マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2015年11月23日 イシダイ五目釣り 土産は取れましたが・・・

2015年11月24日 | イシダイ五目
秋も深まり、剣崎間口港利一丸さんからイシダイや高級外道を狙うイシダイ五目仕立のシーズンとなりました。
乗合船が入らない狭いポイントを狙うので人気が高いのですが、年々その人気度合が増してきて、今年は盆明けぐらいに利一丸さんのブログを見ると既に11月後半~12月前半の土日は全部埋まっています。女将に空いている日はない?と電話で相談すると11/23日ならということですかさず予約をいれました。

メンバーを募るとすぐさま満船となりました。

<メンバー>
右前 ぶんちゃん、汐留さん、にのっち、たー坊さん
左前 まるかつさん、ポン太さん、スパ郎さん、マルソータ




<道具立て>
竿  シマノライトゲームBB H190
リール DAIWA レオブリッツ270MM 道糸PE3号
ビシ サニービシ 60号FL
仕掛け:ハリス4号、針グレメジナ8号 3.5m 2本針 
エサ:オキアミコマセ、オキアミエサ。

ウイリー仕掛けやイカタンエサなど試してみましたが、この時期は基本の仕掛けにオキアミエサがよさ気ですね。


釣り方は船長の指示指示タナの下限まで落とし、ゆっくり誘いあげ一回通したら仕掛け回収とエサ付け再投入という忙しい釣りです。

実際仕掛けを回収するとほぼ100%エサがありません。エサ取りが取られる前にイシダイや高級外道を針がかりさせるのが難しいところです。
最初の場所は港前の指示タナ19~25m。

道具を入れると道糸がトモ方向へものすごい勢いで流れていきます。下げ潮がすごい。
いつもは船を止めて釣りのですが、今回は潮が効きすぎて流し釣りです。
何度かやり変えている内にガツンと当たり、決行な突っ込みで鯛類と確信しましたが、痛恨のバラシ。

その後場所を変え、指示タナ38~32mへ。

道糸が斜めに入るので指示タナよりだいぶ下まで落としてゆっくり誘い上げると30mぐらいのところでキュキューンと竿が入りました。
しかし、途中の突っ込みはなく、何かなと思っていると

<大イサキ>


この場所で夏のシーズン中にもあまりお目に書かれない良型イサキを4尾ゲット。

<イサキちゃんたち>


その後場所を転々と周り、運がいい人には本命も当たります。

<ポン太さん>



外道魚はそこそこ当たるのですが、本命が遠い・・・・

<アイゴ>

引きがイシダイに似ていてタモ取りをお願いしてしまいました。ヒレに毒があります。その後リリース

<シロウマ(ウスバハギ)>


かなりの引きで糸が出て、けれど突っ込まないのでイナダかと思いましたが・・・・ヌボ~と海中から現れたのはこの子でした。
その後も3枚ぐらい当たったかな。

イシダイは船中3枚ぐらいで後半戦へ・・・

諦めかけたころ、最初のポイントでギュギューンと竿が突っ込むいいあたり。シロウマ?アイゴ?と思ってやり取りしますが、タモも頼まずにハリスを手繰るとイシダイ様浮上。しかもでかい。すかさずお隣のスパ郎さんにタモ取ってもらいました。

<イシダイ様>


1.1キロの良型でした。

この時、船長は場所変えのつもりだったらしいいですが、形を見たので続行、潮が緩んだ一瞬の時合にバタバタとイシダイが出ましたよ。

<にのっち>



<スパ郎さん>



とは言え全員には周らず、その後大アジを少しつったところで上げ潮が強くなり、沖あがりとなりました。

<本日の釣果>
イシダイ 0.5~1.1キロ 3枚
イサキ  31~37㎝ 4尾
マアジ 35㎝ 1尾
シロウマ 52㎝(1.7キロ) 1枚(他リリース2枚)
ウマズラハギ 35㎝ 1枚(他3枚リリース)
カワハギ 25㎝ 2枚
アイゴ 35㎝ぐらい 3枚(全部リリース)




<船中>
イシダイ 0.5~1.1キロ 0~3枚(3枚3人、坊主3名)
イサキ 30㎝~37㎝ 1~4尾
マアジ 35㎝前後 多数
メジナ、シロウマ、ヒラソーダ、マルソーダ、アイゴ

下げ潮の時間が長く、前の方の人までイシダイが回りませんでした。食いも渋かったですね。
それでも大イサキやメジナなどで土産はまとまったようです。
3枚釣った3人がそれぞれ1枚ずつ進呈し、全員のクーラーにイシダイが入りました。

今回は渋かったですが、また来年もよろしくお願いします。



フグ料理いろいろ

2015年11月21日 | 料理
大釣りだったフグでいろいろつくってみました。


和食系
<昆布締め>


昆布を酒でしめしてからフグの切り身を乗せ、塩をして2時間ほどおきます。
香りがよく、日本酒に良く合いました。

<フグチリ>


中骨で取った出汁で炊いたもの。具はなるべく香りの優しい物がいいと思います。今回は長ネギと船宿でもらった小松菜のみ。
フワフワの身が最高です。

<天ぷら>


フグの揚げ物は唐揚げより天ぷらの方が好きです。さくさくの衣とジューシーな身の歯ごたえが良いです。


中華系

<シューマイ>


まるかつさんのフグシューマイをアレンジしたもの。
フグのすり身にカニ缶一つと小さじ1ハイの砂糖と塩、大さじ1ハイのごま油をくわえ、シュウマイの皮に包んで10分蒸したものです。
これは当たりでした。癖のない練身でもちもちした食感がよいです。赤いのはクコの身です。フグの練り物はよいですね。


<蒸し物棒々鶏の風のタレ>

フグの切り身を蒸して棒々鶏のタレをかけたもの。
タレは芝麻醤、豆板醤、中華スープ、ごま油、刻み長ねき、するおろしニンニク、砂糖を合わせたもの。
タレの味決めが今ひとつでしたが(ねぎが多すぎて、苦味が出た)上手く作れば絶品の可能性がありますね。

<四川炒め>


お馴染み料理ですね。
最高です。

<中華天ぷらのカニ餡>


和風の天ぷらとの違いは、衣にベーキングパウダーと片栗粉を添加して、厚めでさくさくの衣にすること。
餡は中華スープにカニ缶とねぎを入れて水溶き片栗粉でトロミをつけたもの。
これは旨いです。白身魚ならなんでもできます。

<中華風刺身>


タレはごま油、辣油、中華スープを合わせたもの。

<小松菜のニンニク炒め>

不動丸さんで大量の小松菜を頂きました。
これをごま油、ニンニク、中華スープで炒めます。旨いですよ。この料理だけでもお腹いっぱいになります。

洋食系
<ポワレ>


アボガトクリームソース。
最高でした。

<カルパッチョ>

オリーブオイルを大量にかけるのがよいです。
味付けは塩・コショウ。

<燻製>


味自体は非常によいです。ただ、薄皮向かなかったので食べにくかったです。次は薄皮剥いてからやります。


まだ、半分ぐらい冷凍されてます。
忘年会で盛大に鍋大会でもやりましょうか。


イカ真鯛おやじさんありがとうございました。




2015年11月15日 コマセマダイ釣り 残り物には福がある・・・・かな?

2015年11月15日 | コマセマダイ釣り
この日は大原にオニカサゴ釣りに行こうと仲間と予約まで入れたんですが、前日の予報が悪く中止となりました。
雨だし家でぶらぶらするつもりだったですが、夜中の3時に目が冷めてしまい予報を見ると東京湾は凪予報、しかも雨とくれば機嫌の良くなるお魚があるじゃないですか・・・

そそくさと車にマダイ道具を積んで定宿久里浜の五郎丸さんへ出かけました。
道中は土砂降りといってよい雨、他に誰も来なかったらどうしようかと思っていましたが、4時過ぎに着くと既にクーラー5個。心配には及びませんでした。

6番目だと釣座選べません。ほぼ一日下げ潮潮なのでご常連たちは風は南に変わると読んでミヨシから埋まっていき、最後に残ったのは右トモ。
しかたなく残った右トモに道具を置きました。

<五郎丸>


<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ40号 3m
リール:ダイワ レオブリッツ270MM PE3号400m
ビシ:80号 FL(FL必須。Lだとコマセが最後まで持ちません)
仕掛け:8号4.5m、4号4.5mテーパー仕掛け ハリ グレマダイ8号2本。


場所に着いて小一時間当たりなし。

下げ潮が効いてくるとシマシマがポツポツ上がり始め、中には1キロぐらいの良型も混じります。自分の道具にも1枚小さいのが当たりました。


それからしばらく当たりなし、エサ取りの活性も低く、こりゃ悪い日に当たったかと思いましたが・・・

10時近くなってようやく、いいあたりでマダイ様が上がりました。



コロコロ太った1キロジャスト。船中一号。

で、風は変わらず北の弱風。

この後、条件が合ってきたのか、バタバタとあたり。


こんなのや


1.3キロ



こんなのや



1.1キロ

こんなのも



1.0キロ

他に鯛めしサイズ3枚混じり、3ビシ連続で当たりという時もあって、久里浜のお魚さんにグイグイしてもらいました。


イシダイのいいのが1枚ほしいなぁと思ってタナを上げると

最後のビシで上がりましたよ。


0.7キロ

<アオアジ>



結局風は変わらず最後まで北風、トモ有利の潮で時間になりました。

たまにはこういうこともあるってことですね。

<本日の釣果>



マダイ 0.3~1.3キロ 7枚
イシダイ 0.3~0.7キロ 2枚
アオアジ 30㎝ 2尾

<船中釣果>
マダイ 0.3~1.5キロ 1~7枚
イシダイ 0.3~1.0キロ 1~7枚
アオアジ混じる

マダイは船中15枚ぐらいかな。
マダイとイシダイはだいぶタナが違っていてイシダイがほしいときは+2mぐらいが当たりますね。
大きいのは出ませんでしたが、よい釣りでした。

ショウサイフグ釣り 怒涛の入れガツン!

2015年11月07日 | フグ釣り
久々に悪い大人で釣りに行ってきました。

なにしろ滅多にない機会なので、慎重に計画を立てないと後で後悔することになります。
なので、いろいろと釣り物を考えるわけです。
久しく釣ってない久里浜真鯛、ヤリイカも最近好調だし、アマダイも大きいの狙いたいし、空いているとやりやすいオニカサゴもいいなぁ。
なんて考えていると、ツイ仲間のイカ真鯛オヤジさんから「鹿島からフグ釣りに行きませんか?」というお誘いのDMが届きました。

イカ真鯛オヤジさん


イカ真鯛オヤジさんは鹿島から日立の釣りを知り尽くしたツイの船釣り分野では知らない人がいない有名人。

しかして自分はフグ釣りは不得手中の不得手釣り物・・・

過去の戦績を紐解いてみると
()内は竿頭

2014/7 6(10)
2014/7 15(20)
2014/6 16(59)
2014/3 8(15)
2014/2 13(40)
2012/2 39(62)

この戦績ではせっかくのお誘いも躊躇してしまいます。
失敗の許せないプロジェクトなので出来れば慣れた釣り物がいいかなと思っていたのですが、前日に大洗から出た別のツイ友が爆釣。
この情報が最後の決め手となって、鹿島の不動丸さんへ向かうことになりました。


朝、4時過ぎに着くと鹿島港の駐車場はほぼいっぱい。釣れ盛るヒラメ船はどこも満杯です。
しかし、フグは穴らしく大型船にわずか7名とガラガラ。

<不動丸さん>

右 ヒラメ船、左フグ船

イカ真鯛オヤジさんと2人で右舷の後ろに席を取りました。


後ろ姿のおやじ様

<道具立て>
竿:アルファタックル カットウフグ150
リール:シマノ 幻風301XT(左巻) PE1号 200m 先糸フロロ3号1.5m 
誘導式カットウ仕掛け 25号


船長に場所を聞くと、最初に前日反応のあった真沖の根を探索して釣れないようなら大洗まで行くとのこと。
大洗は前日定量なので期待が膨らみます。


<海は凪>


真沖の30mダチで探索開始、程なく投入合図。

一年ぶりのカットウを落として、しばらくすると、ククッ 竿先にアタリ。すかさず合わせをくれるとガツン!。

途中の引きも強く、一投目で早くも1尾目が出ました。

<一年ぶりのおフグ様>

30㎝強の良型。

これは幸先よいなと思うと次の道具でもガツン、そのつぎもガツン。

一流し入れガツンが続きます。
<最初の一流し目の桶>


フグは簡単には釣れないものという先入観があったのですが、ウソのようなアタリ。
釣りは腕や道具より魚の機嫌がすべてなんだとあらためて思い知らされました。

流す毎に桶は順調に埋まります。


これが


こうなって




最後は



途中、探索タイムがありましたが、最後の場所はほぼ入れ掛かり。

ククっと来てガツン!

もぞもぞっと来てガツン!

ふわっ食い上げてガツン!

ブルブルっと来てガツン!

難攻不落のショウサイフグがこれほど釣れて良いのか、夢を見ているのではないのかと・・・

船長も「こんな日は滅多にないから、どんどん土産増やして下さいね。」と発破をかけます。

最後の方は竿を支える右手が痺れて来ましたよ・・・

<本日の釣果>

ショウサイフグ 25~38㎝ 55尾
ほとんどが30㎝以上、35㎝超が10ぐらい混じりました。
ウマズラハギ 35㎝前後 2枚(同乗の釣り人に差し上げました)



<剥き身で8.2キロ>



イカ真鯛オヤジさんも



53尾とマダコでニッコリ。

<船中釣果>
ショウサイフグ 25~40㎝ 25~64尾
ウマズラハギ、マダコなど少々混じる

久々に爆釣の釣行となりました。
釣り方で工夫した点はカットウを誘導式に変えたのとタナを底から50㎝~1.5mぐらいに高めに取ったところですが、そんなことより
いい日に当たったのが最大のポイントですね。


イカ真鯛オヤジさんありがとうございました。

また、よろしくお願いします。