前回の釣りで5年来の相棒である電動丸1000Hがお亡くなりになりました。復活を信じて修理には出しているのですが、この機に新品を買おうかと思っています。ものもちはいたって良いほうで10年前?に買ったスーパータナコンS500Wは今だ現役でワラサ・カツオ釣りに使ってますし、シャクリ竿の サクラ "北海40" は14年前に買ってから買い換えていません。同じカネなら釣り道具屋に貢ぐより、船宿に貢いだ方が魚は釣れるという現実的な理念に基づくものです。 しかして、道具を選ぶのもまた道楽のうちといえるのも確かです。せっかく買うならとことんこだわってみようと思います。 で候補に上がっているのがシマノの電動丸マダイSPとダイワのレオブリッツ270MM。 中にはレオブリッツ150と270を同時に買う豪気な方もいらっしゃるみたいですが、気弱な私にはとてもできないのでどちらかにしなければなりません。
<電動丸600マダイスペシャル>
<レオブリッツ270MM>
<比較表>
ラインキャパは双方3号250メートル以上でまず問題ないでしょう。水深のマージンが2倍以上あり、久里浜のマダイ釣りでは高切れしても道糸足りずという悲劇はなさそうです。
ドラグ性能はつかってみないとわからないのですが、マダイSPはドラグ性能に徹しているとの振れ込みなので、こっちの方がいいと思われます。ドラグ性能がよいという定義ですが、要するにドラグの回転角度に対するドラグ力(摩擦系数)の変化量が少なく、細かくドラグ力の設定ができるという意味のようです。実際お店でドラグを調整しながらスプール軸を回してみると2~3回転させないとスプールの回転がきつくなったという感じがしません。またドラグを効かせたときのスプール軸の回転も非常に滑らかで引っかかりがなく滑り出しがよいです。過去にドラグ性能が悪いスーパータナコンS500Wで大ダイのあたり一発で竿を取るまもなく瞬殺ということが何度かありましたが、そのリスクは大幅に減ると思われます。ただ、あわせた後魚が走りだしたりしたときなど、ドラグを急に緩めたいという時にドラグを回しても追従できないという恐れもあります。
一方、コマセの入れ替え時間はマダイ釣りには重要な要素ですが、これは270MMに分があります。巻き上げ速度がはやく、コマセタイマー機能があるからです。巻き上げ速度は速ければ速いほど有利なのは当然です。巻き上げている(あるいはビシを降ろしている)時間は絶対に魚がつれることのない、いわばデッドタイムです。船釣りは限られた時間内の釣りだし、さらに釣れる時合いは短いので単位時間内にどれだけビシの上げ降ろしができるかは、勝負の分かれ目になります。
270MMの懸念材料としてはクラッチの位置。竿を持つ手で操作できるのでビシ投入時にはいいのですが、特に青物がかかってスプールにブレーキをかけたいとき、親指でスプールを抑えると誤ってクラッチを切ってしまいそうです。
前回、この種のリールでヒラメ釣りをしたとき、一度やっちゃいました(バレなかったけど)。まあ、これは慣れでなんとかするしかないですね。
ということでスペック表を眺める限り、大ダイ狙いならマダイSPが有利、とにかくマダイの顔を見たい、数を釣って竿頭を狙いたいなら270MMが有利 といえそうです。
あ、ネーミングはマダイSPの圧勝ですね(笑)
さて、どうしようか。一晩悩んでみよう。
ところで釣り道具に詳しい哲ちゃんによればシマノさんの電動リールにはかつてコマセタイマーがあったそうですが、探検丸の登場とともに探検丸に機能を移し、リール本体からは落としたらしいです。販売戦略なのかもしれませんが、顧客視点ではないですね。
<電動丸600マダイスペシャル>
<レオブリッツ270MM>
<比較表>
ラインキャパは双方3号250メートル以上でまず問題ないでしょう。水深のマージンが2倍以上あり、久里浜のマダイ釣りでは高切れしても道糸足りずという悲劇はなさそうです。
ドラグ性能はつかってみないとわからないのですが、マダイSPはドラグ性能に徹しているとの振れ込みなので、こっちの方がいいと思われます。ドラグ性能がよいという定義ですが、要するにドラグの回転角度に対するドラグ力(摩擦系数)の変化量が少なく、細かくドラグ力の設定ができるという意味のようです。実際お店でドラグを調整しながらスプール軸を回してみると2~3回転させないとスプールの回転がきつくなったという感じがしません。またドラグを効かせたときのスプール軸の回転も非常に滑らかで引っかかりがなく滑り出しがよいです。過去にドラグ性能が悪いスーパータナコンS500Wで大ダイのあたり一発で竿を取るまもなく瞬殺ということが何度かありましたが、そのリスクは大幅に減ると思われます。ただ、あわせた後魚が走りだしたりしたときなど、ドラグを急に緩めたいという時にドラグを回しても追従できないという恐れもあります。
一方、コマセの入れ替え時間はマダイ釣りには重要な要素ですが、これは270MMに分があります。巻き上げ速度がはやく、コマセタイマー機能があるからです。巻き上げ速度は速ければ速いほど有利なのは当然です。巻き上げている(あるいはビシを降ろしている)時間は絶対に魚がつれることのない、いわばデッドタイムです。船釣りは限られた時間内の釣りだし、さらに釣れる時合いは短いので単位時間内にどれだけビシの上げ降ろしができるかは、勝負の分かれ目になります。
270MMの懸念材料としてはクラッチの位置。竿を持つ手で操作できるのでビシ投入時にはいいのですが、特に青物がかかってスプールにブレーキをかけたいとき、親指でスプールを抑えると誤ってクラッチを切ってしまいそうです。
前回、この種のリールでヒラメ釣りをしたとき、一度やっちゃいました(バレなかったけど)。まあ、これは慣れでなんとかするしかないですね。
ということでスペック表を眺める限り、大ダイ狙いならマダイSPが有利、とにかくマダイの顔を見たい、数を釣って竿頭を狙いたいなら270MMが有利 といえそうです。
あ、ネーミングはマダイSPの圧勝ですね(笑)
さて、どうしようか。一晩悩んでみよう。
ところで釣り道具に詳しい哲ちゃんによればシマノさんの電動リールにはかつてコマセタイマーがあったそうですが、探検丸の登場とともに探検丸に機能を移し、リール本体からは落としたらしいです。販売戦略なのかもしれませんが、顧客視点ではないですね。