しくて力持ちで、南国のイメージにピッタリでした。
少しだけのつもりが、ついつい長くなってしまいました。
フィジーの観光の歴史については、まだまだ語れることがありますが、
キリがありませんので、このあたりで止めておきましょう。
お話を整理すると、フィジーに行って楽しかったことがキッカケとなり、
日本初のフィジー旅行専門店、まんぼ~が誕生しました。
キーボードを叩く手を休め、隣のデスクに視線をやると、フィジー語
の辞書を片手に、ブツブツと言ってる人がいます。
この前に行った時に、ボモに忘れ物をしたから、フィジーに行かない
とダメだとか言ってますね。
前回、ボモアイランドには宿泊していないはずですけど・・・。
理由が本当か怪しいですけど、フィジーに行けば良いと思います。
アウ ドモニ フィジー バカレブ (私はフィジーを心より愛してます)
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