マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

9月20日 テンヤマダイ 顔見ただけ

2014年09月21日 | テンヤマダイ
鹿嶋が遠かったのも今や昔。良い魚がいて良い釣りができるとなれば東へと行ってしまいます。
タコ、青物、アカムツと夏の釣り物を釣ったのでテンヤマダイを再開しました。

今回は和布さんご夫妻と鹿嶋清栄丸から出船です。

朝、港に着いて席札を見るとだれも来ていません。右側3人分とって和布さんの到着を待ちます。
その後も釣り人は現れず、土曜日にもかかわらず19t船を3人で貸し切りという贅沢な釣りでした。

<大きな清栄丸を貸し切り>



<道具立て>

竿 ダイワ KOHGA M-240 
リール シマノ バイオマスターC3000 PE0.8号190m 先糸フロロ2.5号5m
テンヤ 4~10号

場所は鹿嶋北沖航程50分。

何隻かテンヤ船が流しています。

凪予報でしたが、港では北風が10mぐらい吹いており沖も少し波っけがありました。ただ船が大きいので釣りにくいというほどでもなかったです。

26mダチから開始。8号テンヤで余裕で底が取れます。もぞもぞいうアタリに合わせるとショウサイフグが釣れました。

次の流しで和布さんのご主人がマダイをあげます。

しばらくして穂先が入るいいあたりに合わせると手応え十分でマダイ様があがります。テンヤ竿を叩く引きは楽しいですね。
<マダイ様>

0.6キロ

この後長い沈黙。剣崎沖のまったりタイムにも勝るアタリのない時間が続きます。

テンヤを重くして底ベッタリを狙ったり、軽くしてフカセ気味にしてみたり、遠投して横に探ったりいろいろやりますが、アタリなし。

<テンヤローテーション>


この均衡を破ったのは和布さん。
突然、「きたよ」の声に振り向くと竿が海面に突っ込み、ドラグが出ています。
大鯛か?
かなりのやりとりの末、無事船長のタモに収まったのは、2.3キロ。良型のマダイでした。

<やったね>



和布さんはテンヤ回目で初めてのマダイだそうでおめでとうございました。

直後に自分の竿にもアタリがあり、2枚目が上がりました。

<マダイ様2号>


<本日の釣果>
マダイ 0.6、0.8キロ 2枚
ショウサイフグ 30cm前後 1尾



鹿嶋まで行った割にはなんて言っちゃいけませんね。


<船中釣果>
マダイ 0.5~2.3キロ 3人で5枚
アイナメ、ショウサイフグ、イシガレイ混じる。

まあ、坊主上等の釣りだし、和布さんには良型が捕れたのでまずはよかったです。

アカムツ料理

2014年09月17日 | 料理
アカムツ釣りの楽しみは何と言っても食味でしょう。

脂ののったこの魚にはやはり和食がよく合います。

今回は3本釣れたのでいろいろ作ってみました。

<アカムツと松茸の蒸し物>


外国産の松茸が3本780円とお手頃だったので作ってみました。
松茸の上にアカムツの切り身をのせ、塩をして酒を振り、高温で10分蒸しただけの簡単な料理ですが・・・

絶品です。脂の強いアカムツは蒸し物によく合います。脂が抜けても味にコクがあり舌の上でほぐれる身の味わいは他の魚では考えられないもの。
松茸もアカムツの出汁を吸ってむちゃくちゃ美味い。
最高の出来でした。


<アカムツの煮付け>

甘辛く煮付けましたが、醤油と砂糖の甘辛さによく合います。とろけるような煮付けです。

<アカムツの刺身と炙り>


生食ももちろん美味しいです。


<アカムツ丼>


アクセントにイクラを入れてみました。

<アカムツと松茸のお吸い物>


これは美味い。松茸の風味が効いています。お店でもなかなか出会えない味。

<ムシガレイの丸揚げ>


肉厚で食べごたえがありました。味も悪くないです。

<サバそぼろ丼>

外道のゴマサバの皮目をエサにし、身をそぼろ丼にしました。
意外にも侮れない味です。

寒猫根の幸、堪能いたしました。

また、10月も食べたいですね。
まるかつさんよろしく。

2014年9月14日 アカムツ釣り 寒猫根からの贈り物

2014年09月15日 | アカムツ釣り
毎年この季節はまるかつさん主催のアカムツ仕立に参加させていただいています。
今回は1回目。

船宿はいつもの波崎仁徳丸さん。みっちゃんさんにバイクで家まで来てもらい、乗りあわせて波崎へ向かいます。片道171キロですが、苦にならなくなりました。
港に着くといつもの大型船は乗合い客がすでに乗船しており、2号船の方に仕立と看板が出ています。例年だと大きな19t船を貸し切りですが、今回は乗合いが混みあったので2号船になりました。

メンバーが集まって釣り座を決める運命のくじ引き。
この儀式がその日の釣果を決める最大のポイントです。

<メンバー>
前から
まるかつさん、扇兄さん、みっちゃん、ポン太さん、いとうちゃん、スパ郎さん、マルソータ
汐留さん、うぞっさん、聖ちゃん、マイキーさん、汐留jr、ぴーぽんさん、扇さん


幸運にも右のトモがあたりました。






<道具立て>
竿:ディープクルーザー 150号-190cm
リール レオブリッツブル 500
オモリ 150号 胴突2本針 ハリス6号50cm、針ほた・ムツ17号、枝間1ヒロ、捨て糸30~70cm



場所はいつもの寒猫根の130mダチ。
道具を出すと潮はそれほど行っておらず、すんなり落ちていきます。やや右よりの潮で潮先かな。

しかし、何人かがサバに捕まったので道具をすかさずビーズを外します。

その後・・・・お魚の活性は低く・・・・

ポン太さん、いとうちゃんが顔を見ますが後が続きません。

9時近くになっても良い魚には恵まれず、桶も寂しい限り。




全然釣れる気しない!とお隣のスパ郎さんに愚痴をこぼすぐらいの渋さ・・・

こういう時はとにかくタナを下げる・・・とバカの一つ覚えのようにオモリが底から離れないよう船の動揺周期に合わせて竿を上下しているとバタバタと竿先を叩くアタリがきましたよ。

竿先の動き具合、途中の休み具合からお久しぶりのアカムツと確信。ばれないように祈りながら巻き上げます。

<アカムツ様>

スパ郎さんに掬ってもらいました。26cmと小型でしたが、うれしい1尾ですね

さらに次の流しでまたまた竿先を引き込むいいアタリがあり、まずまずサイズが上がりました。
<ちょっといいアカムツ様>

36cm

その後、同じぐらいのを1尾追加して竿しまい。

<本日の釣果>


アカムツ 26~36cm 3尾
ムシガレイ 33cm 1枚
ドンコ 1 30cm 鳥にプレゼント
ゴマサバ 多数 5尾餌用にキープ


<船中釣果>
アカムツ 25~40cm 0~4尾
ムシガレイ、サワラ、アジ、少々
ゴマサバ多数
サメ類 多数
ポン太さんが釣った40cmは大きかったですね。
14名で顔を見た人が6名と渋い釣りとなってしまいました。

正直なんで釣れたのかさっぱりわかりません。
釣り座と運意外の要素を見出しがたいこの釣りですが、土産を獲れたのでよかったと思います。
次は10月ですが、くじ引きに命かけるつもりです。

おまけ
<コアホウドリ?>

この日はたくさんの海鳥がいましたが、カモメ類より倍ぐらい大きい海鳥がいました。
こいつは凶暴でハリにかかったドンコをくわえて引っ張り合いになりました。なんとかドンコを取り返し、ハリを外して海に放ると他の鳥を蹴散らして丸呑みにしてましたよ。絶滅危惧種らしいです。

キメジ料理

2014年09月11日 | 料理
キメジといえど8キロ近くもあると食い出がありますね。

<シーチキン風>


オリーブオイルに唐辛子、ニンニク、ローリエを入れて弱火で30分ほど煮ます。オリーブオイルもサラダなどに使えます。

<ツナサラダ>


シーチキン風を使ったツナサラダです。

<マグロカツ>


大量に出来ました。結構美味い。

<アボガド、トマトとキメジの和物>


マグロとアボガドの相性は最高です。
オリーブオイルと塩、コショウ、各種スパイスで和えています。

<キメジのレアステーキ>


ソースはバーダカウニャ風です。身がほんのり温かい程度に火を入れるのが難しい。
味は最高でした。

<キメジの和風ステーキ>


ソースはそばつゆの素をお湯で薄めてとろみをつけたものにホールコショウで風味付けしています。

<キメジの刺身>


癖のない赤身。脂はそれほどでもありませんが、美味しかったです。

相模湾の夏の幸、堪能しました。



2014年9月6日 マグロ・カツオ釣り なんとか土産は獲りました

2014年09月07日 | マグロ・カツオ釣り
毎年夏といえば、カツオの季節なんですが、今年ななんとも模様が出ない。
これほど悪い年は最近では珍しいかもしれないぐらいです。
8月からずっと様子を見ていたんですが、ここ数日相模湾の東側に群れが出たという情報があったので急遽行ってきました。

船宿はマグロ・カツオの定宿葉山鐙摺港清兵衛丸さんです。

4時過ぎに港に着くと例年だと駐車場待ちの行列なんですが、今年は模様が出ないこともあって若干静かです。
ワラサも爆ってる割には船が少なく、みんな何を釣りに行っているのかな?

清兵衛丸さんあまり混雑しないのですが、今回は全部で8人と釣り易い人数でした。

<清兵衛丸>




<道具立て>
竿:ダイワ ゴウインブルHH-220
リール:ダイワタナコンブル750 PE10号 300m

仕掛け:マグロ針16号(ネムリ系のハリ) ハイス16号4.5m  100号ステンレスビシ

どうも最近のお魚はハリスを見切るようなので細目がいいみたいです。毎週来る常連さんは12号でしたね 
キメジでも飲まれると切られるので飲まれにくいと言われるネムリ系の針にしてます。 



ちみたちたまには働いてくれよ


近場に出るという噂でしたが、ずーと走って城ヶ島南西沖からスタート。それから南へ南へと群れを追います。

船団が出来て群れを追っていますがタモがでる雰囲気がありません。
<突撃>



1時間ぐらい追っかけて他船でカツオが一本上がるのを見ただけ。
あまりに魚の気配がないので当分アタリはないだろうと思いながら、置竿にしてオキアミを選別しているとシュルシュルという音が。


顔を上げると竿が突っ込んです。

あっ。あたった。

竿先が震えないし、食い上げないでひたすら走るのでマグロだなとおもいつつ。

これをばらしたら土産はないと確信してハリスぷっつんは嫌なので慎重に糸を出します。

105mで止まったので、やりとり開始。じわじわ巻きますが結構な引きです。

80mぐらいまでは粘ってましたが、そこらでギブアップしたらしく後は電動ポンピングですんなりあがりました。

<キメジ>


船長に目方どれくらい?って聞いたら10キロちょっとかなっと言ってましたが帰港して測ったら7.8キロでした。


これで土産には十分です。
その後、カツオを狙って浅目のタナで頑張りましたが、暑さであがりより一時間早くしまいました。

<椿丸>


仲間の仕立船に遭遇しました。

<本日の釣果>
キメジ 7.8キロ 82cm 1本



<船中釣果>
キメジ 6.7~10キロ 3本
カツオ 3キロ級 2本

8人で5本 坊主4人の渋い釣りでした。

ハリスは細い方が有利っぽいです。24号とかの人はアタリさえなかったですね。

キハダも少なそうなので12号ぐらいでもよいかもしれません。(葉山の他の船で1本あがってました)

カツオは残念でしたが、魚は釣り人の都合で回遊しているわけではないですからね。
イナダさえろくに回らない年もあったことを思えばありがたいことです。

過去の記録を見ると10月半ばで釣ったこともあるので様子をみてまた行くかもしれません。


ワラサの刺身

2014年09月03日 | 料理
今年のワラサは数年ぶりに脂が乗ったワラサでした。
2月に大原で釣った魚とは別の魚種っていってもいいぐらいの脂ののり。
2010年11月に久里浜で釣った物には及びませんでしたが、生食で十分いただけました。

ワラサの刺身
<2014年8月剣崎産>

トロワラサ、皮目だけでなく身の中にもしっかりとサシが入っています。

<2014年2月大原産>

皮目にも脂っけがないです。

<2010年11月久里浜産>

こちらは大トロワラサですね。
この年は個体でバラつきが多く、同じ場所で全く脂のない個体も釣れましたが、今回は4本捌いて全部同じような脂ののりでした。


<ワラサとアボガドのタルタル>


脂ノリノリのワラサのタルタル。アボガド、パセリ、おろしニンニク、マヨネーズ、ケチャップ、各種スパイスで会えました。これも美味いです。

<ワラサ丼>

甘エビとホタテを載せてそれっぽくしてみました。
脂ののった魚には白米がよく合います。

<ワラサのみぞれ揚げ>


<ワラサカマの煮付け>


甘辛く似たもの。これがまた最高。
よい魚だとどんな料理でも美味しいです。

もう一回ぐらい行っちゃおうかな