マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年12月30日 キンメ釣り 大苦戦 初キンメ

2011年12月31日 | キンメ釣り
今年最期の釣りはキンメ釣り。
この釣りはそもそも今年春先に道具を買い、その直後に行く予定でした。
しかしながら

3月12日 初島キンメ計画したが前日に悪夢の大地震発生で中止
5月末  まるかつさんのエスコートで仕立て予約するが模様悪く延期
6月末  長井港なんや丸を仕立ててもらうが、前々日に尿管結石(腎結石?)発症し参加できず。

その後、あまりの縁起の悪さに心折れてしまったのと、他の釣り物のシーズン到来で長らく延期していましたが、たー坊さんにエスコートしてもらい満を持して行ってきました。

お世話になったのは真鶴福浦港よしひさ丸さん。
ただでさえ10本針の仕掛けを扱う自信がないのに、風が吹いたらいやだなと思っていましたが、幸いにして弱い北風の予報です。

<道具立て>
竿 アルファタックル ディープクルーザー 200W
リール ミヤマエ コマンド X4HP PE8号800m

ハリス 幹糸16号枝間イチヒロ ハリス12号半ヒロ 10本
オモリ 300号(船宿支給鉄筋オモリ)

<コマンドX4>


デカイです。

<仕掛け>

自作しました。ヨリモドシの位置がちがうなんて突っ込みはなしです。

5時半出船で航程40分の初島沖。最初の投入で心臓漠々、船長から「ハリスが道糸引っ掛けたら終わりだからその回は休んで」
といわれて・・・緊張します。

自分の番でオモリを落としますが、最初の5本ぐらいは順調でしたが、その後なぜか落ちていかない。
よくみるとハリスが道糸引っ掛けてる
船長「ハイ、休み 次のしたくして」

ガーン・・・・


一投目で深場釣りの洗礼を受けてしました。
無事に投入した釣り人は竿先がガンガンたたかれています。それを横目に仕掛けを仕度してぼーっとしているのはなんともむなしいものがあります。

<船べりに並べる>



2投目は船べりから投下。
これはなんとか無事に落下。道具を入れるだけで達成感があります。

水深は200mぐらい?着底するとどんどん道糸が更けてくるので糸を巻きます。
すると竿先にガンガンあたり。

いつまいていいかわかんないんで、隣の人に「もう巻いてもいいんですか」とか素人丸出しの質問しちゃったりして、最期は船長に聞いて巻き上げ開始。時々竿先が叩かれるの魚は着いているみたいだけど、上がってくるまでがじれったいですね。

あがったのは34cmのキンメ様

<初キンメ>


その後、場所移動して全部で9投しました。
サメのあたりに一喜一憂したり、ヨリモドシが壊れて、オモリだけ吹っ飛んだり、幹糸が切れたりいろいろありましたが、最期の2回ぐらいの流しはなんとかこなせるようになりました。

<本日の釣果>
キンメ 25~34cm 15枚
ほか、隣の常連さんからメダイの2キロ級をいただきました。感謝感謝。




船中
キンメ 10~38枚
アカムツ(良形)、メダイ、ユメカサゴ、など混じる。

この釣りはとにかく道具を落とせるかどうかがすべてです。長い仕掛けを扱う技術が問われますね。
でも5本針ぐらいならなんとかこなせそうです。

感覚を忘れないうちにまた行きたいですね。

そういえば、偶然にも天才少女釣り師ハルちゃんとお父さんにお会いしました。
いろいろ釣りの話をお聞きしましたが、ただただ唖然とするばかり、キンメ釣りも同じく始めてだったらしいですが、30枚近く釣ったみたいでセンスのある人は違いますね。お会いできてうれしかったです。

エスコートしていただいたたー坊さん、ありがとうございました。楽しめましたよ。







2011年の釣り

2011年12月29日 | 釣りログインデックス
実はもう今年中にもう一回行く予定ですが、先に今年の釣りを振り返ってみます。
今日までの全釣行回数26回対前年△6回、あの震災の影響や仕事の都合でこれはしかたないですね。
それでも回数としては多い方です。回数の割には会心の釣りが少なかったような気がします。

そのなかで、思い出に残るベスト3は

1、10月1日 波崎 アカムツ仕立て 釣果ばかりでなく船上、道中の会話楽しかったです。
2、12月10日 間口 イシダイ五目仕立て みなさんのうれしそうな顔の数々、生きる力をいただきました。
3、11月4日 金沢港 マダイ釣り、ノッコミマダイで4連ボくらい、自信をなくしていたマダイ釣りにちょっと光明が差し込めました。


ワーストは・・・やめときます。

本年同船していただいた皆様、ブログをご覧いただいた方、船宿さん、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

12月30日 福浦港 よしひさ丸 キンメ釣り キンメ25~34cm 15枚


12月23日 久里浜港 五郎丸 マダイ釣り  マダイ0.4~0.9キロ 5枚 ハナダイ 25cm前後2枚


12月17日 久里浜港 五郎丸 ハナダイ釣り ハナダイ25cm前後 2枚 マアジ35cm 2尾


12月10日 間口港 利一丸 イシダイ五目 イシダイ 20~35cm 12枚 ウマズラ 1尾


11月23日 平塚港 豊漁丸 アマダイ釣り アマダイ22~30cm 3枚 アカボラ、ウッカリカサゴなど


11月12日 平塚港 豊漁丸 アマダイ釣り アマダイ35~37cm 2枚 アカボラ、マサバなど


11月4日 金沢八景 あさなぎ丸 マダイ釣り マダイ0.3~1.5キロ 10枚 ハナダイ 0.6キロ 1枚


10月10日 久里浜港 五郎丸 ワラサ釣り ワラサ3キロ1本、ハナダイ0.6 キロ、イナダ


10月1日 波崎港 仁徳丸 アカムツ釣り アカムツ 28~34cm 6尾 オキメバル、マサバ


9月24日 福田港 大寿丸 アカムツ釣り アカムツ 型見ず


9月19日 葉山港 清兵衛丸 カツオ釣り カツオ3~3.3 キロ 3本


7月25日 久里浜港 五郎丸 イサキ釣り イサキ17~23cm 34尾


7月23日 久里浜港 五郎丸 イサキ釣り イサキ14~31cm 31尾


7月18日 久里浜港 五郎丸 イサキ釣り イサキ15~40cm 20尾


7月3日 金沢港 鴨下丸 シロギス釣り シロギス12~24cm 72尾 トラギスなど


6月4日 鶴見 長八 アジアナゴリレー仕立て マアジ20~25cm 16尾 アナゴ型見ず イシモチ、シロギス



5月20日 久里浜港 五郎丸 ハナダイ釣り ハナダイ20cm1枚 マアジ25~40cm 20尾 ウマズラ、ゴマサバ


5月6日 久里浜 五郎丸 マダイ釣り 型見ず ウマズラ

4月29日 御前崎 宝丸 マダイ釣り 型見ず イサキ、マアジ



4月16日 久里浜港 五郎丸 マダイ釣り 型見ず カイワリ


4月10日 久里浜港 五郎丸 マダイ釣り 型見ず マアジ、ウマズラ、ゴマサバ



4月2日 久里浜 五郎丸  マダイ釣り マダイ 0.4~0.5キロ 3枚 クロダイ1.6キロ1枚


2月19日 宇佐美 秀正丸 オニカサゴ釣り オニカサゴ0.7㌔ 1尾 アヤメカサゴ、ユメカサゴ、ヒシダイ


2月13日 久里浜港 五郎丸 メバル釣り メバル 15~23cm 12尾 マアジ 20~25cm 13尾 カサゴ、ウマズラ


1月22日 福浦 富丸 アカムツ 27cm 1尾 、ユメカサゴ、ギンメダイ


1月16日 間口港 利一丸 イシダイ五目 イシダイ 20~32cm 20枚 ウマズラ ~1.2㌔ 4枚


1月3日 平塚港 豊漁丸 マダイ釣り マダイ0.6㌔1枚、アマダイ30cm1枚、カイワリ










マダイのロースト他

2011年12月26日 | 料理
今年のマダイ様、時期的にはおいしい季節なんですがあぶらの乗りはどうだったでしょう?

<マダイのお造り>


捌いてみて一番脂がのってそうな個体を刺身にしましたけど、時期の割には脂がうすいです。
でも釣った当日だけに臭み皆無、歯ごたえ最高で透明な身はマダイならではの味わいがありました。
でも、そんなに量は食べられないですね。

<ハナダイの酢締め>

大きい方のハナダイを酢締めにしましたが、やや大味で雑身がありました。
ハナダイは小ぶりの方が味が濃くておいしいですね。

<マダイのから揚げ>

脂の乗りが薄いので、揚げ物にしました。軽く岩塩を振り、片栗粉でからっとあげるだけ。
でも、これうまいなぁ。実はこういう料理こそ新鮮な素材がいいと思います。釣ってから日を置くと、皮目に魚臭さがでてしまうような気がしますね。

<鯛めし>


旨し~


クリスマスなのでチキンの代わりにローストマダイを作ってみました。

<こんな風にオーブン皿の上にならべて塩コショウとガーリックパウダーを振ります>


オーブン250度で20分焼けば

<マダイのロースト>



溶かしバターのソースでいただきました。
おいしかったです。

というわけで、マダイ5枚、ハナダイ2枚はお正月を待たず胃袋へと消え去り、また年末に赤い魚を調達に行くことになりました。

2012年12月23日 マダイ釣り 久里浜の女神様に翻弄されました

2011年12月24日 | コマセマダイ釣り
例によって釣り物選びに紆余曲折があって、湘南のアマダイか三崎のオニなんかもいいなと思っていたのですが、北風5mの予報で、この時期、海上は予報の2~3倍は吹くので、オニの場所はけっこうなしけでしょうし、今年はマダイがちょっと釣り足りないなと思っていたので、結局定宿五郎丸のマダイ船にしました。
三郎船長のマダイ乗合いもしばらくぶりです。

<仁助丸>


東京湾一の渋さを誇るのが五郎丸なら東京湾で二番目に渋い乗合いが仁助丸でしょうか。

<お隣のイナダ船に汐留さんがのっているはず・・>



ちょっとようすを見に行きましたけど、さすがに船にのるのは遠慮しときました。

<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ3m 60号
リール:レオブリッツ270MM 道糸PE3号300m(高切れで実質230m)
ビシ:FL60号
ハリス:4号6m2本針/3号8m1本針

釣り座は先客2名様がトモにはいったので、今期相性のいい左舷ミヨシにはいりました。
この日は終日北風、9時37分下げ止まりでその後上げ潮になるので、前半はトモの潮、後半はミヨシの潮です。
問題は潮が東よりか西よりかということなんですが、こればっかりは出てみないとわからないので、カンで読むしかありません。

前日の状況ではイナダが数混じったらしいので、船長指示でハリス4号6m2本針にします。

場所は東電真沖の水深55m前後、前日3人で31枚の好漁だったとかで期待がもてます。
ビシを入れると北風と下げ潮がきつく、道糸がトモよりへふっとんでいきます。

この潮ではミヨシはしばらくあたりないなとのんびり構えていると、早くも一ビシ目に竿先がクンクン。

あれ、もうアタリかい?と思って巻くと、ちょっと変な引きであがったのはハナダイ25cm級の一荷。
前回の全釣果を最初の一ビシで釣ってしまいました。やっぱり置竿はいいや。
さらに次のビシでオキアミを選別している最中に船長にマイクで

「〇〇さん(わたしのこと)あたってるぞ」

といわれ、竿を見るとガンガン入っている。

おおお、あわせをくれると確かにマダイの手ごたえであがったのが、

<マダイ様>


700g級でした。

さらにさらに次のビシで、常連と話している最中に竿が突っ込んで600gぐらいのを追加
<マダイ様×2>


下げ潮でこんなに釣っていいのかい?
このあとさらに2枚追加し、潮が逆でも船中ひとり確変モード。

これは上げ潮になったらどんなすごいことになるのかとウハウハしていましたが・・・・久里浜の女神様はそう甘くはなく・・・

10時近くに潮があげてくると今度は右舷にアタリが集中。いままで沈黙していた右舷の常連が次々とマダイをあげるなか、一人当たりなし。

これは予想外だ~

猿知恵を絞っていろいろ考えた結果、ミヨシでなので上下動がおおく、餌が安定してないんじゃね?
という結論にいたり、強風の中、3号8m1本針へ仕掛け換装。

するとその2ビシ目ぐらいに

コンコンと来たあと、竿がパッドまではいった!!!


すかさず、アワセをくれると













すぽっという感じで、手ごたえなし。
あれ???  

針にかかりませんでした・・・・


これはショック大きく天を仰ぐしかありません、久里浜の女神様からいただいた試練としかいいようがないのか・・・

しかし、めげずにコマセを入れていると、それから1時間ぐらいして

なんの予兆もなく、竿先が海面に鋭く突っ込んだ!!

















が、竿を手に取ろうとした瞬間、もとに戻りました。

ん、んん、今のはなんだ、幻覚か? あまりのアタリのなさに白昼夢を見ていたのか?

巻き上げてハリスをたぐると・・・・針がない、先っぽがすっぱり切れている・・・

瞬殺です。年に一回あるかないかの大ダイ得意のハリス一発切り。ドラグをゆるゆるにしていても3号ハリスだと、ビシと道糸の抵抗だけできれちゃうんです。

久里浜の女神様はどこまで試練を課せば気が済むのでしょうか?
このハリス切れはさすがにショックで、しばらく呆然としていました。

その後、船中アタリが止まり、今日はこれまでかとあきらめムード、同船の釣り人も次々と道具を片付けに入ります。
船長に「あとどのくらい?」
ときくと、「15分ぐらいあるから最後までがんばりな」と励まされ、最期の気力でビシを入れます。
こういうときにアタリが来ることはめったにないんですが・・・












「グン、ググン」

竿が入りました!
アワセを入れるとそれほどの引きではなさそうですが、確かにマダイの引き。

<マダイ様>


最期15分で900gが上がりました。

この一枚にすさんでいた心もかろうじて癒されました。

女王様 女神様 ありがたきしあわせ~

<本日の釣果>
マダイ 0.4~0.9㌔ 5枚
ハナダイ 25cm前後 2枚



<船中釣果>
マダイ 0.4~0.9 ㌔ 0~5枚 6名で15枚
(0は一人だけ。2~3枚の人がほとんどでした)
ハナダイ 25cm~30cm 0~2枚
カイワリ、イナダ 少々。

釣ったより釣れたって感じですが、これが自分の限界なんだろうな。


慈悲深くもドSな女神様に翻弄された一日でした。





















2011年12月17日 ハナダイ釣り ドツボにはまりました

2011年12月18日 | ハナダイ釣り

しばらくぶりの五郎丸は土曜日にマダイ乗合いが出ないので、ウイリーのハナダイでもやるかと思って行って来ました。
前回イシダイはウイリーでけっこう釣れたので、竿頭の半分くらい釣れればいいやと思ったのですが・・・甘すぎました。

ハナダイ船はマダイ船と同じ場所らしいので、念のためオキアミを持っていったのですが、これがそもそもの間違いの元。


今日はいつもの仁助丸ではなく五郎船長の五郎丸です。

<五郎丸>

東京湾の乗合船の中でもとりわけ渋い船です。

<道具立て>
竿:アルバトロスフラフラ 180M /北海40
リール レオブリッツ270MM PE3号
ビシ:サニー FL60

最初はフラフラのしゃくり心地を試したくて、フラフラでしゃくります。竿が短くて軽く、しなりがいいのでしゃくり心地は最高。

<アルバトロスフラフラ 180M>


しかして、肝心のハナダイ様の気をひかなかったようで、ミヨシの常連が連釣してもあたりがでません。
出掛けにハナダイの船長が竿は硬い方がいいよと言っていたので、北海40に換装します。

<北海 40>


1996年に買った竿ですが、この竿に変えたらすぐアタリが出て2枚ゲット。

<ハナダイ様>


これでなんとかなるかと思ったのですが、その後沈黙。
それでも毎週しゃくりのしゃくらーさんたちはぽつぽつとは釣っているので、しゃくりが会わないのだろうと思い、しゃくりの幅、スピード、止める時間を変えてみますが、ハナダイ様の気を引くことができず、10時過ぎにいたって、筋金入りのしゃくらーには太刀打ちできないと判断、長ハリスのマダイ釣りに仕掛けを変更。
一発勝負に出ますが・・・

久里浜のマダイがそう簡単に釣れる魚ではないということは、

「アンタが一番よく知ってるだろう」


結局、竿が突っ込むことはなく、大アジ2尾で終わりました。

<大アジ>




<本日の釣果>
ハナダイ 25cm 2枚
アジ   35cm 2尾




<船中>
ハナダイ 2~15枚
アジ、サバ少々

スソはマダイ狙いの人・・・


晩のおかずにも事欠く釣果で定宿でふがいない釣りをやってしまいました。


イシダイ三昧

2011年12月15日 | 料理
イシダイうまいっす。
個人的には、刺身では一番旨いと思いますよ。あ、アカムツ含めて。

<イシダイの刺身>


水曜に食べました。土曜に釣ってから5日目ですが、30cm越え2枚を頭を落として内臓をとり、ラップに包んでチルドに入れときました。
丁度食べごろですね。ほのかに脂が回ってうまみがあり、歯ごたえもまだ充分のこってました。身の味が濃いです。
魚臭さ皆無。

<イシダイの縁側>

これはもう絶品ですね。魚が小さいのでわずかしかとれませんが、脂ののりがよく、甘みも身より強いです。

<イシダイなべ>


釣った翌日にちっこいのだけ食べました。3枚に卸して皮を引き、柵取りしてからなべにしました。ダシはもちろん中骨でとったものです。
半分は薄切りにして、しゃぶしゃぶにします。
身がしっかりしているので、なべには最適ですね。ダシも上品で魚臭さがなく、かつ濃厚。最高です。締めは雑炊です。
前週のすっぽん雑炊に迫る濃厚さです。

<イシダイの皮の湯引き>

なるほどうまいですね。日本酒のつまみにはいいです。

<アラの味噌汁>

ダシが濃厚だから味噌汁もおいしい。

<イシダイ丼>

色を添えるため、鱒子を入れてみました。今の時期、いくらは高いから。


<ウマズラのから揚げ>


実は家族からはこれが評価たかかったりして。
一枚はケンケンさんからもらったものです。ケンケンさんありがと。

イシダイはやめられませんね。
また、来年もやりましょう。

日吉 ベルファヴォーレ 久里浜のお魚が食べられるイタリアン

2011年12月14日 | 日記
懇意にしていただいているブロガーさんとプチ忘年会に行ってきました。

お店は

日吉イタリアンベルファヴォーレ。

オーナーさんが久里浜五郎丸の常連さんなんです。

<オーナーの有賀さん>



船上ではただの釣りオヤヂなんだけどね。イサキなんか私の3倍は釣っちゃう名人です。
定休日の月曜に沖に出て、釣った魚を素材にした料理が自慢の店です。

<久里浜産イナダとマルアジのカルパッチョ>



イナダまずいなんていっちゃいけませんね。ドレッシングが最高に味があっておいしいです。
ドレッシングのレシピを聞いたけど、とても素人にはまねできないですよ。

<久里浜産ハナダイのロースト>


これもソースがうまい。カリカリにローストしたハナダイの身ととてもよくあいます。
プロの味はちがいます。

<ワイン>


<バイトの子たちもカワイイですよ>

ちょっと暗くなっちゃってごめん。

オーナーさんと釣り談義、いろいろ話しが聞けました。そういえばケンケンさんってすごいねって言ってましたよ。
さすが、名前が知れ渡ってますね。

料理 6~7品とワインボトル2本明けて \14000ぐらい とってもリーズナブルです。
釣り好きな人は、ぜひ行ってみてください。


2011年12月10日 イシダイ五目仕立て 赤いの黒いの青いのシマシマの

2011年12月11日 | イシダイ五目
前回2011年1月16日にやって大好評の仕立てで責める剣崎沖イシダイ五目。
第2回目です。募集をかけるとあっという間に8人の釣り人がエントリーしてくれました。人気高いですね。
なにしろ場所が狭く、乗り合いが入ってこないので、間口港からの仕立てで攻める他ないんです。

<メンバー>

名人 ケンケンさん
最近絶好調 たー坊さん
江戸前釣り師 コビさん
アカムツ王 すずきんさん
アマダイクイーン きよりんさんご夫妻
謎多き女性 たかちゃん
剣崎沖に弱い マルソータ

の8人です。
中型船に8人限定ですので、少々潮が早くてもなんとかなる人数です。これで12人ぐらいのったらやりにくいでしょうね。


船宿は剣崎間口港利一丸さん
船長も女将も気合の入ったよい船宿です。

<船長>


7時竿入れですが、6時過ぎには船に乗ってくださいとのことで、5時半集合したんですが・・・
4時15分にたかちゃんをいつものコンビニ拾いに行くといつま5分待っても来ない。しかたなく電話すると約束の時間を4時半と勘違いしてたって・・・
「ヲイヲイ・・」
横横をすっ飛しますが、いきなりの遅刻。メンバーさんは全員支度して待っていてくれました。
ごめんなさい。

<道具>
この釣りは道具が肝心なので書いておきます。
竿 アルファタックル アルバトロスフラフラ 180M
リール DAIWA レオブリッツ270MM 道糸PE3号
ビシ サニービシ 80号FL

ピンポイントの場所に船を止めてつるので潮が早いと80号のビシでも流されます。LTはできませんが
潮がたるい時なら60号ぐらいまではできるかもしれません。
道糸はなるべくなら2号がいいですね。

<仕掛け>
ハリス4号3.5m、針グレ8号 2本針 カラバリ仕掛け
ウイリー ハリス2~3号 針チヌ2号4本

仕掛けはこの2種類を状況に応じて使い分けます。
餌取りが多いときはウイリー有利、餌が2分ぐらいもつようならカラバリ仕掛けが有利です。

さて、6時半ぎに舫いを解き場所の近くで待機して、7時と同時にエンジン全開で場所へ。
といっても2分ぐらいかな。場所は間口港の間沖で指示棚は30~35m前後。

最初はウイリーで攻めると、2ビシ目にしゃくった竿にドカンときて、ギュンギューンと締めこむいい当たり。
フラフラが面白いようにまがり、あがったのは33cmのイシダイ。
次のビシでも強烈なアタリで35cm。朝のサービスタイムは絶好調でみなさんほぼ型を見てくれたようです。

<朝のサービスタイムで桶はシマシマ>



しかし、開始1時間を過ぎると、はやくもアタリが止まり、8時半にはまったりムード、剣崎沖にお得意のパターンです。
メンバーもちょっと飽きてきているようなので、「道具入れないとつれないよ」と激を飛ばしつつも、アジでもやりに行こうかな?
なんて考えはじめましたが、

その後、潮がちょっと動き始めると、そこそこアタリがではじめます。これが東京湾のコマセ釣りの特徴。アタリが止まっても場所を動かず辛抱しないとドツボにはまることになります。

トモの方で大イサキやクロダイがあがって盛り上がり、それまで小型だけだったたかちゃんが大きく竿を曲げます。

<たかちゃんにも刺身サイズ>


<さらに赤いのも>


本人大喜び。これが仕立て幹事の醍醐味ですね。

反対舷からなにやら女性の悲鳴が、かけつけるときよりんさんが大物とやり取り中。タモとりしたのは1.5キロ級のクロダイ。

<きよりんさん絶好調>


次からはイシダイクイーンと呼ばせてもらいます。

<本日釣果>
イシダイ 手のひら大~35cm 12枚(リリース含む)
ウマズラ 25cm 1枚



船中
イシダイ 3~12(最大0.8㌔)
クロダイ 1.5㌔級 3枚
マダイ  0.8㌔ 1枚
イサキ  3本 ~32cm
イナダ  35~40cm
ほかカワハギ、ウマズラハギなど多数。

大釣りの人、へこんだ人、混じりでしたが、概ね土産は確保。ほぼ全員刺身サイズが釣れました。
楽しい一日でした。
今回は女性が大当たりでしたね。剣崎沖の女神様はドSでレ〇か・・・


船長は今日は渋かったといっていました。いい日にあたれば、最大1㌔級含めて船中300枚ぐらい釣れるそうです。
でも、そんなに釣れなくてもいいかな。

<楽しい一日をありがとうございました>


すっぽんとおでん懐石

2011年12月06日 | 日記
先日の日曜日近所の親しい方とそのお友達10人で
澤屋まつもと酒道場にすっぽんとおでん懐石に行ってきました。

店主の松本庄平さんは幻の料理人として有名な方で店内には大物女優や大物歌手といった有名人とならんだ写真が所狭しとはってあります。
かの松下幸之助さんが最期に松本のすっぽんが食べたいといったとか。

<澤屋まつもと酒道場>


<お通し>

高級店のようにみばえにこだわったものではありませんが、それぞれ吟味された食材で、味は納得です。


<すっぽん>


このすっぽんは九州球磨川がとれた天然物だそうで冬眠の前のこの時期が最高にうまいとか。
すっぽんを煮出したスープは濃厚にして透明。この深みのある味は魚類では到底望めないもので、鳥ともちがう複雑な味です。
食の奥深さを認識させられました。
このスープが3杯ほど。

<おでん懐石>


ここのおでんはコースになっていて、ひとつのねたごとに椀にいれてくれます。

<ひいか>


<あんきも>


全部で10種類ぐらいかな

すっぽん雑炊


絶妙の塩かげんでなんともいえない深い味わいです。

<店主の松本さん>


お話もとても面白く、さりとてくどくなく、客との距離をたもちながらも食についての思いを語ってくれました。
ちなみに若い頃は銭洲に大物を求めて通っていたとか。

本当は、釣ったひらめを持ち込む計画でしたが、前日、前々日と悪天候で出漁できませんでした。
次回はぜひ。

<追記:お店情報です>
所在地  横浜市旭区東希望ヶ丘97-17 地図
相鉄線 希望が丘駅(横浜から15分) 徒歩約2分
TEL:   090-9973-9783

費用 すっぽん  1人前 ¥10,000(要予約)
   おでん懐石 1人前 ¥2,000 (席確認の要あり)
   お酒一合      ¥500

今回はすっぽんを10人で4人前、おでんは各1人前でお願いしましたので、ひとりあたりお酒含めて ¥7,000で手ごろでした。
 4~5人ぐらいのグループで行くといいと思います。