◆少女セクト
★OAV2巻 感想
★何故『聖者の行進』『きらきらぼし』なのか?
の答えを書きます。
もちろん百合がメインです。
◆『母へ…』
冒頭『親愛なるママへ』とメールを送る桃子
だけど、
「だけど最近ちょっと…自分に疲れてしまっています」
このメールは送りません。
(実はこれが伏線)
隼砥教子先生の頼みで思信の寮、通称
『すずめのお宿』へと様子を見に行く。
全員がおたふく風邪に感染したかどうか
様子を見に行きますが、もちろん全員仮病です(笑)
柴ちゃん、が休んでみんななんとなく休んじゃった
んでしょうかね?^^;
◆不思議の国の桃子
桃子はまーやのうさぎ、に案内されます。
桃子は不思議の国のアリス?
ところで、まーやが照れていませんよね?^^;
思信のハーレムの中には千鶴の姿も。
お姉ちゃん、といちゃいちゃ。
(千鶴は少しだけ出番が多いですね)
◆キスでマーキング
麒麟と柴のH。
甘える柴、
この時の麒麟のセリフとエレベータの中で
思信に言ったセリフが麒麟が思信の側にいる
思いなんでしょうね。
ぺろぺろなめたり、お口であ~んなものを
入れちゃったり、指で☆☆しちゃったり☆
◆オメルタの誓い
思信のハーレムの子たちは訳ありの子たち。
その子たちを思信は『ファミリー』という。
(私生児から家庭の事情に変更していましたが)
その子たちがみんな可愛くて仕方がない
思信。
でも、みんな思信を「好き」といってキスも
するけれど、思信自身から好き、と言った
ことはない。
そこで、突然
思信「あなたが、好き」
思信「キスしたことあるの?」
桃子「ありません」と答える桃子。
回想シーンで、
「またね」と思信らしき子が桃子らしき子へキス
その事を桃子が覚えていないのを、
思信はどう思っていたのか?
原作では桃子から思信へキスしていましたが
アニメと原作ではちがうんですね。
◆冒頭の疲れています、というメール等が後半の
マジメな桃子に『レールを外れる』と説く
隼砥教子先生、桃子の手を引く思信etcetc
という展開に伏線として生きています。
◆ああ、お話ししたいの、ママ
桃子のクラスは文化祭の出し物の
話し合いをしています。
ここで黒板に書いてあるのですが、
何故選んだ曲が
『聖者の行進』と『きらきら星』なのか?
以下『きらきら星』の歌の説明。
★「きらきら星」は、18世紀フランスの民謡
「ああ,お話したいのママ」
(Ah ! vous dirai-je, Maman)
のメロディーに、イギリスの詩人ジェーン・テイラー
による詩「星/The Star」が当てはめられる形で、
1805年に詩集「ナーサリーライム」の中で
始めて発表されました。
★歌詞
『AH! VOUS DIRAI-JE,MAMAN』
(ああ、お話ししたいの、ママ)
Ah! vous dirai-je, maman,
Ce qui cause mon tourment!
Depuis que j’ai vu Silvandre,
Me regarder d’un oeil tender,
Mon coeur dit a chaque instant:
Peut-on vivre sans amant?
L’autre jour dans un bosquet,
De fleurs il fit un bouquet:
Il en para ma houlette.
Me disant belle brunette,
Flore est moins belle que toi:
Lamour moins tendre que moi.
★和訳
ああ、母さん、聞いてほしいの
ああ、母さん、聞いてほしいの、
わたしの悩みの原因を。
わたしがシルヴァンドレに会い、
あの優しい瞳で見つめられたときから、
ずっとわたしは思うの、
恋人なしで生きて行けるだろうかって。
あの日森の中で、
彼は花束を作り、
わたしの頭にかけながら、
きれいなブルネットだねって言ったのよ。
花の女神フローラよりきれいだねって。
そしてだれよりも君が好きだよって。
◆ああ、お話ししたいの、ママ ②
この『きらきら星』の歌詞を見れば、
どうして桃子がママへメールを送った
のかがわかります。
上の歌詞で女の子が母親に、好きな人
がいるという恋心を打ち明けるように
桃子は母親に、思信を好きになったという
気持ちをメールで送って打ち明けました。
(?)
だから2巻のラストで「好きな人ができました」
となるのです。
思信も永い間、桃子を思い続けていましたが。
これが3巻でどう帰結するか楽しみです。
◆続く
ら、らーめん?
◆少女セクト
★OAV1巻 感想
百合な少女たちの群像劇、をどう表現するか?
楽しみでしたが良かったですね。
★ ①
冒頭の思信の回想から、の流れが上手い。
美術室から聞こえてきた「あ~ん」
な声を追って閉じ込められてしまった、まーや。
大神先輩のしわざでしたが、階段でこけそうに
なるあたり、ちょっと可愛い感じでしょうか?
あとで黒くなりそうですが(笑)
大神先輩、さっそく階段でキス
で相手の子が篠原茜ちゃん、でアニメオリジナル
の子でしょうね?
茜ちゃん、て子原作にいたかな?と思っていま
したがおそらく、大神先輩の悪事(笑)の片棒
をかついだり大神先輩の悪度を上げるために
用意されたのでしょうかね?
(アニメ版魔法騎士レイアースと同じ理由)
どうせなら、どこまでも落ちたり大神先輩と
エチしちゃってください
★ ②
百合な少女たちの文字通り群像劇になっています。
前もって出したり(千鶴や時雨)2巻で出番が
ある人(隼砥先生や大神先輩)を出したり
しています。
あと美術室を上手く使っていますね。
桃子と信思、まーやの出会いの場にしたり、
(もちろん寝込みを不意打ちのちゅう)
詩乃や盟絵を人魚伝説にし(この変更はちょっとしょう
がないでしょうね^^;)、
冒頭の回想シーンのベルガモットの香水をからめた
りして、桃子や思信の出会いを効果的にしちました。
ですが思信がサーヴィスでパンツを見せる、
なんて事をしますかね?^^;
でも時雨姉さんへのアドバイス、特に
桃子へ言った言葉(時雨姉さんの真意)は
「ああ、言いそうだな」と思いました。
ああいう気持ちがあったから時雨姉さんの方
が溜まっていそうですよね。
あの気持ちは思信も同じなのでしょう。
まーや、が連れていかれた詩文部はずいぶん
改造されていましたね(笑)
怪しいパブみたいでした。
それから3人で傘に入るところは甘甘で
たいへん良かったです
★ ③
意外と原作のシーンとオリジナルのシーンが
上手く合っていました。
桃子と千鶴のおへそ出してる体育のシーンや
プールのシーンです。
2巻への布石かな?と思えるシーンも
ありますしね。
思信の着替えを手伝う最中にしっと(?)
した麒麟が胸に、っちゅう
とか
発売した時期が時期なので夏を意識している
のか、ひっじょ~にタイムリーでいいですね
桃子は中原麻衣さん、のイメージがあったのです
が、ストパニとちがい桃子の方が精神的に上
じゃなきゃダメだと思いますのでOAVのやや
大人びた声は違和感なかったです。