マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

炙り鯛めしと柔らかワラサのフレーク

2015年08月30日 | 料理
ちょっと新しいかもしれない鯛めしを作ってみました。
魚の炊き込み飯はそれはもうどんな白身魚でも美味しくできるのですが、身を高温・高圧で炊きこんでしまうので固くなるのが気になっていました。
身の味を楽しみながら魚の出汁を吸ったご飯も味わえる鯛めしを作ってみました。

<炙り鯛めし>
まず、鯛のアラで出汁を取ります。濁ってもいいのでやや強めの出汁にします。この際、カツオの出汁パックを入れています。
この出汁でご飯を炊きます。味付けは塩だけ。ショウガや酒は入れません。
その間に骨をとったサクを刺身サイズに切っておき、飯が炊きあがったら素早くならべて上からバーナーで皮目を炙ります。

そして再び蓋をして予熱で20分ぐらい身に火をいれます。




ちょっと写真が良くないんですが、狙い通りの味になりました。鯛の身が柔らかく炙りの香ばしさもあって美味しいです。

<茶漬け風>


さらに出汁をかけて茶漬け風でもさらに美味しくいただけます。
大成功でした。

<ワラサのフレーク>


ワラサのフレークはオリーブオイルにニンニクやハーブを入れて弱火で火を入れますが、コンロでやると温度が上がりすぎて固くなってしまいます。
そこで、ヨーグルティアという温度管理ができる調理機を使って62度3時間でやってみました。
ジプロックにオリーブオイル、ローズマリー、ニンニク、鷹の爪、ワラサの切り身を入れて、周りをぬるま湯で満たしてから調理器に入れます。
狙い通り箸で崩れるほど柔らかいフレークができました。

<ウマズラの天ぷら カニ餡かけ>


たまたま貰い物のカニ缶があったので中華風の天ぷらを作り、その上からカニ餡をかけてみました。
これが今回最高だったかな(笑)
ウマズラは油を入れると癖がないので最高の身ですね。

<ワラサとカシューナッツのオイスターソース炒め>


オリジナルは鶏です。オリジナルの方がうまいです。



2015年8月22日 コマセマダイ 久里浜のお魚たちにグイグイしてもらいました

2015年08月23日 | コマセマダイ釣り
久しぶりに思い立って久里浜五郎丸さんからマダイ釣りにいってきました。
小さくてもいいので東京湾の良いマダイと出来れば青いのがほしいなぁ・・・なんてね。
台風前だし運が良ければ爆デーに当たるかもしれません。

<一年ぶりの久里浜港>


一時期は毎週行ってたんだよね

<仁助丸>


久しぶりです・・・。女将さんも、船長たちも、常連さんもいつものように迎えてくれました。
癒やされるなぁ

<道具立て>


竿:シマノ ミヨシ40号 3m
リール:ダイワ レオブリッツ270MM PE3号260m
ビシ:80号 FL(FL必須。Lだとコマセが最後まで持ちません)
仕掛け:8号4.5m、4号4.5mテーパー仕掛け ハリグレマダイ10号2本。

大イナダ~ワラサがいるらしいので4号必須です・・

場所は浦賀水道のブイ近く35mダチです。
船は地元の船と松輪が2杯で全部で10杯もいなかったです。

上げ止まりが9時29分。潮止まり前の時合と朝一のサービスタイムでのっけから竿が突っ込むかもなんてスケベ心出したためか全く反応なし。
上げ潮で釣ったのはウマ2枚。

<竿先に念を込める>


ノーピク。

さぶちゃん船長が下げ潮が効けばちょっとは口使うッペということでまったり過ごします。
他船でもワラサが2~3本上がるのが見えたぐらいですね。

しかし、10時半を過ぎても当たりなく、これは坊主かなぁと不吉な予感がしますが・・・前の人が大イナダゲット。
道具を入れてオキアミを選別していると「おお、食ったぞ!」と船長が。
見ると竿先が水面に吸い込まれ糸がびゅんびゅんでています。

何しろアタリは少ないの慎重にやりとりして、大イナダが上がりました。


一本目。2.5キロぐらい

その後、アタリが止まり、忘れた頃、軟調竿が突然水面に吸い込まれ、どんどん糸が出ていきます。20mぐらいでたかな?夏のワラサは引きが強い。10分以上かけて2本目。

3キロ丁度。もっとでかいと思いましたが意外にも小ぶりでした。

そしてまったりタイム・・・

赤いのは無理かなと思いましたが、終わり15分前に青物とは違うアタリで1枚でましたよ。

<本日の釣果>



イナダ~ワラサ 2.5~3.0キロ 3本
マダイ 0.7キロ 1枚
ウマヅラ 30㎝前後 2枚
サバフグ、クサフグ、カサゴ リリース

船中釣果
イナダ~ワラサ 2.5~3.2キロ 0~3本 全部で5本。
マダイ 0.7キロ 船中1枚
ウマズラ 

お坊さんが2名様出てしまいましたが、釣り座でしょうね。

最後のビシでも竿が入ってバレてもいいから電動で強引巻き。このワラサは釣れなかった人に差し上げました。
荒食いには当たりませんでしたが、鯛もつれてミッションコンプリート。

軟調の竿先が水面に吸い込まれる瞬間はたまりませんね。テンヤもルアーも面白いですが、この釣りも捨てたものではありません。
また、行きたくなりました。


ちなみにワラサの脂の乗りは去年ほどではなかったですが、まずまず刺身で食べられました。



辛~いスズキ料理

2015年08月08日 | 料理
いつもいつもで申し訳ないぐらいですが、スズキで辛い料理を作ってみました。
夏は辛い料理にビールが最高に合いますね。まあ、冬でも辛い料理ばっかりなんですけど。

<湖南蒸し>



マル亭名物の湖南蒸しです。
正式名称は剁椒魚頭(ディオジャオユウトゥ)と言われていて、中国の料理サイトを検索すると結構たくさん出てきます。
ディオジャオというのは唐辛子と刻みニンニク・ショウガ、塩・砂糖を混ぜて漬け込んだ調味料。一週間ぐらい寝かせると酸味と旨味が出てきます。
今回はニノっちと物々交換してもらった神奈川産の青唐辛子を混ぜてみました。
まさに激辛というにふさわしいですが、スズキに唐辛子の辛味と旨味が染みこんで最高にうまい!
一度ならず何度でも作りたくなる料理です。


<口水魚>



お馴染み口水鶏の魚版。タレの味ぎめがバッチリ決まると本当に旨い料理です。
ポイントはスズキの身にしっかり下味をつけ、片栗粉を薄くつけて茹でておくこと。これで旨味が身の中に閉じ込められ、辛いタレに良く絡みます。
口水魚も中国の料理サイトにしばしば出てきます。

<中華風煮付け>


オイスターソースと中華醤油で煮付けた煮魚。辛くないです。

<中華風刺身>


口水鶏のタレで上がります。和風の刺身が飽きたらやってみると新鮮に感じます。


こっからは和風料理。

<ねぎ味噌焼きコチュジャン風味>


刻みねぎと味噌、みりん、砂糖、ごま油、コチュジャンを和えたタレをつけてグリルで10分ぐらい焼きます。
これも旨かったですよ。癖のない身から脂がひたたり落ちてタレの甘辛さと相まって最高です。

<お刺身>


脂乗っていて美味しいですが、やや大味ッて感じですね。

<アラのグリル焼き>



塩・コショウ・ガーリックパウダーをまぶしてグリルで15分ぐらい焼きます。ガーリックパウダーが聞いてケンタッキーのチキンみたいな香ばしい味。

スズキ料理堪能しました。

2015年8月1日 スズキ釣り 真夏のエビスズキ

2015年08月02日 | スズキ釣り
ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
最近仕事もそのほかもいろいろありまして、なんだかんだで更新もブログ巡回もさぼっちゃってました。申し訳ありません。

さて、今年も早くも8月。カツオのシーズン到来なんですが、初日はリスクも高いのでこれは避けて何か良い釣り物はないかと探すと今年はエビスズキが好調のようです。金沢漁港の定宿でも釣れていましたが、このは別の釣り物だったので富津の浜新丸から出かけてみました。

スズキは白身で魚体が大きく、それほど数は出ないけど坊主リスクも少ないというなんとも魅力的なお魚です。

浜新丸はエビスズキを続ける数すくない船宿の一つ。

<浜新丸>


この日は釣り人8名様でした。
7番目でしたが、常連さんたちはミヨシに固まっていたので左の大ドモに入れました。

潮に合わせての出船でこの日は4:30出船。

場所は第二海堡周りの13m前後。

<道具立>


竿:シロギス竿1.8m。
  リール シマノ小船300XH PE2号の上にナイロン7号20m巻き
  船長に9mタナの目印をつけてもらいます。
  仕掛け オモリ7号、ハリス5号4.5mスズキ針17号 船頭仕掛け

エサは生きエビです。場所に着くと船長が配ってくれます。なくなったら自分でトモのクーラーまで取りに行き3匹ぐらい桶に確保しておきます。



満潮4:40分で場所に着いたのが4時50分ごろ下げ潮の頭から下げ一杯を狙います。
たぶん、下げ頭が時合なのでいきなり食うかもと期待して道具を入れると・・・


入れて1分もしないうちにググっというスズキ独特の竿先を抑えこむような小さいけれども力強いアタリが来て、そのまま竿先が戻らないので食い込んだと判断。大合わせをくれると、確かな手応え。

開始早々でスズキがかかりました。やりとりの末、65cmぐらいの良型が上がりました。

<早くもスズキ>


そもそもエビスズキは外道もふくめてアタリが少ないんですが、この日は何がどう間違ったか、流し替えの度にアタリが来ます。

<2号>


船は右ミヨシから突っ込みで流して一番潮ケツなんだけど、どういう訳かアタリが集中。

最初の4流しは連続で釣れて、4本目はひときわ大きいスズキでした。
長さはそれほどでもないですが、体高が高くて胴回りが太いよい個体です。


こいつは引きが強烈で全然あがってこない。
オモリのところまで巻いてもまた走るのでそのたびに糸をだしを3回ぐらい繰り返し、ようやく船長のタモに収まりました。
ワラサぐらいの魚をキス竿で釣るのでスリリングですね。

その後、潮が早くなると予想通りアタリは少なくなりますが、それでもぽつりぽつりとアタリ、35Lのクーラーもほぼ満杯になったので昼寝。
納竿前にちょっと竿出しましたが、かけ損ないとバラシのみでした。

<手バネ竿>

船長や常連さんは手バネ竿でやってました。
これも楽しいんでしょうね。


<本日の釣果>
スズキ 64cm~70cm 7本 全部測ってないけど、一番大きいのは3.1キロ。平均でも2.5キロぐらいでしょうか。
バラシ2回、かけ損ない2回、外道魚らしいアタリ数回とエビスズキにしてはアタリ活発でしたね。



<船中釣果>
スズキ 55~75cm 1~7本
マゴチ1(60cmぐらい)、ソゲ2、カサゴ1混じる

ということでいい日にあたってスズキのアタリと引きを堪能しました。

実は浜新丸にはブログには出せませんでしたが、7/19にも行っていてこの日は2本でした。

ルアーで入れ食いに釣るのも楽しいですが、エビスズキもまたよいものですね。
次は冬のルアーですかね。