百合とオレンヂ城Ⅱ

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小ネタ フルメタルパニック ストーリー編

2007-09-06 00:29:00 | ジブリ 押井守 ハーモニー(伊藤計劃) サマーウォーズ フルメタルパニック
 フルメタルパニック長編一巻の下敷きになっている事件は
「エンテベ空港人質事件」です。
 
 
 賀東招二先生「イスラエルの特殊部隊がウガンダに
乗り込んでいって空港に降ろされていた人質を、
こっそりC-130で強行着陸して人質を
全員救い出した『オペレーションヨナタン』
という作戦がもとになっているんですよ。
 その時ひとりだけ死んじゃった指揮官がいて、
ネタニヤフ首相のお兄さんなんですね。」

 
 エンテベ空港人質事件だけでなく、 

 賀東招二先生「あ、でもよく見るとフルメタの一巻の
クライマックスのシーンなんか0083の二話じゃん、
と思ったり。
 だから影響は色々たくさんあると思います。」

 
 
 賀東招二先生はガンダム0083にも影響を
受けています。
(↑で賀東先生はガトーを回収するジオン軍と
フルメタで生徒たちを救出するシーンのことを
言っていると思います) 

 
 賀東招二先生の名前ガトーはアナベル・ガト-から
来ています。
 だからカリーニンの声はガトーと同じ大塚明夫さん
なのです。

 


 エンテベ空港人質事件ですが『エンテベの勝利』という
映画になっています。
 ラビン首相を演じたのがアンソニー・ホプキンス
=ハンニバルです。
 当時ウガンダを統治していたのが「人食い」とあだ名
されたアミン大統領で、ドーベルマン刑事にも出たこと
があり、このマンガでアミン大統領を知りました。
 最近ではフォレスト・ウィテカーがアカデミー賞を
受賞した『ラストキング・オブ・スコットランド』
があります。
 もうそろそろレンタルされると思いますので
TSUTAYAに入荷されたら「ああ、これがフルメタの
元ネタなんだなぁ」と思ってください。
(『ラストキング・オブ・スコットランド』で
エンテベ空港人質事件は重要な意味を持っている
らしいのですが?)

 
 1巻で出て来る国が北○○ですが、

賀東招二先生「独裁国家に、ハイジャックされた機体が
降りたらどう助けるのか?
という話を書きたかったのです」

 
 と答えています。
 それで、一巻のあとがき、

賀東招二先生「国内便で到達できる距離にある
独裁国家が某国しかなかった」


と繋がる訳です。
 
 なので、上のシチュエーションありきで、
賀東先生が某国をどうこう言おうという
意思とは関係が無い、と思います。
 
 私は、あの国は嫌いですが。