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スコットランド独立運動と地方創生と世界経済

2014-09-17 22:39:02 | 政治
9月18日にイギリスからの独立を巡ってスコットランドで住民投票が行われる。
イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドで構成されており
IOC管轄のオリンピックでは一つの国として扱われるがFIFAによるフットボールでは其々
単独の4か国として扱われる。

国内フットボールリーグもイングランドのプレミアリーグと
スコットランドのスコッティッシュ・リーグに別れている。

もしも住民投票で独立が達成されるようであれば、イギリスはイングランド、ウェールズ、北アイルランド
の3つの行政区域で構成されて、それに並んでスコットランドという新しい国が生まれることとなる。
フットボールリーグと同様に一つの国家機構として扱われる。

この問題はカタルーニャの独立とは一線を画する。どうしてもこの問題を一色単にしてしまうのは
碌でもない思想家の思惑に同調しているものでしかない。

スコットランドの思惑はこの独立論によって、これまで搾取されていた北海油田の利権を取り戻そうと
しているところにある。ウェールズ公であるチャールズ氏も一つのイギリスをアピールするために
スコットランドの民族衣装であるキルトを着用するなど、イギリスとしては独立を認めたくない。

体制主義的な要因がスコットランドには不利益をもたらしていると感じるところに争点があるのだが、
そこはひとまず置いといて、こういった反発的な対応を持ち得てでしか意見が言えない所に問題が有る。

簡単に言えば、イングランドは利権を認めてしまえば良いわけだ。今よりもスコットランドの経済が
潤えばそれで良いだけだ。独立しようがそのまま属することを選んでもスコットランドの勢力拡大は
不可避といえる。

時折このような問題は政界情勢において自国領土の危機を高めると警告する事が口実なるが
それはいつもの体制側の言い分で今の情勢は経済によるところが大きな要因であると水面下での
働きかけを知っていれば、経済が如何にして大事であるかが伺える。

そしてこうした独立運動は規制の緩和や民営化を生み、経済的な側面にとっては非常に好都合である。
体制主義で利権に群がっていた一部の人達からは嫌悪感を示されるのも当然のことである。
ユダヤ強し!!!グレートブリテリンでも苦労するのだなぁー。

ウクライナのクリミアにイギリスのスコットランド、スペインのカタルーニャなど
住民投票の意味が大きくなる現代政治のなかで、国家主義の信用を失落させているものは
中央集権型の利権の構図にある。 石破茂の地方創生は絶対に失敗すると思う。

TPPをはじめとする地方崩壊の緩衝剤をするだけの意味しかもない。
日本でも農業法改革により体制主義的なJA全中が失われようとしている。
政権は右派思想が強いが、全国的に左翼の思うツボだな。このギャップが堪らない。
今更ブレない自民党を誰が思い描くだろうか? 自民党にすがっても何の利益もない。













コメント
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