今日は釣りの予定でしたが、南西の風8mと雨の予報で釣りは中止。
しけの日は気長に作る料理を楽しみましょう。
骨まで食べられるワラサ大根は毎年ワラサを釣ると作るんですが、いつも感じるのは大根のエグ味です。
これは下ゆでしただけでは落ちるものではなくせっかくのワラサの味に濁りが出てしまいます。
そこで今年はそうでなくても手間のかかるところにさらに一手間かけてワラサのアラと大根を別に炊いてみました。
こんな料理はしけでやることがない日でもないとできないですね。
まず、ワラサのアラを下ごしらえします。
<下ごしらえ>
アラの血液成分をこれでもかと言うぐらい落とします。中骨の中の神経や血管は竹串でつつき出し、頭についているえらの一部や赤いところは毛抜きや指先で出来る限り取り去ります。
その後塩をして30分ほど置き、熱湯をかけその後水洗いします。熱湯をかけた瞬間魚臭くなりますが、その後は臭いは気にならなくなります。
<アラのみ煮る>
大なべに水5㍑をいれ、パックだしと昆布、調味料(みりんと醤油それぞれお玉3杯くらい)をいれ、弱火で炊きます。
このとき、絶対沸騰させないこと。泡がぽこぽこ出る程度に火加減を調整しこれを8時間続けます。
<大根を煮る>
米のとぎ汁にパックだしを入れ、輪切りにして淵を落とし、飾り包丁を入れた大根を炊きます。約2時間。串で指してすっと入る柔らかさになるまで炊きます。
大根がやわらかくなったら、いったん取り出してワラサのアラを炊いた汁であらためて炊きます。これを約1時間
<ワラサの炊き汁で大根を煮る>
<下ごしらえから計9時間近くをかけて作ったワラサ大根>
大根とワラサを盛り付け白髪ねぎをたっぷりかければ完成です。
味は絶品といっていいです。濁り感、エグ味感皆無。ワラサのアラはぶっとい中骨にすっと箸がはいるほど柔らかく目の周りもトルゥントルゥンでとろけるよう。大根もワラサのうまみをすって別の野菜のようになっています。これは店で食うよりうまいかもしれません。
手間をかけただけのことはありますね。
<ワラサの刺身>
脂はほどほどというところです。去年釣った大トロワラサほど脂は乗っていませんが、刺身でそこそこ食べられました。
<ワラサのフライ>
息子、嫁の弁当に重宝しました。
久里浜沖の幸、堪能させていただきました。
しけの日は気長に作る料理を楽しみましょう。
骨まで食べられるワラサ大根は毎年ワラサを釣ると作るんですが、いつも感じるのは大根のエグ味です。
これは下ゆでしただけでは落ちるものではなくせっかくのワラサの味に濁りが出てしまいます。
そこで今年はそうでなくても手間のかかるところにさらに一手間かけてワラサのアラと大根を別に炊いてみました。
こんな料理はしけでやることがない日でもないとできないですね。
まず、ワラサのアラを下ごしらえします。
<下ごしらえ>
アラの血液成分をこれでもかと言うぐらい落とします。中骨の中の神経や血管は竹串でつつき出し、頭についているえらの一部や赤いところは毛抜きや指先で出来る限り取り去ります。
その後塩をして30分ほど置き、熱湯をかけその後水洗いします。熱湯をかけた瞬間魚臭くなりますが、その後は臭いは気にならなくなります。
<アラのみ煮る>
大なべに水5㍑をいれ、パックだしと昆布、調味料(みりんと醤油それぞれお玉3杯くらい)をいれ、弱火で炊きます。
このとき、絶対沸騰させないこと。泡がぽこぽこ出る程度に火加減を調整しこれを8時間続けます。
<大根を煮る>
米のとぎ汁にパックだしを入れ、輪切りにして淵を落とし、飾り包丁を入れた大根を炊きます。約2時間。串で指してすっと入る柔らかさになるまで炊きます。
大根がやわらかくなったら、いったん取り出してワラサのアラを炊いた汁であらためて炊きます。これを約1時間
<ワラサの炊き汁で大根を煮る>
<下ごしらえから計9時間近くをかけて作ったワラサ大根>
大根とワラサを盛り付け白髪ねぎをたっぷりかければ完成です。
味は絶品といっていいです。濁り感、エグ味感皆無。ワラサのアラはぶっとい中骨にすっと箸がはいるほど柔らかく目の周りもトルゥントルゥンでとろけるよう。大根もワラサのうまみをすって別の野菜のようになっています。これは店で食うよりうまいかもしれません。
手間をかけただけのことはありますね。
<ワラサの刺身>
脂はほどほどというところです。去年釣った大トロワラサほど脂は乗っていませんが、刺身でそこそこ食べられました。
<ワラサのフライ>
息子、嫁の弁当に重宝しました。
久里浜沖の幸、堪能させていただきました。