マリーン日記

絵画制作を中心の私の毎日を紹介します。

マリーン日記ーデパートの美術画廊めぐりと、河鍋暁斎展、そごう美術館での院展

2021-02-08 17:15:49 | 日記
都内の展覧会へは、なかなか出かけなかったのですが、
思い立って、横浜高島屋へ~
            
          
       
もうすぐバレンタインデーというので、チョコレート売り場は、人が群れていました。
美術画廊で、野口俊介展を見て~中欧の風景を柔らかな色彩と陰影で表現していました。
隣では、萩 次世代の陶Ⅱ もやっていて、萩焼も、私のイメージしていたものとも違って、いい器がいろいろあって、楽しめました。

その後、横浜から、東京駅のステーションギャラリーに行き、「河鍋暁斎の底力」を見てきました。
河鍋暁斎展を見るにあたって、ローソンで切符を受け取ってから行くので、ちょっと面倒ですが、
人は、それほど混んでいないので良かったかな。
暁斎というと、妖怪を思い浮かべるのですが、暁斎自身の筆による下絵がほとんどで、
人や植物など様々なものの写生や、絵にするときの工夫がしてあり、勉強になりました。
           
            

道すがら、梅やボケの花が見れて、春を感じます。
近ごろは、春のように、暖かい日があります。
三寒四温で、春へと移行していくのですね。
今度は、そごう美術館で院展が始まりました。
昨年は、コロナのため、都美術館に見に行くこともしなかったのですが、
横浜そごうに、受賞者や同人の絵、神奈川県生まれ又は、在住の人の絵が集まりました。
            
どれもとても大きな絵で、総理大臣賞の絵は、大勢のバリダンスをしている人が描かれていました。
日本画特有の絵具の表現があって、素敵でした。
文部大臣賞の人物の絵は、うまく構成されていて感心しました。
私は、魚やクラゲのいる木下さんの絵が、夫は、ヨットの絵が今後の参考にしたい絵だなと思いました。
やはり、院展でも、重鎮の絵は、いい絵が多かったです。
       
ついでに美術画廊の絵も見てきたのですが、中村さんの日本画は、銀箔とブルーの絵具の人物画が彼独特の若さを表していました。
石原さんの風景画は、テンペラ画ならではの細かく繊細なイタリア地方の風景と花を表現していました。
              
          

ちょうど、着物を家に広げて、虫干しをしていたので、急いで帰ってきました。
着物は、たたむのが大変ですが、毎年がんばっています。
いつか着る機会があるといいのですが~。

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