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栃木県北部での群発地震

2014-09-06 18:05:44 | 地震の予兆は当たらない
2014年の9月3日の16時24分に起きた震度5弱の栃木県北部での地震を皮切りに
栃木県北部では群発型の地震が増えております。

3日には6回、4日には11回となっています。これまではそれほど地震の発生している
地域ではなかった栃木県。最近では茨城県と宮崎県を中心とした地震が多かったのだが、
突如として栃木県に群発性の地震が起こり始めた。

地震の発生個所は全国的な広がりをみせていて3.11後の2年ほどは
震災後の余震とみられる地震の発生が相次ぎまた何時大きい地震が来るか心配だとの
意見が多かった。しかし最近は、東北地方のみならず、震度4クラスの地震はそれほど
全国的にも珍しくなくなってきている。

私なりの逆転の発想の考えでは大型地震の発生要因として太平洋プレートの押し込みを
一つの有力な可能性として予兆を見た場合、これは必ずしも的を得ているとは言えない。
3.11が北米プレート側の要因による発生であったように、次の大震災も太平洋プレートや
フィリピン海プレートによる日本海溝や南海トラフを震源とする地震ではなく、
北米プレートによる内陸部での地震ではないかと思われる。

そうすると6月24日の北米プレート上にあるアリューシャン半島でのM8.0クラスの
地震と日本の内陸部での地震は辻褄が合うものと考えられる。

私はこの栃木県北部での群発地震も大きな地震の前触れではないと思う。それはこの群発地震そのもの
が一つの現象であり、人間が偶にかかる病気の風邪みたいなものだと思う。
必ずしも喘息や肺炎に繋がるものではないと思いたい。
これを関東震災の前触れだとは敢えて考えない楽観視をしたい。
これで納まりがつくように思う。

この短期間に集中的に起こる群発地震は、新島の火山活動が活発化した
時期に並んで富士山周辺地域でも起こったのだが、その後は収まり平常を取り戻している。

群発性地震という一つの結果として捉えた場合、地殻やプレートにため込んだエネルギーを小出しにしている
ように受け止められて地殻に柔軟性があるように感じるのだ。
それよりも地震の可能性があるなかで我慢に我慢を重ねるように固くなった地盤の下で
エネルギーを内側に溜め込んで、何かの拍子に我慢がプツリと途切れて癇癪を起すかのような爆発的な地震の方が
威力が強いと思う。そして被害も規模も大きくなるように思う。

群発地震は一発目に比較的大き目の地震が来て後々小さい地震が連なるような活動形態だ。
そこがまた良い。まとめて一発で地下ストレスを解放するような癇癪型の地震よりは安心が出来る。

だがしかしこれは私個人の勝手な考えでしかない。地震に興味を持ち調べる程に予兆が当たらなくなるような気がするので
敢えて学術的な見解は捨てて思いつきで書いた方が面白い。

ちなみにこの地震の予兆の発想は小学校6年生の時の学級委員長が元ネタだ。
普段は真面目で大人しい委員長が怒る時が一番怖くて破壊力があった。クラスのみんなで宥めるのに
苦労したのを思い出す。





コメント
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