既に日常と化した中東地域でのISISのテロ活動とそれに対抗する攻防戦をメディアやネットで見ていると
やっぱり対岸の火事なんだなと感じてしまう。後藤、湯川の人質殺害の被害はあったものの熱さも喉元を過ぎれば
平気なもので感想なんてのは有って無いようなもので、総じて打った打たれた殺されたというフレーズしか
残らない。ISISはその戦火をレバノンにまで伸ばし、テロの手を拡大しつつある。。
当初のISISという表記から一時はISILとレバント(地中海から東南地域に当たる場所の総称)を含む名前に変えて
報道されていましたがどうやらIS(イスラミックステーツ)イスラム国と表記することに落ち着いているようです。
ではでは改めましてISISのお名前変更の遍歴をご紹介します。
§命名学的ISIS(ISIL)の歴史。
シリア内政における反政府軍(シリア国内だけ)
↓
反政府シリア解放軍(シリア国内だけ)
↓
スンニ派イスラム原理主義過激派(イラク、シリア内だけ)
↓
ISIS(Islamic State of Iraq and Syria)イラクとシリアのイスラム国
↓
ISIL(Islamic State in Iraq and the Levant)名前からシリアの名が消される。イラクとレバント地域のイスラム国
↓
IS (Islamic State)単純にイスラム国(イスラム教を中心とした国家建設を思想とする)←NOW!!
ISはスンニ派原理主義過激派によるイラク、シリアでの親米派政府に対抗するための反政府組織であるとの
認識が強かったが、その流れも徐々に変わってきて、ISはイスラエルの諜報機関であるモサドとCIAが作り出した
イスラム教諸国での内戦を狙った活動だとされるようになった。そして今はこのような陰謀説が有力とされている。
しかし
これは返ってイスラエルの信用を落とすようなことに繋がりかねないのでCIAや米国による反ユダヤと反イスラエルの
為の工作ではないかと水面下で噂されるようになった。
更には
ロックフェラー財団の中東地域での石油利権からの撤退やロスチャイルドのシリアでのゴラン高原の採掘権の
購入などを含めて石油の利権絡みの米国の単なる開き直りではないかとの見方が有力視されてきた。
如何せんこれだけの問題が起きていながらその残虐な殺害方法ばかりが注目を浴びて問題の核心にはなかなか
辿りつけないだけにどのような感情を持って良いのやら見当が付かない分、心が揺さぶられることが少ない。
人間の残虐性や宗教の意味合いなどを考えさせられるばかりだ。
そもそもこのISテロはアラブの春による中東地域での民主化を推し進めた結果であるから、根本的にはその魂胆が
どうであれ、米国が民主化運動という名前を使ってハンドルを握ってきたことは確かである。
考えてみれば、パレスチナとイスラエルの抗戦をもとにパレスチナ側のアラファト議長もノーベル平和賞を貰っているので
そうした反イスラエルや反ユダヤという気持ちは昔から米国にあったのかもしれない。因みにその当時はビル・クリントンが
米国大統領でした。ユダヤの私生児と云われるビル氏だがイスラエルから見たら侮れない存在だったのかもしれない。
そこで私の考えは全く逆転してしまう。
イスラエルのモサドや米国のCIAが画策した中東地域でのISテロ活動は、米国の反イスラムでもなく、反ユダヤでもない。
これはイスラエル及びユダヤが編み出した中東を舞台とした「米国覇権崩し」の手口ではなかろうかと思うのである。
もしもこの陰謀論通りに事が進めば新たにユダヤを中心とした新しい新世界秩序NWO(new world order)が成り立つ。
そして石油利権の獲得に成功したロスチャイルドやモサドが関与していると言われているIS絡みの利害構造が逆説的に
米国に働いていると考えても理路整然とするものである。苦労する国は地政学的な要因に理解を囚われずに
ユダヤのイスラエルではなく、これまで原理主義として親米派政府と戦ったイスラム教の国でも無く、
どちらかと言えば米国寄りの国々であるからだ。
被害に遭っているのはユダヤ教を母体とするイスラエルではない。
イラク、シリア、ヨルダン、レバノンなどが親米派のイスラム教の国が被害に遭っている。
そうなるとユダヤの最終目的は最も親米派の強い政府を持つアラブの国であるイランやサウジアラビア、UAEとなる。
また別の側面からみると最近話題の中国の主導権で開発されているアジアインフラ投資銀行AIIBですが
こちらの方にUAEもイスラエルも参加しているのである。あの米国さえ参加していないにも拘らず。経済の話になると
イスラエルも原産国のアラブの国も米国に対しては平気で背信的な姿勢で挑むことができる。
あくまでも米国は軍事によってもたらされる覇権でしかない薄っぺらさをシミジミと感じる。
IS(イスラム国)の正式名称が定まらないのもISIL(イスラエルを含む地域「Levant」レバントをイニシャルとした)
名前が定着しないのもこうしたイスラエルやユダヤ系が米国の反ユダヤ思想と抗戦しているからだと思われる。
NATOでもあり、米国の覇権の中の一つでしかないイスラエルであってもこうして自己主張と独自性を持てる強靭な
国家思想の核を持っている国はやはり存在感を強くする。
やっぱり対岸の火事なんだなと感じてしまう。後藤、湯川の人質殺害の被害はあったものの熱さも喉元を過ぎれば
平気なもので感想なんてのは有って無いようなもので、総じて打った打たれた殺されたというフレーズしか
残らない。ISISはその戦火をレバノンにまで伸ばし、テロの手を拡大しつつある。。
当初のISISという表記から一時はISILとレバント(地中海から東南地域に当たる場所の総称)を含む名前に変えて
報道されていましたがどうやらIS(イスラミックステーツ)イスラム国と表記することに落ち着いているようです。
ではでは改めましてISISのお名前変更の遍歴をご紹介します。
§命名学的ISIS(ISIL)の歴史。
シリア内政における反政府軍(シリア国内だけ)
↓
反政府シリア解放軍(シリア国内だけ)
↓
スンニ派イスラム原理主義過激派(イラク、シリア内だけ)
↓
ISIS(Islamic State of Iraq and Syria)イラクとシリアのイスラム国
↓
ISIL(Islamic State in Iraq and the Levant)名前からシリアの名が消される。イラクとレバント地域のイスラム国
↓
IS (Islamic State)単純にイスラム国(イスラム教を中心とした国家建設を思想とする)←NOW!!
ISはスンニ派原理主義過激派によるイラク、シリアでの親米派政府に対抗するための反政府組織であるとの
認識が強かったが、その流れも徐々に変わってきて、ISはイスラエルの諜報機関であるモサドとCIAが作り出した
イスラム教諸国での内戦を狙った活動だとされるようになった。そして今はこのような陰謀説が有力とされている。
しかし
これは返ってイスラエルの信用を落とすようなことに繋がりかねないのでCIAや米国による反ユダヤと反イスラエルの
為の工作ではないかと水面下で噂されるようになった。
更には
ロックフェラー財団の中東地域での石油利権からの撤退やロスチャイルドのシリアでのゴラン高原の採掘権の
購入などを含めて石油の利権絡みの米国の単なる開き直りではないかとの見方が有力視されてきた。
如何せんこれだけの問題が起きていながらその残虐な殺害方法ばかりが注目を浴びて問題の核心にはなかなか
辿りつけないだけにどのような感情を持って良いのやら見当が付かない分、心が揺さぶられることが少ない。
人間の残虐性や宗教の意味合いなどを考えさせられるばかりだ。
そもそもこのISテロはアラブの春による中東地域での民主化を推し進めた結果であるから、根本的にはその魂胆が
どうであれ、米国が民主化運動という名前を使ってハンドルを握ってきたことは確かである。
考えてみれば、パレスチナとイスラエルの抗戦をもとにパレスチナ側のアラファト議長もノーベル平和賞を貰っているので
そうした反イスラエルや反ユダヤという気持ちは昔から米国にあったのかもしれない。因みにその当時はビル・クリントンが
米国大統領でした。ユダヤの私生児と云われるビル氏だがイスラエルから見たら侮れない存在だったのかもしれない。
そこで私の考えは全く逆転してしまう。
イスラエルのモサドや米国のCIAが画策した中東地域でのISテロ活動は、米国の反イスラムでもなく、反ユダヤでもない。
これはイスラエル及びユダヤが編み出した中東を舞台とした「米国覇権崩し」の手口ではなかろうかと思うのである。
もしもこの陰謀論通りに事が進めば新たにユダヤを中心とした新しい新世界秩序NWO(new world order)が成り立つ。
そして石油利権の獲得に成功したロスチャイルドやモサドが関与していると言われているIS絡みの利害構造が逆説的に
米国に働いていると考えても理路整然とするものである。苦労する国は地政学的な要因に理解を囚われずに
ユダヤのイスラエルではなく、これまで原理主義として親米派政府と戦ったイスラム教の国でも無く、
どちらかと言えば米国寄りの国々であるからだ。
被害に遭っているのはユダヤ教を母体とするイスラエルではない。
イラク、シリア、ヨルダン、レバノンなどが親米派のイスラム教の国が被害に遭っている。
そうなるとユダヤの最終目的は最も親米派の強い政府を持つアラブの国であるイランやサウジアラビア、UAEとなる。
また別の側面からみると最近話題の中国の主導権で開発されているアジアインフラ投資銀行AIIBですが
こちらの方にUAEもイスラエルも参加しているのである。あの米国さえ参加していないにも拘らず。経済の話になると
イスラエルも原産国のアラブの国も米国に対しては平気で背信的な姿勢で挑むことができる。
あくまでも米国は軍事によってもたらされる覇権でしかない薄っぺらさをシミジミと感じる。
IS(イスラム国)の正式名称が定まらないのもISIL(イスラエルを含む地域「Levant」レバントをイニシャルとした)
名前が定着しないのもこうしたイスラエルやユダヤ系が米国の反ユダヤ思想と抗戦しているからだと思われる。
NATOでもあり、米国の覇権の中の一つでしかないイスラエルであってもこうして自己主張と独自性を持てる強靭な
国家思想の核を持っている国はやはり存在感を強くする。