マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

ショウサイフグの炙りたたき他

2012年11月28日 | 料理
剥き身で2.1キロのショウサイフグ。食べ出がありました。
定量まで釣ったら、一週間はフグだけの献立ができますね。


釣った当日は、薄つくりもどきと天ぷら。


<薄つくりもどき>


ゆずポン酢でいただきました。
きれいにつくれなかったけど、さすがフグだけあっておいしいです。

<天ぷら>


うまいねぇ~、その後唐揚げも作りましが、天ぷらの方がよかったかな?
普通の天つゆのほか、抹茶塩でもいただきました。

<フグ鍋>


具は白菜とねぎ、それにマイブームのれんこん蒸し団子だけです。
出汁はもちろん、フグの中骨でとったもの。出汁はやや淡白ですが、味わい深いです。

<唐揚げ>


片栗粉でからっとあげました。
もちろん美味しいですが、揚げ物としては天ぷらの方があうかもしれません。

<炙りたたき>

甘皮を軽くバーナーで炙り、タマネギを引いて身を盛り付け、ゆずポン酢でたたきました。
これは大成功。香ばしさに加えて旨みがでて、うまかったです。すぐになくなってしまいました。

どれもおいしかったです。
また、行きたくなりますね。

2012年11月24日 フグ釣り たのしい修行・大原のフグ釣り

2012年11月25日 | フグ釣り
フグとマルイカだけはやることもなかろうと思っていたのですが、釣り友のたー坊さんの誘いもあって大原春日丸へいくことになりました。
ショウサイフグは過去に南房総のイサキ釣りの外道で大漁に釣ったことはあったのですが、カットウ釣りで専門に狙うのはこれが初めてです。
この手のアタリに合わせての釣りは苦手なんで、ちょっと心配です。

それに加えて前日の予報が悪く、外房に詳しいれれこさんにTwitterで質問すると”大丈夫、フグは強風・高波・大うねりでも出ますよ”という返事で三半規管が正常に機能している私としてはかなりビビッりました。実際、港に着くとかなり吹いています。

それでも連日定数80尾の好釣果でどの船も満船。トモから2番、3番に釣り座を据えます。
春日丸さんのフグ船は16人乗せの盛況です。
とはいえ、水深も浅いのでそれほど釣りにくいということはなかったです。

<お隣のヒラメ船も大盛況>




<道具立て>



竿:幻波 カワハギ 180 25号
リール:小船300XH PE2号100m
仕掛け:25号カットウ仕掛け

この竿はカワハギ釣り用に11年前に買ったものですが、出番はこれが3回目という文字通り幻の竿です。

港を出ると予想通りの強風・高波・大うねり。船は時々大波をさけてスローダウンしながらゆっくりと進みます。普段25分のところを1時間近くかけて付いた場所は九十九里沖15ダチ。

この時点で酔っ払ってお一人様リタイア。

<海悪>


今年一番の海悪でした。

道具にエサを付け、投入しますが、底立ちをとってもうねりがひどく、すぐ仕掛けがあがってしまうようです。
とはいえ、慣れた人にはアタリがあり、たー坊さんも良方をあげ、お隣のトモの人も快調に釣っています。
わたしも空合わせでガツンときて1尾は確保しました。

<第1号>


しかし、その後、たー坊さんや他の釣り人は連釣しているのにさっぱりあたりがとれず、あせります。
加えて食いもそれほどよくないみたいで、流し変えの直後にぽつぽつ釣る人は釣りますが、入れ食いというほどの食いもありません。

たー坊さんの桶はフグで埋まっていきますが、開始1時間ぐらいしても2匹目が釣れず、このまま1対80で釣り終了かと最悪の事態を想定し始めましたが・・・・

夜が完全に明けるとようやくはっきりしたアタリがではじめ、ビビビとかククッというアタリにすかさずアワセを入れるとアワセが決まりガツンと竿先がお辞儀してつれるようになりました。

一流しで4~5匹釣れることもあり、桶もだんだんフグで埋まっていきます。


<フグコレクション>




しかして海は悪くなる一方で、他船の船底が見えるような大うねり。さらに雨も降ってきて、寒さもひどくなり、手がかじかんでアオヤギがつけられず、いよいよ修行の様相になってきました。

<他船>




フグはその後もぽつぽつと連れ続け、中には珍しい3点掛けもあり、桶は土産充分となりました。

<桶も満杯>



<本日の釣果>
ショウサイフグ 20~28cm 39尾



剥き身で2キロ強あり、おかずには充分すぎるほどでした。

<船中>
ショウサイフグ 20~32cm 28~62尾(船酔い除く)
イシガレイ・ホウボウ・シタビラメなど少々。

この日は海悪く、流し変えにも苦労する状況で、定数には至りませんでしたが、コツをつかんでからは人並みに釣れる様になりフグ釣りの楽しみがわかりました。
また、機会があればチャレンジしたい釣り物です。
たー坊さん、エスコートおよび運転ありがとうございました。


ちょっといいこと

2012年11月18日 | 日記
この間葉山で釣った小ダイをご近所さんにおすそ分けしたら、お礼にとこんなものをもらいました。

<マダイのカード>


その家のお子さん(小1と年長かな?)たちが書いてくれたマダイの絵のカードです。
裏にはお礼の言葉がかいてあります。

小さいタイでしたが、釣ってきてよかったです。

ちーちゃん、しずちゃんありがとね。

勝浦根魚天国膳

2012年11月17日 | 料理
オニカサゴはマダイと並んでいくらあってもいい魚です。
いろいろ作ってみました。

<オニカサゴとれんこんの蒸し物>


神田一政鮨で食べたアナゴ焼とれんこん蒸しをアレンジしたもの。れんこん蒸しのレシピはこちらです。
塩で味付けしてとろみを付けたカツオ出汁のなかに入れます。カツオ出汁が効いておいしいです。
れんこんはもちもちした食感がいいですね。

<オニカサゴのゆず味噌焼>

かるく塩をしたオニカサゴの切り身にゆず味噌を薄く塗り、焦げないようにグリルで弱火で焼きます。
ゆずの香りがほんのりしてうまいです。

<ユメカサゴとエビのしんじょう汁>

味じたいは悪くなかったですが、味噌味にしたのがやや失敗だったかも。

<ヒオドシの刺身>

オニやユメより脂があっておいしいです。
初めて釣りましたがいい魚ですね。

<勝浦根魚天国膳>


オニカサゴとれんこんの蒸し物、オニカサゴのゆず味噌焼、ヒオドシの刺身、オニカサゴの薄造り、ユメカサゴとエビのしんじょう汁、オニカサゴの出汁の茶碗蒸し、オニカサゴ飯。
堪能しました。

釣った翌週の水曜日はオニカサゴのしゃぶしゃぶです。
<オニカサゴのしゃぶしゃぶ>


具はタコ、白菜、ねぎ、シメジ、厚揚げの薄切りだけです。いろいろ入れないほうがいいと思います。

<オニカサゴの胃袋と肝の甘辛煮>


酒の肴に最高

<オニラーメン>


締めはラーメンで。
これは最高。下手なラーメン屋で食べるよりよほど美味しいです。

<別盛りラーメン>


息子もよろこんでました。

メダイのムニエル アーモンドオイル

2012年11月15日 | 料理

メダイはそのヌルのためかよく思われていないですよね。
同行した釣り人の中にも”メダイならイラネ”っておっしゃった方がおります。
でもひとたびさばいてしまえば、上質な白身が大量に取れるので我が家では重宝してます。

釣った当日に作った夕ご飯です。

<スイートアーモンドオイル>


懇意にしていただいているご近所の奥様から以前おすそ分けしたアカムツのお礼にといただきました。
植物油ですが、とてもやさしい香りで甘みがあり、魚料理に合いそうです。

<メダイのムニエルアーモンドオイル>


このオイルをふんだんにつかってムニエルを作りました。
身がふんわりしあがり、おいしいです。

<メダイのカルパッチョ アーモンドオイルとバルサミコ酢、ワサビのドレッシング>


ドレッシングにもアーモンドオイルを使います。ニンニクを入れるといいのですが、嫁が接客業なので使えず、ワサビを隠し味にほんのすこしいれてます。これだけで味にしまりがでて、たくさんいただけます。

このほかに中骨でとったスープも作りました。
1.8キロのメダイ1枚で豪華な夕食が楽しめました。

2012年11月10日 オニカサゴ釣り 勝浦に根魚天国は実在したのか!?

2012年11月11日 | オニカサゴ釣り
今回はまるかつさん主催の勝浦清勝丸から勝浦根魚天国へ行ってきました。
エントリーした時点では満船でしたが、まるかつさんとかんこさんの計らいで乗せてもらうことができました。
まるかつさん、かんこさんありがとうございました。

メンバーは

 まるかつさん、すずきんさん、汐留Jrくん りんりんパパさん
 たー坊さん 汐留めさん マルソータ


<清勝丸>



渋い船です。甲板上の突起物やちらかりぐらいが船の渋さとあいまっていい雰囲気をかもし出しています。



<沖の波>

予報では北西風6m、沖に出るほどに波は高くなりますが、釣りにくいほどではなかったです。


<道具立て>

竿:ディープクルーザー 150号-200cm
リール レオブリッツブル 500 PE5号400m
オモリ 150/200号 片テン ハリス6号 3本針全長2.5m 針ムツ17号

この竿とリールは魚運が強いですね。

エサは鮭皮が船宿支給、サバの短冊を持ち込みました。

場所は真沖の135mダチ。朝の一投目 いきなり手前祭り。解くのに手間取って他の人に遅れての投入になってしまいますが、底に着くといきなりいい当たりがきます。充分食い込ませてから巻き上げると、水面近くになって暴れ始めメダイがあがりました。

船はトモ流しで若干左より、左トモに有利な流しです。

次の一投でまたまた良い当たりがあり、途中の引きからもオニと確信、テンビンを取るとオレンジ色のオニカサゴが浮上しますが、船長は反対舷のタモ取りに行っていてタモが手元にないので、えいやっと引き抜きました。
オニは空中で針がはずれ、甲板でバタバタ暴れています。
やばかった。

<朝の2投で土産確保>


それから船中でキロがらみ~1.5キロ程度の良型オニが出始め活気付きます。船は狭くて移動が困難なのでなかなか反対舷の様子はわからないのですが、前半はすずきんさんが絶好調だったようです。

わたしにもまたまた良い当たりがあり、前回より重厚な引きで、1.3キロのオニがあがりました。

その後、さらに重々しい引きがあり、途中りんぱぱさんと祭りますが、なんなく解けて魚も幸運にも魚ははずれず1.6キロがあがりました。

<本日最大のオニ>


<桶の中はオニだらけ>


いうことありません。

<汐留めJrくん>

船長の熱血指導を受けながら次々と大オニを仕留めてます。

<りんパパさん>


りんパパさんが大きいのでオニが小さく見えますが、結構大きいオニです。(逆光ですみません)




<本日の釣果>
オニカサゴ 0.5、1.0、1.2、1.6キロ 4尾(最小はリリース)
メダイ 1.8キロ 1尾
ユメカサゴ 20~25cm 5尾
ヒオドシ 25cm 1尾
ヒシダイ 1枚
ゴマサバ 1尾



<船中>
オニカサゴ 0.1~1.6キロ? 23尾
メダイ 少し
ユメカサゴ 多数
ウスメバル、ヒオドシなど少々。

この日は流しの関係からかミヨシよりのアタリが少なかったようですが、終わってみれば船中23尾のオニが上がり大部分がキロがらみ以上の好漁でした。
三浦~相模湾では考えられないですね。

根魚天国は勝浦に実在したのでした。

まるかつさん、ほかメンバーさんありがとうございました。
たー坊さん運転お疲れ様でした。

11月5日 マダイ釣り なんだかなぁ~

2012年11月06日 | コマセマダイ釣り
5日の月曜も休日調整で休み。なんとなく葉山の秀吉丸からタイ五目釣りに行ってきました。葉山のタイ釣りは昔かよったものですが、かれこれ6年ぶりです。秀吉丸は人気の船宿で、この季節土日は20人ぐらい乗っているのですが、さすがに月曜だけに10人で釣りやすかったです。



朝、週2回の常連に東京湾とは比べ物にならないほどむつかしいとジャブを入れられ、そうとうに不安になりましたが、結果的には数はそこそこ釣れました。


時間がないので写真と釣果だけにしときます。

<月曜だっていうのに乗ってますね>




<道具立て>

竿:シマノ ミヨシ3m 40号
リール:レオブリッツ500 道糸PE5号400m
ビシ:L/FL80号
ハリス:4号8m1本針 グレ(メジナ)10号

6mにしたら全然食わなくなりました。不思議ですね。

<こんな魚も>


まだ釣ったことがない魚です。同定不能。誰か教えてください。

<久々のマルソウダくん>



<本日の釣果>



マダイ 0.3~0.5キロ 4枚
イナダ 1.0~1.5キロ 3本
アジ  30cm 1尾
マルソウダ、ゴマサバ多数 オニのエサ用に少数キープ

<船中>
マダイ・イシダイ 1~4
イナダ多数
カンパチ 小さいの 7枚

なんとか、東京湾釣師の面目はたもてましたが、マダイは小さく、裏本命のイシダイは手が合わないのか釣れず、平日の割にはちと残念な釣りでした。
秀吉丸の船長は、三戸浜沖からカメギ根、葉山港前など、広く探ってくれて、場所の解説も丁寧で、熱意を感じました。
人気船宿だけのことはありますね。