おはようございます＾＾
今週はお盆のお休みであります。ただし世間はコロナだとかその余波でかなり騒がしくなっています。去年まででしたら、お盆の休みは、帰省される人、行楽地に行く人、
のんびりを決め込んで自宅でとぐろを巻いている人、まぁ、しゃあないからねぇ…とぼやきながらお仕事に就く人、遊びにも行けない仕事にも行けない自宅は暑いし…という人向けに…
へへ～(笑) 大型スーパーの１階か２階…デパートなんかもヨロシカロウ…座ったりリラックスするなら やっぱり郊外型の大型スーパーに限りますなぁ＾＾ある日私はヒマになって、女房は
お仕事でした。こんな日は パラダイス！ 自由自在＾＾ …な筈なんですが持つべきものは 友達 ？いえ、お金です＾＾ 何時（いつ）ぞか ”今度の休みはひとり旅かなぁ～
と何気に言ったのを 女房は聞いていて ヘレ？てな顔をしました… しまったなぁ…とも言えないので ん？どしたん と平静を装っていました。実際に誰か良い人と行く計画が
あるのなら ドギマギしたでしょうが、そんな気は全くない自由気ままなひとり旅…と思いましたが一人で行く度胸はあるにしても 環境や道徳が許さないでしょう。だって、女房は仕事ですよ。
その合間にいくら経費節約をしたひとり旅だと言っても相方が制約されたなかでもがき苦しんでいるのに、こっちだけ自由奔放に旅行なんて どんな厚かましい私でもこればっかりは
出来ません（オホン！）じゃぁ、あんたは愛しい女房の面影を思い巡らしながら独り静かに熱中症を患いながら逝去していくのですか＾＾ んん…どうもあなたの妄想は飛躍し過ぎています
なぁ。だいたい奥さんの留守中にちょっと遠出するくらいなんですか＾＾ひとり旅なんて気取った振りして 日帰りだったらどうってことないんじゃぁ…と後ろの悪魔が囁（ささや）いてきます。
そ・う・か・・あいつが帰ってくるまでに帰っていたらいいんだ…行ってらっしゃい！と見送って夕方 お帰りなさい、と笑顔で迎えたら… う～ん どうしてこんな簡単なことに…
目には目を歯には歯を…いやっ違った！ 目にうろこ でした＾＾そういえば以前も女房が ”あんた 私が仕事やったら どっか行ったらええのに、とさばけた様子で言いました。
どっか行ったら…と言われて最初はいそいそしていましたが いざ、出掛けようとしますと そう出掛けるような材料がありません。女房が仕事に出かけるのが８時前かな…それからこっちも
洗濯物を干したりして その頃もう女房が忘れ物したから…なんて 白々しい言い訳を通すもんですか！ こっちも さぁ、今日は飯田線か、身延線か はたまた瀞峡か…と思案していましたが
はて…？ 今度の費用はと思って懐を探ってみますと あれれ… 財布、札入れというらしいのですがほんの数枚のお札がありました。幾らだろう？ 盲牌（もうぱい）をして取り出して
よく見てみたら…これはたぶん樋口さんでしょう…お札の斜めに５０００円と印字されていました。その樋口一葉さんは…と経歴を述べてもしょうがないですからここでは割愛させていただきま
す。ようはこの世知辛い世の中で 大の男が 果たして恥もかかずに樋口さんお一人で１日を過ごせるか？という疑問。自信ないなぁ・・最近の私って歳の所為か 弱気な処があるんですよねぇ…
と独り言＾＾ まぁ自棄（やけ）になって 行ってみたとします…そして 最終の行き先から さぁて ぼちっと帰ろうかなぁ…と時計を見たら三時…それもかなり回って… はて？ここから
いったいどれくらいかかるの？お昼をあんな贅沢な物食べなきゃぁよかった…なんて反省をしながら帰りの電車賃を計算してみたら丁度 持ち金とドンピシャ＾＾ 私ってやり繰り上手だわ～
自画自賛しつつ帰宅の途につきました。 と、めでたしめでたし…でも そのあと 生活がかなり窮屈になりました。だって余分な出費があればその分しわ寄せがあるのは世の常でしょう…
そんな訳で 男のロマン ひとり旅 とはかくも儚（はかな）く虚しいものでした＾＾
