マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

ワラサ釣り 今年のワラサは大きいです

2016年11月05日 | ワラサ釣り
行った人によれば例年より一回り大きいという剣崎沖のワラサ。
今年はカツオ・マグロも行きそびれてしまったので、青物の顔がみたいと思い急遽行ってきました。

船宿は三崎のえいあん丸さん。


19トンの大きな赤い船に釣り人3名。左舷を貸し切で使います。
操船は若船長のたっくん。






城ヶ島を過ぎて剣崎灯台を回ると結構な風。13mぐらいは吹いていました。
北風なのでうねりは大したこともないのですが、風波がすごい。


でも後ろに釣り人がいないので釣りにくいことはなかったです。

<道具立て>
リール レオブリッツブル500 PE5号 400m
竿 ノンブランドのワラサ竿 80号負荷 2.5m
仕掛け ハリス12号→8号1本針 針ヒラマサ12号





場所につくと船団ができていますがこのところ渋いためか、例年ほどの大船団ではなかったですね。
しかし、竿が曲がっている様子はなく、モーニングタイムは空振り。

せっせと1分間隔でコマセますが、全然あたりなし。
7時半が上げ止まりなので潮が動きだせば、何か起きるかもと信じて2~3分間隔で入れ替えます。
でもって12号ハリスも食い気がないので8号に落としてみました。

それでもあたりなく、そろそろ諦めモードに入り始めた9時前にコマセ降ってタナをとった直後にドギューンと入りました。
奇跡的。

ハリス8号だとドラグロックすると切れる恐れがあるので、魚が突っ込んだ時にわずかに糸が出るようにしてやりとり開始。
最初はなかなか底を離れず、何度か持っていかれましたが、空いているのでお祭りの心配もなくやりとり。

なんとか船長のタモに収まってくれました。
タモに入ると若船長が「やったー」と。


<ワラサ>


噂通りでかいです。

このサイズいつ以来かなぁ。ワラサらしいワラサでした。

その後はアタリなく、小イサキが釣れただけでした。
<イサキ>



<本日の釣果>
ワラサ 78㎝ 5.3キロ 1本
イサキ 25㎝




<船中釣果>
ワラサ 1-2本 全部で4本
ヒラソウダ、イナダ、イサキ混じる。

反対側の釣り人は凄腕で5号ハリスで3回かけて2本ゲットとか。渋いときは細ハリスが有効なんでしょうか。


<ワラサの刺身>


脂の乗りは一昨年の3キロ級の方がよかったように思いますが、それでもおいしくいただけました。
顔見れて本当に良かった。




2014年8月31日 ワラサ釣り 今年のワラサはちょっと変

2014年08月31日 | ワラサ釣り
今週末は土曜日急な仕事が入ってしまい、仕方なく日曜に釣りに行ってきました。
本来夏のこの時期はカツオ狙いなんですが、今年はさっぱり。
群れがいないカツオ釣りは辛いので好調な剣崎沖のワラサに行ってきました。

ワラサ釣りは週の半ばに大釣りがあるとその週末は船が混んで一気に食いが落ちるのが常なんですが、顔が見れればいいや程度の気持ちで三崎の佐円丸さんに予約を入れました。

釣り座は予約順で、予約が前日の夜だったこともあり、左舷7名の真ん中です。
剣崎の潮はよくわからないので、真ん中の方がリスクが少ないかもしれません。

<前はこんな感じ>


<後ろはこんな感じ>


そういえば左隣の方はあかべーさんによく似た方でした。


<船団>


お馴染みのワラサ船団ですが、食いの割にはちょっとすくない気もしましたね。

<道具立て>
リール レオブリッツブル500 PE5号 400m
竿 ノンブランドのワラサ竿 80号負荷 2.5m
仕掛け ハリス8号1本針 針ヒラマサ12号




5時30分出船で場所に着くとすでに松輪の船は初めていてそこかしこで竿が曲がっています。
それにしてもどの船も満船。

<大盛況>

この船だけではないです。19t船は軒並み25人ぐらい載せてました。

最初のビシはタナを勘違いし、底まで落としてしまったのですぐに巻き上げ。

次のビシで36mでタナを切った直後にブワブワを竿先が怪しく揺れた後、どぎゅーんと突っ込んだ。
これぞまさしくワラサの当たり。
もちろん、ドラグは締めきっていますがそれでも時折道糸が出て行く引きです。夏のワラサは引きが強いんです。

祭りもなく、タモに収まったのは3キロ級のワラサでした。
<初ワラサ>


その後も食いは止まらず、3本立て続けに当てて全部船に入れました。

7時を過ぎると朝のサービスタイムは終わり、ポツポツの食いになってきます。

忘れた頃に竿が突っ込み上がったのはやや大きめのワラサ。


今日は朝の時合を過ぎても食いが続き、10時半ごろ6本釣ったところでクーラーに入らなくなったので早じまいにしました。
11時半ごろから第二の時合が来て大きいクーラーを持ってきた人は10本ぐらい釣ってましたよ。

<本日の釣果>
ワラサ 2.9~3.3キロ 6本



<船中釣果>
ワラサ3キロ前後 2~14本

まじめに最後まで釣っていればたぶんツは抜けたと思いますが、まあ、6本でもため息が出るほどの量でした。

あと、捌いた感じでは脂の乗りがいいです。
カツオの変わりにいいワラサが入ってきたようですね。


2011年10月10日 ワラサ釣り 落穂ひろい

2011年10月10日 | ワラサ釣り
この3連休、中日にたー坊さんと釣りの約束をしたんですが、朝起きてみると寒気がし少し熱もあり風邪を引いたみたい。
予定していた釣りは予約のない乗合いなので無理をせずキャンセルさせていただきました。
たー坊さん、ごめんね。

その風邪も午前中ぐっすり眠ると午後にはすっかり回復し、夕方にはいてもたってもいられない状態になってきました。
せっかくの連休に釣りに行かないのは考え物です。
かといって仕掛けの準備もできていないので、車にタイの道具を積み、久里浜の常宿五郎丸を目指しました。

今日の狙いはワラサ。久里浜のワラサは頭10本以上の大釣りが続いていましたが、ここ2週間ぐらいすっかり群れが抜けたようで、釣果も0-1とかで当然狙う船も釣り人も減ってきます。とはいえ魚が全部いなくなった訳ではないので、辛抱強くやっていれば顔ぐらいみるのは不可能ではありません。ワラサを5本も6本もほしい人はフィーバーの最中に行くしかないんですが、わたしの場合1本釣ればいいので、群れが抜けた後をあえて狙っていくことが多いです。

<五郎丸 マダイ・ワラサ船>


今日の釣り人は全部で5名。全員顔見知り。気が楽です。

<五郎丸 ハナダイ船>

釣れ盛るハナダイは20人のお客を2杯で対応してます。

<ワラサの場所>


盛期には100隻を超える船団でにぎわったワラサの場所ですが、今日は地元と八景の船が少々のみ、この雰囲気が好きなんです。

場所は久里浜沖水深50mを狙いますが、予想通りアタリはなかなかきません。盛期を過ぎたワラサ釣りは朝のサービスタイムなんてないんです。小さな群れが船の下を抜けるときにビシがはいっていれば食ってくる。そんな感じです。
なので、インターバルを4~5分と長めにとり、常にコマセがポロポロでるようにします。

最初に竿を曲げたのは常連Aさん。マダイかな?と思いましたが、ショゴでした。

<ショゴ>


続いてお隣さんがキロ前後のイナダを釣り、しばらくして私の竿もがっくんと入りました。
ですが、引きは軽く、同じくらいのイナダ。

それからAさんが大きく竿を曲げ、これはワラサ。
<ワラサとやり取り>


ここでアタリは止まり、ひたすら沈黙の時間が続きます。
潮代わりは10時前で、11時までが勝負だろうと思っていましたが、その11時も過ぎてしまい、坊主が頭をよぎりだしましたが、ここでの釣りはとにかく辛抱強くコマセを打ち返すことです。同船者が昼寝しようが、他船がかたづけをはじめようが同じペースでコマセを打ち続けることが突破口を開くことが多いです。
すると・・・・

突然、竿先が海中に突っ込みました。

これはイナダじゃない、と確信し5号ハリスなので無理はできず、糸を出しながらのやりとりとなりますが、船が空いているので祭りもなくあがったのは3キロ丁度のワラサでした。

<初ワラサ>


昼過ぎにアシカ島の脇へ移動。マダイを狙います。
最初のビシで竿が入り、マダイっぽい引きで、あがってくると海中に真っ赤な魚。マダイかと思いましたが大きなハナダイでした。

<大ハナダイ>

37cm850g。ハナダイの道具で釣ればたのしいでしょうね。

<本日の釣果>
ワラサ 3.0㌔ 1本
ハナダイ 37cm 1枚
イナダ 1㌔前後 1本

<船中>
ワラサ 2本
マダイ 1枚
ハナダイ1枚
イナダ 2本
ショゴ 1本

ちょっと厳しかったですね。でものんびり狙ってワラサがつれたからいいや。









11月22日 ワラサ釣り

2010年11月23日 | ワラサ釣り
今年はワラサ、カツオの大型青物に恵まれず、このまま来年待ちかと思っていたのですが、
ホームグラウンドの久里浜沖にワラサの群れが入ったとの情報で定宿五郎丸をたずねてみました。

今日は少し遅めに着いたので先客2名がいたのですが、お一人はトモにはいらなかったので、右トモに入りました。
潮変わりの11時ごろまではトモの潮です。
朝、船長と話すとワラサを中心にやるのでハリス5~6号でという指示がでます。そこで、ハリス6号6mにグレ10号を結びます。

開始早々、左トモの人にアタリがあり、長いやりとりでワラサゲット。他船でもぽつぽつやりとりしているので、のんびりかまえていると、よそ見をしているうちに竿が海中に突き刺さっていました。
6号ハリスはドラグをロックしさえしなければ、切れる心配はありません。船中4名なので、少し遊ばせても余裕のやりとりができます。祭りもなくあがったのは3キロ級。やはりワラサ釣りはアタリの豪快さと引きの強さが魅力です。

しばらくして小移動しますが、餌取りが多いので、ビシをFLに変え、2分インターバルでやっていると竿ががくがくと入り、タイ系の引き。あがったのは700グラムのイシダイ。これは裏本命なのでうれしい土産です。
それから潮が東向きの潮になり、反対舷の人にワラサがぽつぽつあたりますが、右舷には全くあたりがなくなってしまいます。先週とは逆のパターン。

<置き竿に念を込めるも潮には勝てず>


でも、これで釣り座を嘆いてもはじまりません。この場を打開すべく6mのハリスにさらに6m足して、餌取りを避けるため、うえからタナをとります。他人のコマセで釣りをする戦術です。水深50mで45mまでおろし、あまりこませをふらずに38mあたりでながめに待つようにします。もちろんビシはLです。4分のインターバルで5ビシ目ぐらいに竿が入りました。ハリスが長いので迷惑をかけると思い、強引に巻いてさっきより太めの3キロ強をゲット。潮上になったとき使える手ですが、サバやソーダがいるときや怖い船長の場合はやめた方がよいでしょう。とりあえず、これで気が済んだので仕掛けを元にもどしますが、アタリも止まってしまいました。

ただ、つり方を変えたから食ったのが、たまたまそこにワラサがいたから食ったのかは神のみぞ知るところです。あまり理屈で釣りをしない方がいいことが多いです。


<アタリが止まったら沖を行く大型船をながめてすごすのが久里浜沖のたしなみです>



上げ潮になり、元の場所に戻ると他船ではワラサが入れ食い状態になっています。
ワラサはコマセに付くので、大人数で餌をまく船が有利になることがあります。釣果としてはもう十分だったのですが、他船の入れ食いを黙ってみているわけには行かず、コマセをぎゅうぎゅうに詰めて、3分のインターバルでやっていると竿が海中に突き刺さりました。さっきよりいい引きで太ったワラサがあがりました。その後1本とっておしまい。
まじめに最後までやっていればもう1~2本ぐらいは取れたように思いますが、ワラサは飽きのくる魚なので、これでおしまい。

本日の釣果
ワラサ 3~3.4Kg 4本
イシダイ 0.7kg 1枚

バラシなし。 

船中4名でワラサ1~5本 計14本 イシダイ計3枚

これで赤いのがあれば、などと心の片隅にでも思うと、久里浜の女神さまにそっぽをむかれ、ながい坊主スパイラルに陥る危険があります。釣れた魚には満足しましょう。

<ワラサとイシダイ>


船長に1本進呈しました。

おまけ
さて帰り道、携帯がなりました。信号待ちで相手を確認すると船長からです。
クルマをとめてかけなおすとなんとクーラーを船宿に忘れたらしい。あわてて引き返しましたが、高速に乗っていたら気が付かなかったでしょう。あやうく魚を食えなくなるところでした。五郎丸さんありがとうございました。







10月15日ワラサ釣り 青物六目釣ったけど

2010年10月17日 | ワラサ釣り
年に一度か二度の平日釣行。カツオにいくか、ほかにするか迷いに迷いました。しかし、木曜日までのカツオの状況があまりにも悪く、実績のある葉山の船が顔見た程度の釣果で、リスク大と判断し毘沙門の新店丸からワラサ乗り合いで出ました。
事前の情報ではワラサの他、大ヒラソウダやマダイなんかも混じるみたいで期待大。

結論からいうとマルソウダの猛攻の中、釣った魚は以下の通り。

<青物五目>



左上
大ヒラソウダ 1 1.5キロ
ヒラソウダ  2(リリース多数)
サワラ    1
ゴマサバ   3(リリース多数)
右上
マアジ    3
カイワリ   2 25~30cm


マルソウダ  多数(全部リリース)  

で青物六目という結果でしたが。。。。
お気づきのように看板のワラサがゼロで坊主。船中お一方が2本釣ってそれだけ。
ワラサはそれほどほしくないので、目的のキロ越えヒラソウダに良型カイワリ、さらにはじめてのサワラも釣れて、これだけならまずまずの釣りだったのですが、帰ってネットで他船情報をみて愕然。当日本某船で本カツオ4~15ってなにこれ?
本年一番の食いだったみたいで・・・

眠れない日が続くのでした。
(ついに感染したのか?○○菌)

おまけ

<マルソウダ>


<ヒラソウダ>


どこが違うのでしょう?

9月18日ワラサ釣り たぶんワラサ

2010年09月19日 | ワラサ釣り
今年のワラサ(イナダ)は絶好調で7月からぽつぽつ釣れだし、頭二桁の好漁が長く続き、もうちょっと育ったら行こうと思っていたのですが、なかなか決断つかず、持ち越しになっていたのです。
今年はどの場所でも群れが多く、剣崎、城ヶ島、下浦、さらに相模湾の亀城根や初島、真鶴をでも食いだしました。どこへ行こうか迷ったのですが、マダイやカンパチも混じるということで城ヶ島沖を狙う毘沙門の浜福丸さんに行ってきました。
船宿の看板はマダイ五目となっていましたが、ワラサを中心に狙ったのでワラサということにしておきます。

ポイントは毘沙門の真沖、城ヶ島のすぐ脇の50mライン。

<城ヶ島>


こういう釣りはマダイ狙いかワラサ狙いかはっきりさせないと厳しいことになります。
最初4号8mのマダイ仕掛けで狙ったのですが、ほかの釣り人が4キロ級カンパチをあげたのをみて6号6mに換装。朝の時合いに仕掛けの換装などやっていてはいけません。
何しろ、ワラサは朝の一時が勝負なので、手返しを早くして、コマセを振って置竿にするとすぐにズドンと竿が入りました。
強引に巻き上げてお祭りしながらもなんとか隣の釣り人にタモ取りしてもらったのはやや小型の3キロ級。
しかしこのあとトラブル多発。
まず、ワラサはコマセが重要なので、思いっきり竿を振っているとミチイトが切れた・・・
お祭りか何かで糸が劣化していたと思いますが、これで天秤、ビシ、クッション、仕掛け喪失。さらに気を取り直して天秤とビシを予備に換えて仕掛けをつなごうとするとクッションゴムの金具がポッキリ。大事な朝一の時合いにろくに道具を下ろせないようではワラサは釣れません。

しかし食いそのものも入れ食いといった感じではなく、ぽつぽつの食いで9時すぎまではたまに誰かにあたるといった感じでした。
ワラサの食いが止まったとみて仕掛けを4号8mに変えてマダイを狙っているとまたも竿がズドン。
4号なので無理はできず、糸を出していると案の定お祭り。なんとか船べりまで寄せますがハリスに他の釣り人のビシが4つぐらい絡んでいてなかなかタモにはいりません。そうこうしているうちにハリスがプッツンしました。ま、いいか。

9時半ごろには例によって沈黙の時間となり、たまーにどこかの船でワラサやタイがあがるといった感じで、沖上がりとなりました。

<例によって沈黙の時間>


何しろ暇なので隣の釣り人とバカ話で大いに盛り上がり、魚は食わなかったけどそれなりに楽しめました。私は単独で行くことが多いのですが乗合船で偶然隣り合わせた釣り人と一期一会の会話を楽しむのは沖釣りの大きな魅力です。エビスズキの宿の翁船長が「沖にでたらよぉー、みんなと仲良くしなぉー」といっていましたが、沖釣りの本質かもしれません。
それはそれとして、4キロ越えの本ワラサかカンパ釣りたいなぁ。

<たぶんワラサ>



釣果:ワラサ(たぶん) たぶん3キロ(測るの忘れて捌いちゃいました)

船中13人でワラサ9本、カンパチ3本、小マダイ2枚(らしい)

損失:天秤1、サニービシ1、クッション2、ハリス50m分、ミチイトたぶん10mぐらい