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寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

爆発!武田火山…(21)

2012年04月25日 09時09分18秒 | 日記
加藤は頭を抱えています…
酔いの醒めかけた頭はガンガンしてきました(苦笑)
「ねえ、うちのお店に来たよね♪」「来たよね…と言われても覚えてないよ(苦笑)」
「そう?私覚えてますよ♪」
「ほぉ~加藤、お前モテるじゃあないか(笑)」 武田工場長が冷やかします♪
「工場長、俺は全然記憶にないっすよ!」
「こんなカワイイ子を覚えていないなんて馬鹿だなぁ~」
「どうせ俺は馬鹿ですよ♪」
「あッハハハ♪」
武田工場長がばか笑いをしながら
「お前ら飲み足らないのじゃあないか!」
かおるにグラスを渡すように言うと
「それより武ちゃんお店に来てくれるの」
かおるちゃんには武田工場長を自分のお店に連れていくのが仕事でしたから…(笑)
「ああ…行くよ、行くけどここで飲んでもいいだろうが…」
武田工場長は人から指示されるのが大嫌いな人でした。
「ほんと?」
「ああ…あんまりガミガミ言うなら俺は行かないぞ!!」
「そんな~」
かおるちゃんは抗議します。
「バカ野郎!お前のところだけが飲み屋じゃあないんだ、」
武田工場長の怒りに加藤や赤井はオロオロしてみていますが、
「工場長…俺たちに構わないで行って下さいよ」
赤井らしい、ですね(笑)

けれどこれは逆効果でした。
「バカ野郎!お前はそんなことだから女が出来ないんだよ!」
これにはかおるちゃんや二人も唖然としました。
「どうせお前らさっきの松田を止められなかったじゃあないか」
フン! 捨て台詞を吐くと
武田工場長はビールを飲み干していました。
ああ~このおっさん…これがなかったらいいんだけど~

加藤や赤井は武田工場長の悪酔いにウンザリしてました。
「ごめんなさいね…」かおるちゃんは自分の撒いたタネが元で武田工場長がオカンムリなのを詫びました。

「なんでお前が謝るんだよ!」
武田工場長一人ピッチがあがっています。
「…」
「おい、赤井、もとはお前が悪いんだぞ!!」
「はぁ~」
二日酔いみたいな頭に武田工場長の激が飛びます(笑)

「だいたい、好きだったら何をしても自分のモノにしないと」
なぁ~

とかおるちゃんの方をみて笑います。
「なに言ってるのよ」フン!
照れくさを隠してるのかかおるちゃんはプイッと横を向いています。
「ふ~ん…」
加藤や赤井は武田工場長の毒気に当てられたのか元気がありません。
居酒屋は先ほどの喧嘩騒ぎも治まったせいかもとの様子に戻っていました。
コメント
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