マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2013年9月21日 アカムツ釣り 最後によい魚があたってくれました

2013年09月22日 | アカムツ釣り
恒例のまるかつさん主催の波崎仁徳丸からアカムツ仕立の第1回目に行ってきました。
年に2回しか会えない釣友もいるし、今年のアカムツは好漁なので、楽しみです。

すずきんさんの家で車を入れ替えて、2人で一路波崎に向かいます。

今回のメンバーはすずきんさん、うぞっさん、マイキーさん、いとうちゃん、渚のトミーさん、ポン太さん、扇さん、ヨシケンさん、スパ郎さん、聖ちゃん、まるかつさん、マルソータの12名。

初めてお会いする人も多かったです。

<釣り座>

右から2番目

今年の波崎アカムツは連日頭ツ抜け、平均に5~6尾と絶好調、しかもベタ凪とあって出船前からスケベ心一杯です。

<船長さん>


今日は大船長の舵。いろいろ教えてもらえました。

<道具立て>
竿:ディープクルーザー 150号-190cm
リール レオブリッツブル 500 PE5号400m
オモリ 150号 胴突2本針 ハリス6号50cm、針ほた・ムツ17号、枝間1ヒロ、捨て糸30~100cm(釣った時は全部短くしてました)

さて、場所について流し始めると左から歓声が聞こえ、まるかつさん、うぞっさん、ヨシケンさんが次々とアカムツをあげます。
しかし右側は全くアタリなし。

自分もいろいろやってみますが、魚っけはなく、底物の外道も当たらず、サバもうるさいほどにはかかってきません。
やがて、着底と同時にふにゃにゃと軟体系のアタリが。上がってきたのはスルメ。

<スルメイカ>


食わせ釣りでイカが乗るのはたまにありますが、スルメは初めてかな?

あまりに魚っけがないので、普段使わない夜光玉と集魚ランプを追加し、更に捨て糸を50cmと短くして、ひらすら底をトレースするようにタナを取ります。
すると、グイグイとアタリがあり、上がってくると小ぶりながらアカムツ様でした。
右側では1本目だったかな?

<アカムツ様>

30cm

その後もアタリ少なく、

<メジマグロ>

しばらくぶりのマメジ。針を外すとき、エラから血が出ていたのでキープしました。

<ウスメバル>


などがあたっただけ。
途中竿先を持っていくすごいアタリがあり、引きも本命らしく、アカムツならそうとうでかいなと思ってゆっくり巻いていると、残り50mでいなくなりがっかり。ま、魚は一定の確率でバレるんです。仕方ありません。

しかし、船中まったりムードの中、もうすぐ終わりという時に一瞬の時合がありましたよ。
そこかしこで大きめのアカムツがあがったり、サメに食われたり。

自分の竿にも力強く竿を叩くアタリがきて、ゆっくり巻きますが、船長からサメに食われるから、高速で巻いてといわれ、マックスで巻きます。サメに食われるか、口切れするか、お祭りで落ちるか、上がらないだろうなと思っていましたが、無事船長のタモも収まってくれました。

<アカムツ>

38cm。船中最大でした。

<本日の釣果>



アカムツ 30~38cm 2本
ウスメバル 30cm 1本
メジマグロ 35cm 1本
スルメイカ 25cm 1杯
サバ 1本 ほか餌用5本キープ。

日曜日に近所の人と宴会なんですが、肴は十分釣れました。

<船中釣果>
アカムツ 25~38cm 0~3本
ウスメバル、サバ、メダイ、ムシガレイ、スルメイカなど交じる。
直前の釣果がよかったので期待が大きかったですが、潮も動かず、潮色も悪く、今ひとつとなってしまいました。
まあ、思ったようには釣れないから魚釣りは面白いんです。

それにメンバーの皆さんといろいろ話ができて楽しかったです。
来月も楽しみにしています。

まるかつさん、主催ありがとうございます。すずきんさん、運転ありがとうございました。メンバーの皆様。またお会いしましょう。



カツオのスパイスカレーなど。

2013年09月10日 | マグロ・カツオ釣り
4本のカツオの内、2本はご近所さんにおすそ分けし、2本家で食べました。

釣った初日はもちろん、お刺身などの生食にしますが、2日目はちょっとかわったところでエスニック料理にしてみました。

<カツオのスパイスカレー>


カツオの切り身にチリペッパー、ガラムマサラ、塩をしてしばらく置きます。
トマト、玉ねぎ、ニンニク、生姜をミキサーにかけてペースト状にします。クミンシードをサラダ油で炒め、ペーストを更に炒めてあめ色になったら、コリアンダーパウダー大さじ1とチリペッパー小さじ1、塩を加えてしばらく煮込み、最後に生クリームをいれルーをつくります。
カツオの身をサラダ油でサッとソテーしルーと和えればできあがり。
意外と好評でした。トマトの甘み、酸味とスパイスの香りが丁度いい感じでカツオに合いました。

<カツオのスパイスソテー>


ヨーグルト、トマトケチャップ、すりおろしニンニク、コリアンダー、粒胡椒を合わせたタレにカツオの身を付け、粉をつけてフライパンでバターで焼きます。焼き過ぎないように注意して中心が半生ぐらいに仕上げると柔らかくて美味しいです。

<カツオのサラダ>


蒸したカツオの身をほぐして、チリペッパー、ガラムマサラ、パプリカなど好きなスパイスをいれ、マヨネーズで和えてサラダにしました。
これもうまかったです。

<カツオの刺身>


辛子醤油でいただきました。神田の大将に教わった食べ方です。わさびや生姜とまた違う味で楽しめます。脂の乗りはそれほどでもありませんが、釣った当日は味が濃くてなかなかの味です。

<手捏ね鮨>


伊勢で食べなかったので、自宅で食べました。

<ビリ辛竜田揚げ>


そばつゆの元におろにニンニクを入れ、一味とうがらしとあわせてカツオの切り身を漬け込み、片栗粉を付けてごま油で揚げました。
ごま油の香りが香ばしく、ビールに最高でした。

2013年9月7日 マグロ・カツオ釣り カツオ釣りをナメていました。

2013年09月08日 | マグロ・カツオ釣り
ここ3年ほど、カツオ釣りの坊主率が異常に高かったんです。
釣り自体はコマセマダイに近い釣りで、かつてはそれほど苦手ではなかったのですが、どうも最近やたらと坊主が多かった。
今日、その理由が分かりました。


葉山あぶずり港清兵衛丸さんからの出船です。葉山の船は都心からも近いので人気の船宿が多いですが、清兵衛丸さんはどういう訳か比較的空いている日が多いです。この日も他船は20人近く載っている船が多かったですが、9人だけでした。

釣座は左舷トモ。でもこの釣り座で坊主が多いんだよ。


<道具立て>




竿:ダイワ ゴウインブルHH-220
リール:ダイワタナコンブル750 PE10号 300m

仕掛け:カツオ用 ヒラマサ15号 ハリス 20号3m→ネムリ系の針 ハイス16号4.5m
    マグロ用 インターフック カンパチ・ヒラマサ16号 ハリス 30号6m

船は出船すると南西方向に舵を向け、行程一時間で江ノ島の真南あたりでナブラ発見。いくつかの船団に別れてそれぞれ群れを追っています。

最初の投入で船中数名にあたりがあり、お祭りしながらも良型カツオが取り込まれますが、自分は空振り。



<活気付く船団>



ナブラは多く、うまく反応に当てると何人かが同時にあたるという感じです。
隣の人は絶好調で何度も当てています。

が、自分には当たらず、エサをむしられることが2回ほどあっただけ。
なんか、魚に見切らてるっぽい気がしてきました。

隣の人が5本釣った時点でアタリなし。

ヤバイ、ヤバイ、一人坊主か・・・

思い切って反対のトモのいつもお見かけする常連さんに、聞いてみました。

「どうも当たらないんですが・・・」
「ハリス何号でやっているの?」
「20号です」
「それじゃあたらないよ。16号以下じゃないとダメ」

といって、ご自分の仕掛けを一組分けてくれました。

そしたら、


仕掛けを変えて、2回目の流しで、ガクガクと竿が震え、直後に突っ込みました。
上がってきたのは3キロ級のカツオ。

<カツオくん>


それから3本連続で当てて全部船に入りました。

カツオは前回より2周りほど大きくなっており、パワーも前回とは比較にならないほど強烈。ゴウインブルでも走ると巻けませんね。

4本取った時点で35リットルのクーラーは満杯になり、その後は30号6メーターのハリスで水深を50mまで落として、キハダを狙いましたが、アタリは来ませんでした。

<本日の釣果>
カツオ 3.3~3.8キロ 4本



<船中釣果>
カツオ 全員クーラー満杯。キメジ2本


キハダかキメジのデカイのが隣の人にあたりましたが、ハリス切れでした。

思えば、キハダが回りだしたのはここ4年ぐらいのことでその前は10~12号ぐらいのハリスでやっていたんですね。
それからキハダに瞬殺されることが多くなり、ハリスもどんどん太くなって20号ぐらいまで行くと、針の結び目も大きくなって、周りの人が細いハリスを使っていると魚に違和感を与えて食いが悪くなっていたんでしょう。
カツオはハリスを気にする魚ではないと思っていましたが、思い込みは禁物です。
仕掛けを変えて、これだけ食いが変わったことはちょっと記憶にありません。

常連さんに感謝です。