オニが釣りたいぞ・・・
とつねづね思っていたのですが、東京湾・相模湾のオニ乗合いはこの時期、顔を見るのも厳しい釣り。ならば房総、できれば大オニの実績高い大原まで出向いてみるか思い立ち、大将まるかつさんに相談してみたところ
大原 勇盛丸が8人で貸切にしてくれるとのことで、早速メンバーを募るとあっという間に8名の参加者が集まりました。
参加メンバーはまるかつさん、かんこさん、たー坊さん、すずきんさん、汐留めの漁労長さん、汐留さんのお連れさん、そして久々登場のたかちゃん。
<釣り座>
すずきんさん、汐留めさんのお連れさん、わたし、たかちゃん
かんこさん、たー坊さん、汐留めさん、まるかつさん
あとで聞いたのですが、右のトモとトモ2番は前回の釣りでよくなかったとのこと。
当日は北風3~5mの予報で風はたいしたことはありませんでしたが、そこは外洋に面する大原、遠くの低気圧がもたらすうねりが高いです。
<大原沖は天気晴朗なれど波高し>
<出船前のたかちゃん>
元気におにぎり食べてますが、出船直後バケツ抱えたキャビの人となりました。
竿:ノンブランド ムーチングビシ 1.9m
リール:レオブリッツブル500MM PE5号400m
オモリ:150号 片天3本針 ハリス8号、針ムツ17号、全長2m、50cm、125cmの位置に三つ又サルカンで40cmの枝スを出す。
餌:サバ皮、アナゴの切り身(持ち込み)
※ 乗り合いでは最初に餌のサバ釣りをしてからオニの場所へいくとのことですが、サバ釣りの時間が惜しいのと、船上で餌を作るのは危ないので、持込ました。
場所は航程約1時間の大原真沖水深130~150m。
最初の場所が潮早く、しかも二枚・三枚の複雑な潮で棚を取り直すと道糸がどんどん出て行きます。
お祭りも多く、やりにくいです。
オニの食いはぽつぽつで、左舷ではかんこさん、たー坊さんが顔を見てくれます。
右舷はアタリ多いですが、ユメカサゴばかり。
<ユメカサゴ>
なかなかつれずに苦戦していると、まるかつさんが海悪い中、わざわざ反対舷から釣ったオニを見せに来てくれました。
<まるかつさんのオニ>
ありがとうございました。
その後、右のすずきんさんも良型確保、汐留めさん、お連れさんも顔をみて、この時点で坊主はわたしとたかちゃんだけ。
ひとり坊主が頭にちらつき始めましたが、潮もちょっと穏やかになり棚を低めにして狙っていると、クンクンとユメカサゴとは違ういいアタリがきました。
<初オニ>
0.7キロとここでは小型ですが、これはうれしかった。
アタリは続き、
<2オニ>
若干大きめの0.9キロ。
次のアタリは強めのアタリで
<3オニ>
1.3キロ、ここの平均サイズ。
これで坊主はキャビから出てきたたかちゃんだけ、なんとしても釣らせたいと思い、棚や餌のアドバイスをします。
”マルソータさん!”という叫びで振り返ると水面に大きなオニが浮上しています。、片手で竿、片手で網をもちすくったのが、これ。
<たかちゃんも良型ゲット>
大喜びです。
これでかたの違いこそあれ、全員顔が見れました。仕立て船は全員釣れるのがうれしいですね。
この後、1キロ級を追加して沖あがりとなりました。
<本日の釣果>
オニカサゴ 4尾 0.7、0.9、1.0、1.3キロ
ユメカサゴ 15~25cm 多数
サメ 1m リリース
<赤い魚たち>
<船中>
オニカサゴ 1~4 0.4~1.5キロ(目測)4尾2名 2~3がほとんど。 船中 8人で18尾
ユメカサゴ 多数
ウスメバル 30cm級 数尾
ほか
8人中6名が良型オニ(1.2キロオーバー)を確保、土産たっぷりでいい仕立てとなりました。
<勇盛丸>
船長は寡黙ですが、竿が曲がればすぐにタモ取りに駆けつけてくれたり、お祭りは丁寧に解いてくれるいい宿でした。
また行きたくなりますね。