マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

毎日、ほぼメダイ

2010年03月26日 | 料理
前回のメダイ釣りで1~2キロ級12本ゲットしたのですが、
4本は近所のお宅で引き取ってもらい、8本家に残しました。
うち3本は宴会で使い、のこり5本を毎日食べています。
メダイは癖のない白身で皮を引けば魚臭さはほどんどなく
飽きが来ません。この辺がワラサあたりと違ってありがたいです。
翌日食べたのがコレ。

メダイのフライと出汁で作ったスープ。
メダイのアラで出汁をとり、ニンニク、玉ねぎをオリーブオイルで
いためて出汁を入れ、コンソメと塩、コショウで味付けしただけですが、
アラから出る出汁は濃厚で、臭みがなく、おいしいです。
フライはオリーブオイルで両面をほどよく揚げたもの。
衣はさっくり、中はジューシーで最高。アジフライよりうまい。






翌日はメダイのグリーンカレー。
市販のタイ風グリーンカレーのペーストで肉の代わりにメダイの切り身を入れました。
やや煮崩れてしまいましたが、味はよかったです。
メダイ料理まだまだ続きます。




メダイで宴会

2010年03月23日 | 料理
20日に遠征五目を計画したのは、実は21日から泊まりで姪の一家が
来ることになっていて、おいしい魚をたべさせたかったからです。
久里浜沖のマダイ釣りはさすがに釣れる保証がないので、
哲ちゃんに無理を言って宇佐美へ行くことにしました。
五目釣りはかないませんでしたが、結局、
メダイがたくさん釣れてまずは食材はOKです。
21日は姪とそのだんなと赤ん坊が来ました。
宴会メニュー

まずは刺身
メダイは白身ですが、マダイよりちょっと身が詰まっている感じです。
皮と身の境にややにおいがあるので、皮は厚めに引きます。
身がぽってりしており、脂がのってうまいです。


次にチリソース会え、
一口大にきったメダイに片栗粉をまぶし、あげてからチリソースにからめたもの。
チリソースはみじん切りのねぎ、しょうが、ニンニクをゴマ油でよくいため、
豆板醤とケチャップ、砂糖を加えてさらに炒め、水を加えて煮たてただけのごく
簡単なものです。
これはうまい!。ビールに最高です。


あとは鍋ですね。
皮つきのまま切り身にしましたが、皮にちょっとにおいがあり、これが気になる
人は皮を引いた方がいいかもしれません。
いちばん右は魚だけでは飽きると思って作った牛肉のたたきです。



ここには出ていませんが、メバルとメダイのから揚げも作りました。

どれもうまかったです。1歳8ケ月のあかちゃんもメダイのから揚げや鍋を
たべてくれました。最高の休暇でした。





3月20日 メダイ様

2010年03月22日 | メダイ釣り
今回は釣り友の哲ちゃんと遠征五目釣り。
宇佐美の秀正丸から出ました。
網代や宇佐美から出ている利島、新島周りの五目釣りというのは
以前から知っていて、一度は行ってみたいと思っていたのですが、
なかなか一人では決断できず、行きそびれていました。
哲ちゃんに予約から何からすべて段取りをしてもらいはじめての
挑戦です。しかも、ご厚意で大トモへ入れていただきました。
遠征船はでかい。キャビンは清潔なベッドが人数分あり、快適。
これなら外洋の少々の波でも安心ですね。
この日はベッドで寝ていると船が持ち上がるようなうねりがあり、
しばしば、船足を落として航行。そのうち、あれれ・・・Uターン。
船長から「島へは行けないから、メダイやります」とアナウスがあります。
(後から中のりさんに聞いたところ伊東の赤沢沖とのことでした)
メダイ用に8号1本バリにイカをつけて落とすと、しばらくしてコマセが利き出して
入れ食いになり、1~2キロ級が面白いように釣れました。
その後、風が強くなり、風を避けて北上しながら、どのポイントでも
ぽつぽつと釣れ、結局12本釣れました。
欲を言えば、3~4キロ級が1本釣りたかったけど、まあ、今度に期待です。
秀正丸は船長、中のりさんも親切でまた乗りたい船宿です。

メダイ1~2キロ 12本、オキメバル3、アジ1

<↓メダイが50リットルクーラー半分釣れました>






久里浜のサバを食してみれば(その3)

2010年03月11日 | 料理
最後は炙り締めサバです。
釣り魚は新鮮でいいのですが、同じ魚(しかも青物)が
釣れるときは、まとめて釣れ、釣れないときは全く釣れないのでこまったものです。
やはりサバが一番おいしく食べられるのは締めサバでした。
でも、今回は最近はやり?の炙り締めサバにしてみました。
これ、最高です。皮を炙るだけで、脂がしみだし、うまみが増すし、
焦げ目の香ばしさがサバ臭さを消してくれます。
しかし、うますぎて子供にほとんど食べられてしまいました。
締めた翌日と4日目でたべたのですが、これはもう、4日目の方が断然
うまかったです。
サバ料理の勘所はサバ臭さをどうやって消すかですね。
ちなみにこのときはアジも釣れたのですが、このアジはどういうわけか全く脂が
のってなくて、刺身にしても食べられず、しかたないのでなめろうにしました。
同じ漁場で2週前に釣れたアジは脂のりのりだったのにわからないものです。

<締めサバと炙り>



ようやく我が家の冷蔵庫からサバがなくなりました・・・・やれやれです。


久里浜のサバを食してみれば(その2)

2010年03月10日 | 料理
さて、第2段はサバそぼろです。これは妻が作ったものです。
妻は亭主の道楽には決して手を貸さないという強いポリシーが
あって、普段は食べるだけで、魚料理はしないのですが、
サバを釣ってくると(しかもマサバだけ)なぜかサバそぼろを作ります。
ゴマサバではどういうわけか活性があがらず、作ることはありません。
全く不思議なものです。
作り方は自分で作ってないので、よくわかんないのですが、
たぶんこんな感じだと思います。
しょうが、玉ねぎ、にんじんをミキサーにかけみじん切りにする。
サバは3枚におろし(あ、おろしたのは自分です)。
身をスプーンでこそげとる。
フライパンにゴマ油をひき、野菜のみじん切りを炒める。
サバの身を入れて、さらにめんつゆ(市販の)、みりん、砂糖をいれて
炒め煮る。
水気がなくなったら、小葱のみじんとゴマ(ゴマサバではありません)
を振りかけ完成です。

<↓サバそぼろ>


これはかなりうまいです。酒の肴、ふりかけ、お茶ずけなどなんにでも
会います。最初からこれにしとけばよかった。

<↓マダイ塩焼きとサバそぼろ>


日本酒によく合いますね。
サバ料理、つぎもあります。今日は水曜ですが土曜から毎日サバでした・・・

久里浜のサバを食してみれば(その1)

2010年03月09日 | 料理
珍しくマサバのいいのがたくさん釣れたのでサバ料理をいろいろやってみました。
まずはサバのトマト煮。
いつも和風料理が多いのでちょっと凝ってみました。
作り方は簡単で、ニンニクとタマネギを微塵にして、鍋にたっぷりのオリーブ
オイルでよく炒め、缶詰の煮トマトを一缶入れてさらに炒め、塩コショウで
味付けします。ここに三枚におろして、中骨を抜いたサバを入れ約10分ほど
中火で煮ます。仕上げにバターを入れればできあがり。



魚の煮つけは骨つきの方が味が出てうまいとよくいわれますが、我が家では
すべてきれいに取り去ります。その昔、子供が小さかった頃、ハナダイで作った
タイ飯に骨が残っていてのどにささり大騒ぎになってから、そうしています。

さて、マサバのトマト煮の味ですが、まあ、食えなくはないが・・・
限りなく失敗に近いできでした。やや塩気が少なかったということもあるのですが、
トマトと大量のニンニクだけではサバ臭さが取りきれなかったといった方がいいですね。
2切れ食べるとそれ以上は食べられない感じです。


サバについてのクドい話

2010年03月08日 | 魚の話
今回比較的よいマサバと通称”あいのこ”というも釣れました。
<↓上 マサバ 下”あいこの″>


″あいのこ”は普通のゴマサバほど体側の斑点が不鮮明という点に特徴があります。
しかしてその正体は???
マサバとゴマサバの形質的な違いのひとつとして、背びれの棘突起の数があります。
マサバは10以下、ゴマサバは11以上といわれています。
しかし、これも決定的な同定方ではなくなぜなら棘突起が体外に出ていない個体もあり、
レントゲンを取らないとわからない・・とか。これでは船上で判断できませんね・・・
で、この写真の個体ですが、上は棘突起が9本、下は11本でした。いずれも一番小さい
棘は外からは見えず、さわってみないとわからない状況でした。
なので、正体は上はマサバ、下はゴマというわけ。
今回キープしなかったのですが、明らかに体側の斑点がもっとはっきりしている
ゴマも釣れました。
魚は住む場所の環境によって同じ種でも色や形状に多少の違いがあります。
メバルなど相模湾と東京湾ではかなり体色がちがいますよね。
サバ類は回遊魚なので、そういうことはないと思うのですがこうした個体差がでるのは
なぜ???
それはそれとして、関心の味はどうだったのか?
またこんど。



3月6日 マダイ釣り。雨の久里浜沖は入れ食いか?

2010年03月06日 | コマセマダイ釣り
雨の日は普段食いの渋いマダイたちもやる気を見せ、時には入れ食いもある、というのは
釣り師の常識なのですが・・・
今日は都合よく雨なので、その仮説を確かめに久里浜五郎丸へと赴きました。
「哲ちゃんの沖釣り日記」
の哲ちゃんと一緒です。
朝、小雨の中、航路より65mダチで開始。しかーし、入れ食いのはずが・・・
他船にはぽつぽつ食っているようですが、わが五郎丸にはあたりなし。
なぜだー????
何しろお客が哲ちゃんと自分だけなので、コマセまけしないように2本竿でせっせと
コマセを振りますが、時折竿先をゆするのはサバばかり。
船長もしびれを切らして、小移動。
この場所で明らかにサバとは違う竿の入りが。すかさず、合わせを入れると、
ガツンと確かな手ごたえ、
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
と喜んだのもつかの間、2度目の突っ込みでいなくなりました。
すっぽぬけです。冬場のタイにはしばしばあるのですが、しっかり合わせての
ばらしなので仕方ありません。
そうこうしているうちに哲ちゃんがやり取り開始。大ダイの期待がかかります。
傍らでタモを構えながら自分の竿をちらちら見ていると、こっちの竿も入った。
哲ちゃんのタモどりを船長にお願いして、自分も竿を取ると、ちっこいけど
確かにマダイの引き。500gの小型ながら顔を拝むことができました。
哲ちゃんの方は・・・残念ハリス切れでした。
で、仮説の証明にはいたらず、
マダイ500g1枚、マサバ7、ゴマ1、中~大アジ3といういつもの釣果に終わりました。
ちなみにばらしたタイの方が当然ながら大きかったです・・ものすごく。
いつになったら微笑んでくれるのだ、久里浜沖よ。

<500gジャストのマダイくん>



料理はまたあとで。