マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2013年12月29日 アマダイ釣り 赤い魚で土産まとまりました。

2013年12月29日 | アマダイ釣り
本年の竿納めの釣りはどうしようか。
正月用の赤い魚がほしい。

いつものマダイか、それともアマダイにするか?

マダイは厳しそうな予感がするものの、一番良い釣り座に入れれば顔ぐらいみれるかなとおもってとりあえず久里浜の定宿へ向けて車を走らせるものの、4時前にすでにクーラー4個、こりゃダメだってことですかさず踵を返して葉山の定宿へ。
最近、葉山の清兵衛丸がアマダイ船を始めたので、密かにチェックしていたのです。

釣り人は3人だけです。

<清兵衛丸>


さあ、のんびりアマダイ釣りを楽しもうと道具を用意していると、なんと、リールがない!忘れたぜ・・・・

船長に言って貸道具の電動リールを出してもらうもののこれが不調・・・すぐにリセットがかかってしまい巻けません。幸いにも、反対舷の釣り人が予備のリールを貸してくださいました。
実にありがたいことです。

<道具立て>
竿:アルファタックル アルバトロスフラフラ 180L
リール:シマノ 1000番 道糸PE4号(借り物です)
オモリ:60号~80号
仕掛け:片天2本針 :ハリス:3号1.8m 針 マダイ7号



最初の場所は江ノ島沖の95mダチ。

一投目に竿先がククッと入るアタリがあり、いきなり27cmのアマダイが釣れます。
さらに次のビシでやや小さめのアマダイがあがり、その次はアーダイもどきと25cmぐらいのの一荷。
最初の流しで4枚あがりました。

<アマダイさんたち>



どうやら今日は手があっていそうです。ひょっとしてこの調子で行けば、そのうち、デカイのも釣れるのでは・・・・
と思い始めたとたんにアタリが止まり、船長はなんと1時間近く走って城ヶ島沖の100mダチへ。

ここは潮が早く、釣りにくいですが、一投目に良いアタリがあります。
重量感はそれほどでもありませんが、時折鋭く竿先を叩きます。

これはアマダイじゃないな、と思いつつ巻き上げると上がったのは31cmのいいハナダイでした。

その後、レンコダイや、トラギスなどのアタリが続くものの、アマダイは小型だけで、残り時間もあと10分ほどに。やっぱり大型はそう簡単には出ないな・・と一人ごちつつ置き竿にして片付けていると、置き竿が曲がったまま戻りません。

底に引っかかったかなと思って煽るとかなりの重量感に続いてガンガンガンと突っ込みました。

あ、これはデカいアマダイかっと一瞬喜んで手巻きで巻き始めるとすぐにおとなしくなり、全く暴れなくなりました。

でも、魚の重みはあり、バレた訳ではなさそう。





ムシガレイの大きいのか、運がよければオニカサゴかな、と想像しつつ電動でゆっくり巻ます。




その間もずーと静かなまま。底物外道だとうと思ってタモも頼まずにいると・・・・






残り20mを切ったあたりで思い出したように激しく突っ込みます。かなりの引きです。

これ、やっぱアマダイじゃね?





にやけるのを抑えつつ巻上げるとぼうっ白い影が見え、・・・














ハリスの先には・・・大きいアマダイが付いていました。


セルフタモですくったのは・・・



<大アマ>



釣った時は50cm近いかなと感じましたが、後で測ると44cm 1.1キロでした。

最後の最後によいアマダイがかかってくれました。

でもにょほほ~って雄叫びを上げるにはちと小さかったかな。次は50cmオーバーと行きたいけれど、何年後になるかわかりませんね。





<本日の釣果>


アマダイ 20~44cm 7枚
ハナダイ 31cm 1枚
レンコダイ 22cm 2枚 (小型多数リリース)
アカボラ 15cm 1尾
トラギス 15cm 1尾(多数リリース)

<赤い魚でクーラー満杯>



<船中>
アマダイ 20~44cm 4~7枚
レンコダイ 多数。
アカボラ 多数
ハナダイ、オニカサゴ、その他外道多彩。


今回はお祭りゼロでお正月用の赤い魚に大アマダイと土産まとまり、年の最後としてはいい釣りでした。



リールを貸して下さった方、本当にありがとうございました。





イシダイは七日寝かせて食すべし

2013年12月21日 | 料理
イシダイはとにかく美味い。
本当に美味しい魚は、やはり和食で味わうのがいいと思います。

魚は、寝かせるほどに甘みと旨味がでますが、反面身が緩くなり、臭いも出てきます。

マダイなどはこの両者のバランスが取れるのが2日か3日ですが、イシダイでは一週間ぐらいが丁度よいように思います。
エラとワタを取ったイシダイを紙に包みビニール袋に入れて保存します。

<イシダイの身>


脂がすごいです。
包丁を入れるとべっとりと脂が付き、まさに白身のトロ。

<イシダイのお造り>



冷酒に最高にあいます。
脂の甘みと適度な良い歯ごたえ、旨味が濃く、これ以上美味い刺身はちょっと考えられないほどです。

<縁側>


とりわけ、この縁側の甘みは尋常ではないです。

<焼き物>


脂がじゅうじゅうとこぼれてきます。
コクがあり、味わい深いです。

<イシダイ鍋>


具は、葱と白菜だけ。
美味しい魚には余計な具は不要です。特にきのこ類を入れると、せっかくの魚の甘みがきのこの香りにマスクされてしまうような気がします。

<ネギ>


ネギがイシダイのエキスを吸って甘みがましているような気がします。

<雑炊>


イシダイ鍋の雑炊と比較できるのはすっぽんぐらいでしょうか。

<イシダイ飯>


塩炊きです。最高です。

<お吸い物>


出汁は澄み切って濃厚。


剣崎沖イシダイ料理。堪能いたしました。
来年も是非参加ください。
人数が多ければ2回やります。

また、よろしくお願いします。



2013年12月14日 イシダイ五目 海悪すぎ・・・・が魚は元気

2013年12月15日 | イシダイ五目
昨年は南西風の予報で泣く泣くキャンセルした間口港利一丸からのイシダイ五目仕立。
今年は船さえ出ればとにかく行くとの強い意志のもとで望みますが、前日の予報は午前中西よりの風三浦市で4m。沖では10m程度でなんとか出来そうです。
19時の予報の後、船宿に確認すると案の定、出ますよという回答です。その旨メールでメンバーに伝えると、みなさん「マジですか」といった返信が・・

当日の朝、4時頃利島に住む方のツイートで利島で台風並みの風という情報にちょっと不安になります。さらに5時に港に着いて車の中で待っていると、止めた車が揺れるほどの大風。港の場所で10m以上吹いていそうです。
船長に挨拶に行くと、昨日の半分ぐらいしか吹いていないから出るよという話で・・・修行を覚悟。

駐車場にはシケをものともしない釣りバ◯たちを載せた車が続々と到着し、出船間際には広い駐車場がほぼ満杯でした。

<メンバー>

前から

マルソータ Ninoさん たー坊さん
ルビーさん きよりんさん、きよりんさんの旦那さん、すずきんさん

の7名




船長は若船長です。




幸いにも出船する頃には風は弱まりますが、沖では吹いているらしく、うねりがものすごいです。
更に風向きと波の向きが直角で揺れがひどい。


<大うねり>


<道具立>
竿 アルファタックル アルバトロスフラフラ 180M
リール DAIWA レオブリッツ270MM 道糸PE3号
ビシ サニービシ 80号FL

仕掛け:ハリス4号、針グレメジナ8号 3.5m 2本針 
    またはハリス3号3mウイリー4本針

エサ:オキアミコマセ、オキアミエサ。


例年朝一が食うので最初はウイリーで攻めると、一投目からよい当たりで手のひらサイズのイシダイが釣れます。
しかしその後食いが続かないので手前祭りでウイリーをロストしたのをきっかけに餌仕掛けに変えます。

エサ仕掛けの釣り方は船長がタナを例えば27~21mとか指示するのでタナの下限まで落としごくゆっくり竿先を海面から頭上まで誘いをかけ、アタリがあればすかさず合わせをくれます。一回誘って食いがなければ、上げてエサ交換というサイクルです。大抵の場合、一回でエサは取られます。

最初のポイントでポツポツの食いで、桶はシマシマに染まります。

<シマシマ>


しかしてうねりは収まらず、次々と剣崎からシンガポールへと旅立って、道具を出している人が4人のときも。

この場所でよいアタリがあり、やわらかいフラフラの竿先をガンガン叩くいい引きで今日最大の770gがあがりました。

9:30の潮変わりで場所移動。
この場所では全員にアタリが周りみなさん竿を絞りました。

<前半不調だったルビーさんもにっこり>



最終的にルビーさんはイシダイに加え、アイゴやイナダでクーラーに入りらず、発泡クーラーを追加していました。


<シンガポールから戻ったNinoさんはいきなりの良型一荷>


この場所でも食いは続きイナダも回り始め、11時半には釣っている人は中型クーラーがいっぱいになったので、11時45分頃定刻より早くあがってきました。

<桶はすごいことに>


<本日の釣果>
イシダイ 250~770g 24枚 小型5枚リリース。600g超が5枚混じりました。
イナダ 1.2キロ 1本
ウマズラ 35cmぐらい 1枚 



<船中釣果>
イシダイ 250~770g 1~24枚?(数えてないので皆様の釣果はわかりません。1枚はシンガポールから帰ってこなかった人、道具を出した人は6枚以上釣ってました)
イナダ 1~1.5キロ 0~5本?
ウマズラ多数、アイゴ2枚、大カワハギなど混じる。

まあ、大漁と言って良い部類でしょう。

<船宿でラーメン>


船宿でラーメンとごちそうになりながら小一時間釣り談義で楽しい時間を過ごした上、大根とゆずをお土産にもらい、渋滞の前に帰還できました。

また、来年もよろしくお願いします。



澤屋まつもと すっぽん鍋 至福の雑炊

2013年12月09日 | 日記
今年も懇意にしているご近所さんと澤屋まつもと鮭道場にすっぽん鍋をいただきに行ってきました。

店主の松本さんは幻の料理人と呼ばれ、ここに通うセレブたちも多いそうです。

店内には訪れた有名人との写真が貼ってあります


<お通し>


塩辛が薄しおで絶妙の味。その他の食材も吟味されたものです。

<すっぽん汁>


生姜の香りがほのかにしますが、澄み切った出汁は魚類では不可能と思われます。





続いておでん懐石です。
出汁はカツオ風味で薄味。ネタの味が映えます。
<白子>


<ヤリイカ>


<練り物>


<豚筋の白菜巻>


<練り物>


<アマダイの練り物>


<鶏筋>


<タコとがんもどき>


<モッツァレラチーズと餅のきんちゃく>


<干しダラ>


<すっぽん鍋の雑炊>


これはすごいです。濃厚で透明かつ複雑な味わい。すっぽん以外の食材では出せないのではないでしょうか。
最高です。これを食わずに死ぬわけには行かないといった料理です。
おでん懐石とすっぽん鍋、お酒でひとり¥7000ほどと格安のお値段です。4~5人集まれば至福のすっぽん鍋が味わえるでしょう


<来年もまたやりましょう>


<お店>
所在地  横浜市旭区東希望ヶ丘97-17
相鉄線 希望が丘駅(横浜から15分) 徒歩約1分
TEL:   090-9973-9783

費用 すっぽん  1人前 ¥10,000(要予約)今回は13名で6人分ぐらいでお願いしています。
   おでん懐石 1人前 ¥2,000 (席確認の要あり)
   お酒一合      ¥500

2013年11月30日 マダイ釣り 上げっぱなだけ

2013年12月01日 | コマセマダイ釣り
実は北の方でフグの話もあったんですが、金曜の帰りが遅くなったので久里浜の定宿五郎丸からマダイ釣りに行ってきました。
例年今頃はマダイの数釣りの季節なんですが、今年は湧きが悪いのかよい話を聞きません。

朝行くとすでにクーラーが1個置いてあり、2番め。1番目はよくお目にかかる常連のTさん。
その後も続々とマダイの釣客が現れて全部で10人。
五郎丸のマダイ船で10人乗るのは数年ぶりではなかろうか?女将さんも驚いてましたよ。

中潮で横須賀の干潮が8:30。北風なのでTさんが右、私が左のミヨシに陣取ります。

<10人の釣客をのせ出船>


<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ3m 40号
リール:レオブリッツ270MM 道糸PE3号300m
ビシ:L80号
ハリス:4号6m 1本針 グレ(メジナ)10号



イナダがいるらしいので3号で糸を出すと祭って迷惑なので4号で始めます。この時期のイナダはいい個体に当たれば、脂がのっておいしいんです。2~3本土産にほしいところです。

上げ潮が効き始める8時半ごろから11時ぐらいが潮時と見て、のんびりスタート。

最初はイシダイが出るという航路脇の50mダチから始めます。
一投目に大トモの人がイシダイをゲットするものの、その後は当たりなく潮止まり。

船長もしびれを切らして、やや南よりに場所移動。イナダ狙いの船が固まっています。


何度かビシを入れ替えても魚っけがないので、置き竿でトイレに行くと、「おーい、あたっているよ」

いつものパターン。
竿が激しく突っ込んでいます。
竿を構えるとイナダっぽい引き。

Tさんにタモ取りしてもらったのは1.5キロぐらいのイナダ君。久しぶりだ。
<イナダ君>


その直後にTさんも目見当1.8キロぐらいのクロダイゲット。

上げ潮が効き始めると、周辺の船でもイナダやマダイが釣れ始め、イナダを避けて、タナを-1mに下げるとタイらしいアタリがあって、これはマダイ様でした。

<マダイ様>


500gの小型。
その後、イナダとマダイを追加。

11時を過ぎた頃、予想通りアタリはピタリと止まり、沖あがりまでサプライズもなくまったりとした時間を過ごしてきました。

まあ、なんていうか展開が完璧に読めてしまうのが久里浜沖の釣りってもんです。

<沖で熱いコーヒー>


これもまた贅沢な時間です。

<本日の釣果>
マダイ 0.5キロ 2枚
イナダ 1.5キロ前後 2本



<船中釣果>
マダイ 0.4~0.7キロ 0~2枚。 
船中 9枚 2枚が3人、半分ぐらいの人が顔ました。

イナダ 1.0~1.5キロ 0~6本 ほとんどの人が2~3本。

イシダイ、クロダイ、サバ、など少し交る。

タイは小さかったけど、土産も取れたのでよかったことにしときます。