mixiか? GREEか? と騒がれた第一次SNS戦争は、mixiの圧勝に終わった。で、今、にわかにホットになっているのが第二次SNSの乱である。
SNSの第一期ブームは、mixiに代表される総合型SNS同士の覇権争いだった。「ウチに来れば何でもありますよ」てなデパートの縄張り争いだ。
ところが今の第二期ブームはまるで様子がちがう。音楽やマンガ、ジョギング、医療と、特定のジャンルに絞った専門店型SNSが次々にオープンしているのだ。
これらニューカマーをさらにカテゴライズすると、「プロのクリエイターを目指す」、「プロを育てる」という目的に特化した「新型SNS」という流れができつつある。
たとえばインディーズバンドが自作の曲をSNSにアップロードし、みんなに聞いてもらう。すると固定ファンがついてアクセスが増え、人気が盛り上がり……やがてはプロデビュー、みたいなパターンだ。
ただしこの形式のように個人が自分のSNSに作品を投稿するんじゃなく、はっきり「プロを育てる目的」で運営されてる商業的SNSに自作をアップロードする形態が登場してきた。
そのマンガ版といえるのが、今回、仕事で取材した総合マンガ情報サイトの「マンガ読もっ!」である(注・現在はサービス終了)。ブロードバンドサイトの「RBB TODAY」さんから、お仕事のご依頼を頂き、取材して以下の記事を書いた。
◼️松岡美樹・連載(第7回)「時代を射抜くコンテンツの作り方」(RBB TODAY)
ファンタジスタ「マンガ読もっ!」 ~SNS付きマンガ専門サイトが漫画家を発掘する~
このサービスはSNSとマンガを投稿できるギャラリー、Wiki(マンガのデータベース)、ポータルの4本立てだが、会員の種別に「サークル」なるものがあり、コミケをパロってるところがおもしろい。
振り返ればSNSの第二期ブーム初期には、「専門店型SNSが勝つのか? それとも結局はmixiなのか?」的な議論があった。
ところが新しくオープンした各ジャンル別SNSのセグメントとユーザのライフスタイルを分析してみると、どうやらそうはなりそうにない。
実はmixiと専門店型SNSは共存するのだ。というか、そもそも競合自体しない気配が出てきた。今回の取材では、そんな特化型SNSの最新事情を記事化している。(注・残念ながら本サービス終了のため私の当該記事も現在は削除済)。
このネタを短くまとめると、同じ1人のユーザがマンガをあれこれやるときにはマンガのSNSを、その他もろもろのコミュニケーションをするにはmixiを使う、ってお話だ。
もちろん1人の人間の活動量には限界がある。だから専門店型SNSをいくつも掛け持ちするのは考えにくい。ゆえに今後は「mixi+α」がSNS界の定番コースになるのだろう。
SNSの第一期ブームは、mixiに代表される総合型SNS同士の覇権争いだった。「ウチに来れば何でもありますよ」てなデパートの縄張り争いだ。
ところが今の第二期ブームはまるで様子がちがう。音楽やマンガ、ジョギング、医療と、特定のジャンルに絞った専門店型SNSが次々にオープンしているのだ。
これらニューカマーをさらにカテゴライズすると、「プロのクリエイターを目指す」、「プロを育てる」という目的に特化した「新型SNS」という流れができつつある。
たとえばインディーズバンドが自作の曲をSNSにアップロードし、みんなに聞いてもらう。すると固定ファンがついてアクセスが増え、人気が盛り上がり……やがてはプロデビュー、みたいなパターンだ。
ただしこの形式のように個人が自分のSNSに作品を投稿するんじゃなく、はっきり「プロを育てる目的」で運営されてる商業的SNSに自作をアップロードする形態が登場してきた。
そのマンガ版といえるのが、今回、仕事で取材した総合マンガ情報サイトの「マンガ読もっ!」である(注・現在はサービス終了)。ブロードバンドサイトの「RBB TODAY」さんから、お仕事のご依頼を頂き、取材して以下の記事を書いた。
◼️松岡美樹・連載(第7回)「時代を射抜くコンテンツの作り方」(RBB TODAY)
ファンタジスタ「マンガ読もっ!」 ~SNS付きマンガ専門サイトが漫画家を発掘する~
このサービスはSNSとマンガを投稿できるギャラリー、Wiki(マンガのデータベース)、ポータルの4本立てだが、会員の種別に「サークル」なるものがあり、コミケをパロってるところがおもしろい。
振り返ればSNSの第二期ブーム初期には、「専門店型SNSが勝つのか? それとも結局はmixiなのか?」的な議論があった。
ところが新しくオープンした各ジャンル別SNSのセグメントとユーザのライフスタイルを分析してみると、どうやらそうはなりそうにない。
実はmixiと専門店型SNSは共存するのだ。というか、そもそも競合自体しない気配が出てきた。今回の取材では、そんな特化型SNSの最新事情を記事化している。(注・残念ながら本サービス終了のため私の当該記事も現在は削除済)。
このネタを短くまとめると、同じ1人のユーザがマンガをあれこれやるときにはマンガのSNSを、その他もろもろのコミュニケーションをするにはmixiを使う、ってお話だ。
もちろん1人の人間の活動量には限界がある。だから専門店型SNSをいくつも掛け持ちするのは考えにくい。ゆえに今後は「mixi+α」がSNS界の定番コースになるのだろう。