マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

やっぱり旨いヤリイカ

2012年05月16日 | 料理
9年ぶりに釣りたてヤリイカ食してみましたけど、うまいなぁ~。

<イカ刺し>


出汁醤油とおろし生姜でたべました。この時期は身がぺらぺらになるらしいけど、そんな感じはまったくしませんでしたね。
旬のイカはしばらく食べてないのでわかんないですけどね。
このヤリイカは甘みがあって歯ごたえ充分、最高でした。

<揚げイカだんご>


ビールによく会います。

<イカの煮付け>


小ぶりのメスが数杯いたので、煮付けにしました。やわらかくて食べやすいです。

<ゲソの湯通し>


ポン酢でたべましたけど、これが以外においしいです。

<えんぺらのマリネ>


軽く油通しして自作ドレッシングであえただけですが、油通してもおいしいですね。
家でたべたのは13杯ぐらいだけど、もうしばらくイカはいいかなっていうぐらいボリュームありました。日本酒1升は飲めますね。

沖干しはまだたべてません。
楽しみです。

2012年5月13日 ヤリイカ釣り9年ぶりの軟体系は・・・

2012年05月13日 | ヤリイカ釣り
イカ釣りは10年ぐらい前までそこそこやっていたのでが、息子が小さいころ、スルメのげそをのどに詰まらせてからイカを食べなくなり、以来イカ釣りはご法度のつりになっていました。しかして、その息子も、もはやオヤジが釣ってくる土産に関心を示さなくなり、イカ釣りを再開することにしたのです。

久々にイカをやろうと思い立ったのは年明けぐらいだったのですが。その後しけやら仕事やらで沖に出れず、そうこうしているうちにマダイのノッコミシーズンを迎えてしまい、ここで行かなきゃもうシーズン終わりそうです。

で、行ってきました三崎港佐円丸のヤリイカ乗り合いです。

<第2福丸>


右4人、左3人の釣り易い人数、右のトモです。

朝一、ちょっと手がすべって、あるものを海の女神様に奉納してしまいました。

アイタタタ・・・・

これはなんとも不吉な予感が・・・

周りはイカマニアの人ばっかりでひょっとしてスソならまだしも、丸坊主をくらうのではないかと不安になります。
城ヶ島沖の水深170mで第一投、底の方でしっかりとしゃくりを入れますが、これが重い。
120号のしゃくりってこんな重労働だったとは・・・

しかし、イカの機嫌はよいらしく、数回誘うとズシンと来ました。
が、これは途中でハモノ(たぶんサメ)取られて、ゲソだけあがってきました。

その後、3投目ぐらいに着低と同時に竿先がフワフワするので、アワセを入れると、ずーんと来ました。
であっさり2杯げっと。

<意外と機嫌のいいヤリイカ様>


その後もぽつぽつ釣れ、着低と同時にしゃくりを入れたところ、ずずーんと音がするような重量感で4杯掛けもありました。

<桶にはヤリイカが次々とたまっていきます>


天気もいいので隣の人にならって沖干しを作ります。

<沖干し>

沖干しにされたイカの気持ち・・・のどが渇きました・・・

飽きない程度にアタリはありはあるのですが、潮が2枚潮なのでお祭りや、サメに取られるイカもいてなかなか船にあがってきません。

あまり、数はのびませんでしたが、晩のおかずとおすそ分けの分ぐらいは取れました。

<本日の釣果>
ヤリイカ 25~50cm 18杯
サバ 40cm 数本 全部リリース

<船中>
ヤリイカ 8~18杯(18は二人)
サバ少し


なんと9年ぶりのイカ釣りで竿頭になってしまいました。
これもあるものをしっかり奉納したご利益でしょう。

イカで苦労されている人は奉納すれば、竿頭になれます(たぶん)


ヤリイカは底にしかいないみたいなので、うえの方までしゃくりを入れても疲れるだけみたいでした。
2~3回しゃくり上げて乗らなきゃ、底に落とし、時々20mぐらい巻いてまた落とすと、そのとき乗ることが多かったような気がします。

それにしても疲れた一日でした。






広東鮮魚料理

2012年05月12日 | 日記
仕事で中国の広東省広州へ行って来ました。

<海鮮レストラン>

たくさんの生簀のなかから好きな魚介類を選んで料理してもらいます。

<厨房はこんな感じ>


<とこぶし>



<コイに似た魚>


<カニ>


<ハタの一種>

これは500g1000円ぐらいと高価。


<とこぶしのオイスターソース炒め>

うまいです。

<カレイの蒸し物(オイスターソース)>


<ハタの仲間の蒸し物(塩ベースのソース)>

これが最強にうまいです。
オニカサゴでやったらどんなだろう?

<豚肉の煮物>



どの料理も味付けが複雑でおそらくいろいろな調味料やスパイスを複合的に使っているのでしょう。
とてもまねのできる味ではありませんが、でもまねしちゃいます。きっと。


このほか、全部で12皿とビールたくさんで600元(¥7200円)ぐらい。
安いですね。


結婚20周年記念マダイコース料理

2012年05月05日 | 料理
実は今年結婚20周年記念だったんです。
これを祝って久里浜の海の幸でコース料理を作った見ました。息子は大学に入ったら朝からそそくさと出て行って夜中まで帰らないので2人で夕餉です。
まあ、別に記念じゃなくても作ってたと思いますけどね。


<まな板の上のマダイ様>



1.8キロです。丁度食べごろですね。この時期のサビたマダイは真子、白子に栄養が行ってしまうためか味が落ちるんですね。
なので、躊躇なく油を使った洋食にします。

<マダイのブイヨンとタマネギのスープ>


これは前日、キロ弱のマダイ様のアラでとって冷蔵しておいたものです。具はタマネギとパプリカです。魚臭さを消すために白ワインをちょっと入れて仕上げに粒コショウとパセリを散らします。味付けは塩とコショウだけです。

<マダイのカルパッチョ>


サラダはつまみ菜という野菜です。ちょっと苦味があっておいしいですね。今回はドレッシングも自作しました。ワインビネガーに香味野菜を入れて2時間ぐらい煮出します。布巾で越して、オリーブオイルを2:1でよく混ぜ塩とコショウで味付けします。
ちとビネガーが強かったかな

<マダイのブイヨンとミルクのリゾット>


最近これに凝っているんです。和風の鯛めしを食いすぎたというのもあるんですが、この食感がたまんないです。
しっかりシンを残してます。そうでないとおじやになっちゃうから。
それからマダイのブイヨンは強いので、炊き込むとき牛乳を使いました。だいぶマイルドになって魚臭さが消えます。
あと、白ワインも入れてます。

<マダイのポワレ 白ワインとバターのソース>


これはいつもの料理なんだけど、ソースに悩みました。
オニとちがい、マダイの身はやや弱いので、シンプルなものがいいと思います。
なので、白ワインを煮詰めてバターをいれ、塩・コショウで味付けしたシンプルなソースにしましたが、これがばっちり決まりました。


反省点はあるんですが、まずまずのお味でした。
最近、ちょっと料理がマンネリ化してきた感があります。一度、教室とかで勉強しないと限界を感じますね。

2012年5月2日 マダイ釣り 雨の久里浜沖に奇蹟は起きるのか

2012年05月02日 | コマセマダイ釣り
土日は食わないのが久里浜沖のノッコミマダイの習性なんですが、この原因は実は剣崎沖にあったりします。なぜかというと6時出の剣崎船は地元の場所で小一時間やって食いがなければ、7時出船の久里浜船の操業時間に合わせて、場所移動。久里浜船のビシ入れと同時にビシを入れるわけです。その数およそ数十隻。久里浜の船長に言わせれば、地元と横浜の船が1日で巻くコマセを30分で撒いてしまうという具合なので、絶対数が多いワラサやイナダならまだしも、数の少ないマダイ様はあっという間に飽食し、餌を追わなくなってしまうのです。
なので、剣崎沖の模様がいい日には久里浜も食うというわけのわかんない相関性があるわけです。もう、水温も潮回りも水色も、もちろん釣りのテクニックなんて些細な問題であって、本質的な攻略法は、船が少なそうな日を狙っていくしかないというわけです。

平日でなおかつ久里浜沖が2~3日食い渋った後の雨模様の日がベスト。

これが、私の出した結論でございます。

そしてこの予想がまたよく当たるんです。
しかして食う日が仮に的中したとしても、来るべきその日に釣りに行けなければ意味をなさないのですが、連休中のこの日幸いにも予報は雨。この日行かなくていつ行くんだというぐらいの千載一遇の絶好日に久里浜・五郎丸へと出撃しました。

さて、予報悪いためか、港に車は少なく、わが五郎丸はなんと釣客2名。いけば必ずお目にかかれる常連さんです。

<2名の大名釣り>



<他船もガラガラ>



<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ3m 60号
リール:レオブリッツ270MM 道糸PE3号300m(高切れで実質230m)
ビシ:L/FL80号
ハリス:3/4号4.5m+8号4mをサルカンでつなぐテーパー仕掛け 本 針 グレ(メジナ)10号/8号

仕掛けは朝一は超大型が食うことがごくまれにあるので、ハリス4号/グレ10号からはじめます。最近テーパー仕掛けを使っていますが、これはちょっと高いハリス(グランドマックス)に変えたからで、お祭りなどで消耗したときに気前よくハリスを交換できるようにするというけちくさい理由によります。おそらく食いにはあまり関係ないと思われます。

場所は久里浜沖の航路脇36mで開始。
幸いにも懸念した剣崎船はほどんどおらず、期待充分です。

潮の動きはすくなく、道糸はほぼ真っ直ぐに降りていきます。
棚は下から10m、6mまではゆっくり巻き、そこから大きくコマセを振って棚で待ちます。最初のビシを入れて2分後、ちょっと竿を煽ってみようと手ししようとしたそのとき、ガクンと竿が入りました。

キタキタキタ・・・・

合わせを入れると本命の手ごたえ、いい感じの引きで0.7キロがあがりました。
他船でもそこかしこでやりとりしています。
これはいい日にあたったかと思ったのですが・・・・

その後、他船には誰かがあたっているものの、わが船には当たりなく、さすが2人ではコマセがきかないのかとあせってしまいます。
他船で誘っている人が連釣しているので、ならばとめったにやらない誘いを入れます。ゆっくり竿1本分誘い揚げそのままゆっくりと竿を下げていくと・・・これで食うわけないよなと思いながら繰り返しているうちに竿先にガンガンと当たりが出ました。

おお、食うじゃんと巻きに入ったところでいなくなりました。


その後も他船で条件の合っている人は釣っていますがノッコミマダイというより、秋のマダイみたいな0.5キロ未満が多かったです。

船長も痺れを切らせて場所移動。船のすいている南よりの52mダチへ移動。

上げ潮勝負と見て、餌取りもいないので6分待ちでまったりとやっているとそろそろ来るかなと思った10時前、竿が鋭く、かつ力強く入りました。

あわせると結構な手ごたえ。
とは言え糸を送るほどではなく、ときどき竿でいなしてあがってきたのは久々のマダイらしい1.8キロでした。

<マダイ様 1.8キロ>


その後、この場所で0.4キロと0.9キロを追加して、雨も強くなった2時前にやや早めの上がりにしました。

まあ、荒食いってほどの食いではなかったですが、一応の目的は果たしたので満足でした。

<本日の釣果>

マダイ 0.4、0.7、0.9、1.8キロ 計4枚
マサバ 40cm級 1本




<船中>
上に同じ。もう1名様は完ボだったみたいです。ただ、大型ハリス切れはありました。


さて、棚のとり方ですが、上から指示する船と下から指示する船があります。
五郎丸は基本下からですが、最近の仮説では上から取る方がよいとされています。今回は場所移動の最初だけ下からとりそれで水深をメモって、あとは上からの棚取りで海底から10mに来るようにしました。
このとき潮が行っていない場合はハリスがなじむ前にコマセを振るとビシが針より下の位置でコマセを振ってしまう恐れがあります。
充分ハリスがなじんだのを見計らってコマセを振りましょう。



これで春のマダイ釣りはおしまい(たぶん)
次からは釣り物を変える予定です。連休中もう一回ぐらいは行きたいですね(たぶん)

ちなみに本日は剣崎沖もよかったみたいでしたね。やれやれ。

<追記>

マダイ釣りの長ハリスの捌き方
なんていえるほど、うまくないんですがね。
ちょっと質問があったので、わかる範囲で書いときます。


(1)1本針にする。2本針はメリットも多いですが、こと手返しに関してはいいことはありません。10m近くになると一気にむつかしくなるので自信がないとき、風が強いとき、お祭りが多いときはすなおに1本針にしましょう。
(2)テーパー仕掛けを使う。ハリスは太い方がさばきやすいです。なのでテーパー仕掛けはこの点でメリットがあります。ただサルカンの結び目がハリスを引っ掛ける要因になるのでこの点は気をつけましょう。また、テーパー仕掛けは回復不能の手前祭りに陥ったとき、サルカンのところで切って結び直すことができるのもメリットです。
(3)手繰ったハリスの置き方。これが最重要なんですけど。
要するに投入時の手前祭りがなぜ起きるかを考えてみることです。仕掛けを回収してビシを桶にいれ、ハリスを手繰ります。
そのとき、手繰ったハリスを足元か座席のとなりに重ねておくわけですが、ハリスはビシに近いほうが下になり針側が上になります。
それで針に餌をつけ、ビシにコマセを入れてそのままビシを落とすとどうなるか?
当然重なったハリスの下の方からハリスが出て行くわけで、そのとき上に重なったハリスを巻き込んでしまい祭るわけです。このパターンが非常に多いと思われます。6mぐらいならなんとかこれでもできないことはないですが、8mを超えると丸まったハリスは回復に長時間を要する場合があります。
そこで、針に餌をつけたら、一度針先側が下になるようにハリスを重ね直すことです。餌のついた針はハリスを重ねた場所から離し、船べりか座席に置きます。
それから投入すれば、ほぼ問題なく落ちていくはずです。これは一見手返し悪化のように見えますが、実はトラブルが少なくなるのでトータルの効率は明らかに上がります。
(4)ハリスは常に海水でぬらしておく。乾くと摩擦が増え、絡まりやすくなります。

といったところですが、風がビュービュー吹いてミヨシのハリスがトモの人のクーラーにひっかかるような場合はどうやってもダメかもしれませぬ。
あとは毎週通うことかな(笑)