寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

男なら・・

2020年08月25日 07時22分41秒 | 笑い

  おはようございます^^

今週も灼熱の始まりになりました。もう慣れた といえばそうなんですが、これは半分強がりが混ざっていて本音は もう こらえてくれ!とすがりたいのです(苦笑)

昔若かったころ 還暦のご老人と話すと 矢鱈 昔はなぁ…と言いだすのがお定まりで その先は、ああだった、こうだったと懐かしむのか 今の若者が頼りなく見えるのか

数人の同じくらいのご老人は一様にうなずき合いながら チビたタバコを惜しそうに吸い付けるのでした。タバコっていえば今は健康を害するもの、それは本人よりまわりの人に

悪影響を及ぼす とキツイお達しで、社内はもちろん駅や食堂、喫茶店なんかも全面禁煙…冬の夜、帰り道で住宅の中を歩いていると 一人の男が住宅の脇に立っていました。

ん…?少し気になりましたが無視をして通り過ぎました。そしてしばらく行くと 違う男が同じように住宅の脇でボゥ~と立っています。はて…何してるんやろ…11月も末だったと思いますが

凍えるほどの寒さではないけどジッとしてると耐えられなくなるんじゃぁないかな… あれ…振り向くとさっきの男がしゃがんでしまった様子。時々白い息が ほわぁと浮かんでいました。

息が見えるほど寒くなってきて それでも外にいなきゃぁならんのはどうして… 誰か家族のお迎え… あれっ ひょっとして 家で・・ 放屁(笑)  

そんなわけないか、これを読んでるあなた、もうわかってますね。ハイ、これは ホタル族というヤツでした(^.^)   

これが流行りだしたのが今から七八年前かな、やれやれ、仕事から帰って自宅でくつろぐ事もできないんだ…しかしこの家の戸主は、ワシでっせ…家で一番偉いワシが皆に遠慮して好きなタバコを

吸わせてもらえない…こんな不条理な事があっていいんかいな!私らより二回り下の男はこんな一家の男子をないがしろにする家族に遠慮してるのか、たばこの害が本当にあると思うなら

キッパリと止めたらどないや、と私はひとり憤慨をしています。

昔は親父が夕食後にタバコを燻らせながら新聞を見てる、その横で家族は団らんをしていた。…まぁ、団らんをしていた、というのもおかしな表現ですが

タバコ(煙草・莨)は一種大人の分別としてありました。私が高校の時に友達の家に遊びに行って そこでその家のおばあちゃんが出てきて、 あんた、タバコ吸わへんの?と訊いてきました。

 当時高校の三年生だったのでもちろん吸っていましたが いきなり訊かれたので面食らって返事をしなかったので、おばあちゃんは しゃぁないなぁ…みたいな顔をしながら あんたなぁ、男

やったらタバコくらい吸わなアカンでぇ…と言われました。当時はこんな世相で男は男らしく女は女らしく というのが当たり前だったのです。ですからこの明治生まれのおばあちゃんからすると 

タバコは健康の為に吸わへんのや なんて言ったくらいなら、ため息つきながら ホヤから戦争に負けたんや とぼやいたでしょうね。まぁ 今から想うとこのおばあちゃんは他のご老人より

気概が旺盛みたいでしたが、それでも 女が…と叱ったり、男ならそんなことくらいで泣いたらアカン、などと今なら顰蹙(ひんしゅく)を大いにかったでしょう^^

私らそんな気骨のあった人たちの頃を少し知っているだけに それらを思い出すたびに エライ時代になったなぁとため息を吐(つ)いて蛍族をしてしまうのです

 

コメント
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