✳︎一部、初期原稿から加筆・修正済み。
メーカー各社が競って「自己増殖」する新ワクチンを作っている
大手メディアは体制側とナアナアだ。
もちろん以前からわかってはいたが、あの都知事選で大手メディアが「小池氏のエジプト繋がり」を一切報じないのにはまったく呆れた。あれでもうハッキリ結論が出た。
(わかってはいたが)大手メディアは既存の政界と完全にナアナアだ。肝心なところでは、役所や産業界の空気を読んで行動する。そんな記事を書く。
実はそれまで逆に私は、X(旧ツイッター)等で、裏の取れてない(つまり第三者による何らかのソースが添付されておらず客観的じゃない)単なる「つぶやき」はスルーしていた。完全に話半分だった。ジャーナリズムに裏取りは不可欠だからだ。
だが都知事選における大手メディアのあの酷いありさまに驚いたのが、決定的に目覚める直接的なきっかけになった。
で、試しにX上を行き交う陰謀論じみた怪しい話を、いちいち自分でひとつひとつ調べて客観的に検証してみたのだ。
すると(もちろん全部じゃないが)、なかにはきっちり裏が取れる情報も多く入り混じっていることがわかった(気づくのが遅いなぁ)。まあ、それというのも私はもともとメディア側の人間だったので、そのぶん視点が(悪い意味で)体制側に偏っていたわけだ。反省しきりである。
ちなみに私が再検証したこれらのネタは、いわゆる大手メディアが(少なくとも詳しくは)報じてないものばかりだった。
そんな話を今回もしよう。
10月1日から日本は大変な事態になる?
そのひとつにこんなニュースがある。
(今回の記事は一部、厚生労働省に電話で聞いた情報も含まれている。取れた話の詳しい「本論」は次回以降にやる)
新型コロナウイルス対策として今年10月1日以降から、世界で初めて日本で承認された全く新しいタイプの新型コロナワクチン「レプリコンワクチン」(自己増殖型mRNAワクチン)の定期接種が始まる。(厚労省に確認済み)
ただし上記の厚労省のコメントには「言葉のトリック」がある。厳密に「10月1日からスタート」という意味ではない。詳しくは
次回の記事で解説したので、そちらを読んでほしい。
で、それを裏付けるかのように、なぜか急遽(なぜ「急遽」なのか? は後述した上で次回に詳しくやる)、日本で初めてレプリコンを作る研究施設やら工場やらがバタバタとでき、異様な急ピッチで国内生産されたワクチンができて行くーー。
そのひとつに「Meiji Seika ファルマ」が作った、次世代mRNAワクチン(レプリコン) 「コスタイベ筋注用」がある。これはいままでの新型コロナワクチンと違い、人間の体内で「自己増殖」する(だから従来のアレより少量ですむ、とメリットばかりが強調されている)。
以下の記事の通り、2023年11月28日、世界で初めて日本での製造販売が承認されたものだ。
「
明治HDのコロナワクチン承認 従来型、供給は24年以降」(日本経済新聞)。開発コードは「ARCT-154」である。
この製品は日本に先行して唯一、(貧しくて弱くカネの力で押し付けられやすい)ベトナムで1万6000人により大規模に治験されている。だが、そのベトナムですら正式には承認していない。未承認だ。(当然、それには「理由」があるのだろう)。
さらに日本でも知らない間に、ごく一部の人がすでに治験に応じている。(人数は1000人以上とも400人とも諸説ある)
厚労省のHPには、『次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」』というこの製品の資料がアップされている。
資料の現物はここでは出せない。だが誰でも閲覧できる状態で掲示されているので、興味がある人は厚労省HPの
トップページから上記のタイトルで検索してみてほしい。その資料の8ページにはベトナムでの治験の記載もある。またそこにはのってないが、このとき実は(因果関係は立証されてないが)5人が亡くなっている。
ただし第一弾は完成したが、これは起源株にしか対応しておらず現状に合わない。で、実際の市場への投入はいったん保留され、その上で引き続き、なるべく最新の変異株に対応した新しいものを開発することを目指している。第二弾だ。
つまり起源株とBA.4-5に対応した2価ワクチン(開発コード「ARCT-2301」)を開発中である(だがこのタイプはおそらく10月には間に合わない)。
そこで同社ではこれらとは別途、緊急的に「JN.1対応」株のものを作り、国に「第一弾を一部だけ変更させてください」と一部変更承認申請(一変申請)する予定だ。このタイプについては、次回の記事でも取り上げる予定だ。
ちなみに新型コロナワクチン接種には今年10月1日以降に始まる「定期接種」と、今年4月からすでに接種可能な「任意接種」がある。
定期接種の実施主体は自治体だ。国が自治体にメーカーを示し、その中から自治体が選んで決める。だからメーカーは自治体によってちがう。巷間、「10月からレプリコンが始まる」と騒ぎになっているのはこの定期接種の方だ。
一方、任意接種は各医療機関が実施主体となり、それぞれ各メーカーから仕入れる決まりだ。だから一般市民でも任意の医療機関に事前に聞けば、どこのメーカーのものかは教えてもらえる。
このうち定期接種に関しては、「7月末時点でまだメーカーは決まっていない」(厚生労働省)。かたや任意接種の方は、すでに今年(2024年)4月1日から接種可能になっている。
厚労省は「日本を魅力ある治験市場にする」とまで言う
いまや日本では「Meiji Seika ファルマ」のほかにも大手のファイザーやモデルナ・ジャパン、第一三共、武田薬品工業など複数メーカーが入り乱れ、新規開発ラッシュが止まらない。薬事産業界は前のめりだ。
このうちレプリコンについては、明治のほかにも米国由来のVLPTジャパンが手がけている。
かくて日本の頂点にいる厚労省のお偉いさんが、「日本を世界に冠たる治験市場にする」とまで宣言する始末である。(ソースは「
薬事日報」の記事『日本を魅力ある治験市場に‐中井医薬品審査課長「RWDで成功事例作る』)。上のトップページからこの記事名で検索してほしい。
特に上記コメントのうち見逃せないのは、「医薬品審査課長」の立場の人物が「無理に薬事で規制するより、品目によるが、効率的な治験、国際共同治験を進めることが重要との方向性で議論を進めていく」と主張している点だ。つまり「イケイケどんどん、やっちまえ」なのだ。
明らかに一般国民を使った人体実験を意図している。しかも意欲的だ。彼らは(憲法と同じくアメリカが日本にくれた)世界初のレプリコンワクチンを、日本で壮大なビジネスにしようとしているのだろう。
と同時に日本に検体とマネーを差し出させ、その結果を見てから自分たちの行動を決めようという、かの英語の国の意向も見え隠れする。
時間がかかるワクチン開発は最新の流行株とズレがある
ただし1点だけ突っ込むと、ワクチンの開発・製造にはどうしても一定期間かかる。だからいくら「最新株に対応した」といっても、リアルタイムの感染流行との間にはタイムラグができる。どうしてもズレる。これはどうしようもない。
ゆえに「Meiji Seika ファルマ」製品の第二弾(2価ワクチン「ARCT-2301」)が仮に期限までに完成し、もし10月1日以降の接種に採用されても、同社によればそれは「BA.4-5」対応だ。
なぜなら(これは次回の記事で詳しくやるが)WHO(世界保健機関)も「JN.1系統」対応タイプを推奨しており、厚労省もそれに倣っているからだ。
だがそのJN.1だって、今年1月頃から流行った(今から見れば)ひとつ前の世代の株だ。
現状はそうじゃなく、すでに今年7〜8月時点でいちばん流行っている最新型はさらに変異している。同じJN.1系統の子孫株であるオミクロン株・KP.3だ。
(参考資料/東京都健康安全研究センター「
世界の新型コロナウイルス変異株流行状況」(データの更新:8月6日)。さて10月1日以降スタートの接種では、そもそもそんな最新の状況に適合するのだろうか?
果たして日本で初めて打たれるこのタイプは有効なのか? この点については、(利権者側であるメーカーの証言ではなく)第三者的立場で客観的に分析できる人物や機関による証明がほしいところだ。
例えば
東京大学医科学研究所の分析「SARS-CoV-2オミクロンKP.3株、LB.1株、 KP.2.3株のウイルス学的特性の解明」によれば、いまいちばん流行っているKP.3株は「(JN.1株より)自然感染やワクチン接種により誘導された
中和抗体に対して高い逃避能を有し、現在の主流行株であるオミクロン
JN.1株やオミクロンKP.2株より高い伝播力(実効再生産数)を有する」としている。
こんなふうに新型コロナウイルスはガンガン変異するので、もう頭がすっかり降参状態になっている人も多いだろう。
そんな人には、こちらの東京「
ひまわり医院」(内科・皮膚科)の記事『
コロナ変異株「KP.3株」の特徴について【最新株・症状・推移】』がとてもわかりやすくコンパクトにまとまっている。何かのご参考に。
コトを隠蔽しようとする大手メディア? さてあまりにも急でバタバタな出来事なので、世論もかなり混乱している。なので一部に「10月1日に実施されるのはレプリコンじゃない。世論は間違いだ。正確には従来株のみに対応した今までと同じ旧来のワクチンだ」(異論1)なる説もある。
実は私も当初、(およその経緯をわかった上で)「レプリコンを10月1日にリリースするには、まだ研究・開発が間に合わないだろう」と推測していた。だからこの記事を出すのがこんなに遅くなった。
しかしその後、考えを変えた。つまり上記の通り新製品をリリースする側や、それを支持・推進するメディア側は実は「意図的に内容の詳細を隠しているのではないか?」というヘンな疑いが出てきたからだ。
すなわち私が今回の「10月1日から」という報道を初めて目にしたのは、NHKと時事ドットコムの記事が最初だった。それらの記事では以下の通り「接種がまた始まるよ」程度なら報じられている。
だが新開発されたもののネガティヴ面にはほぼ触れてない。彼らも一蓮托生だからだ。例えば特にNHKの報道なんて「打たれる中身は何なのか?」すらない。
このありさまである。
同じく大手の時事ドットコム(時事通信社)の以下の記事も、「カンタンさ」ではNHKといい勝負だ。
「10月から定期接種開始 高齢者対象の新型コロナワクチン―厚労省」
(こちらは記事への直リンはできない。ゆえに
トップページで「月から定期接種開始 高齢者対象の新型コロナワクチン―厚労省」を検索してほしい。
おまけにNHKも時事も(どちらも名だたる大手だというのに)このまったく新しい「レプリコンワクチン」なる名詞すら、どこにも書いてない。もちろん、ゆえに「それがどんなものか?」を説明する記述もない。
これじゃあ特にお年寄りには、従来のものとまるで区別がつかないだろう。よって充分なインフォームドコンセントが行われないまま、強引に見切り発車される可能性が高い。
例えばNHKのサイトで「レプリコンワクチン」と検索すると、引っかかるのは「2023年11月28日」に出された以下の記事、たった1本だけだ。
「
コロナ 新タイプmRNAワクチン「レプリコンワクチン」国内承認」
この記事では、「Meiji Seika ファルマのレプリコンワクチンは、2024年秋冬での接種を目指す」とだけされている。
ちなみに「10月1日以降に接種がスタートする」というのは、今からほんの1ヶ月ちょっと前に判明した事実だ。つまりごく最近である。だからもちろんその時点では、とっくにメーカー側からメディアに向け「レプリコン」なる名称はアナウンスされている。
ではなぜ、この「レプリコン」という名詞をマスコミは出さないのか? もしかしたら故意にボカし、「以前のワクチンとまったく同じものがまた始まるのだ」と意図的に大衆を錯誤させ、新規接種を促進しようという意図なのだろうか?(もちろん推測だが)
なぜなら未知の新しいタイプだと人々に分かり、しかもそれは実質、「治験」相当であり危険だ、と察知されれば必ず警戒されるはずだからだ。
そうなれば接種は、狙い通りに進まない。製薬・医学産業界の巨大ビジネス化の妨げになる。あえて詳しく報道しないのは、それを防ぐためかもしれない。(これも推測だ)
2本の記事は明らかに役所かメーカーの「発表物」だ
しかも怪しいのは、前述したNHKと時事ドットコムの記事は、どちらも報じられた日付けがまったく同じ「7月18日」である点だ。見事に横並びである。
これはいったいどういうことか?
おおかた厚生省あたりの記者クラブでマスコミ各社が事前に口を開けて待っており、そこへニュースソース側がレクチャーしに来て記者団に情報がお披露目されたのだろう。
で、報道側は言われるまま、もらった資料が横書きだったものを、ただ縦書きに変えただけで「企業側の意図通り」に広報したようなシロモノだ。
いや私も昔、
中央官庁のクラブに放り込まれていたので、そんな権力の構造はよくわかる。
まったく都知事選での小池氏のネガティヴ面に対する「報道しないぶり」やナアナア度と、今回の態度は見事に一致している。大手メディアによる権力との癒着ぶりはどうしようもない。
そこでさらに時間をかけ、もう開き直って片っ端から検索しまくりマトモなニュース媒体を探した。
実は各社とも、引用やリンクを貼る場合の決まりがそれぞれ違う。で、いちいち1社ごとに規定を調べ、それに沿った掲載の仕方をする必要がある。そんな手間をかけていたため、どんどんこの記事をアップする日付けが遅れてしまった。
やれやれ。
さて、すると今度は読売新聞が以下の記事の文末で、10月1日からの接種が「JN.1やその派生型に対応したものを使う」とハッキリ明示しているのを見つけた。ただしこっちも「レプリコン」とは書いてない。
「
新型コロナワクチンの定期接種、10月から開始…全額自己負担の任意接種費は1万5000円程度」(読売新聞オンライン)
いったいこんな重要なことを、なぜNHKと時事は書かないのか? それをこれら2社の記事を見た時点で、彼らに取材力がないというのではなく(いい方に)解釈し、推測した結果は先述の通りだ。(つまり「わかっていて意図的にやっている確信犯だろう」てな陰謀説に傾いた)
だが、さらに時間をかけて検索してみると……だんだんあれはNHKと時事の単なるチョンボか、あるいは「読者は素人だからあんまり詳しく書いてもなぁ」みたいな、ある種の配慮である可能性も出てきた。もちろん真偽は確かめようがない。
一方、TBSとJNNが運営するサイト「TBS NEWS DIG」は、記事『
新型コロナワクチン 高齢者など対象の「定期接種」は10月1日から』の中で、『ワクチンにはオミクロン株の一種である「JN.1」や、それに近い系統に対応するものが使われる見込みです』と書いている。
これでワクチンの具体的な内容に触れている媒体もあることがわかった。ひとまず一件落着だ。
なぜ治療薬じゃなくワクチンばかりがもてはやされるのか? ところで厚労省HPの「医療機関向け情報」には、その中に「4.その他ガイドライン等に関する事項」がある。この欄に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第 10.1 版」というPDFの資料がリンクされている。
出典・厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き・第10.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf)
この中の「5
薬物療法」の項をクリックすれば、抗ウイルス薬としてレムデシビルやモルヌピラビル、ニルマトレルビル/リトナビル(注1)、また中和抗体薬薬や免疫抑制・調節薬など多くの「治療薬」が掲載・解説されている。
(注1)これらの薬効は、以下の通り東大医科研の検証ですでに立証されている。
「
新型コロナウイルス・オミクロン株のXBB.1.9.1系統は XBB.1.5系統と類似の性状を持つ」(東京大学医科学研究所)
またこれはワクチンを普及させたい側である厚労省の解説だが、特にレムデシビルについては「重症例以外では有効性が見込まれる」とされている。これって泥棒が「自分は泥棒です」と認めているに等しい。ゆえに真実性が高いのだから皮肉だが。
このほか知る人ぞ知るイベルメクチンを個人輸入したり、ネット通販で入手して使っている人も多い。
おまけに総体としては、これだけ多くの治療薬があるのだ。また上に挙げたほかにも、経口薬としてゾコーバやパキロビッドパック、ラゲブリオなどもある。
(参考資料「
東京都保健医療局」」)✳︎左のリンク付きトップページからキーワード「経口薬(ゾコーバ・パキロビッドパック・ラゲブリオ)の取扱いについて」で検索してほしい)
こういう治療薬があるのに、なぜ世界はこれほどワクチンにこだわるのか? どうして国や大手メディア、(製薬はじめ)産業界は、これら第二の選択肢(治療薬)を大々的に社会に広め、報道したり告知しないのか?
一説には、これらの治療薬は非常に高く使いにくいのだ、との意見もある。さらに一部、「毒性があるものもある」とも言われている。
だが毒性ならともかく、値段が高いのは意図的なのかもしれない。つまり業界や関連省庁がそれを普及させたくない、または「特定の任意のものだけ普及させたい」との作為で、意図的にやってることかもしれない。
また一説には、こういうビジネス面を指摘する声もある。
つまり治療薬は、実際に病気にかかったほんの少数の人にしか「売れない」(投与されない)。だが、そんなものとは違いワクチンの場合は「まだ病気にかかってない大量の人間に対して売れる(投与される)」から。
つまり巨大ワクチン産業は儲かるからだ、とも言われる。世の中は、そんな思惑で動いているわけだ。
レプリコンに反対する声明も出されている
さて10月からの定期接種についての世論は、詳しくは以下のリンク先(各タイトルをクリックのこと)にある各PDFを参照してほしい。
いやいや一変申請を公的に承認するにあたり、公的な視点からそれに対し必要事項として「臨床試験を課すかどうか?」の問題なのに、なぜそれが企業秘密になるのだろうか?
続けて答弁は「医薬品医療機器総合機構における審査及び薬事審議会における議論等、適切な手続にのっとって対応していく」と追加の臨床試験にはまったく触れてない。審査と議論で乗り切るつもりだ。こんなふうに川田議員に対する答弁書はぜんぜん意味がないので、ここでは掲載しない。
(3)「
愛知県半田市に出された中止を求める陳情書」(陳情者は黒塗りだが専門家ではないか?)
なお今回の新しいレプリコンにも反対している元・京都大学教授の
宮沢孝幸氏(一般社団法人・京都生命科学研究所代表理事)は、接種後に起こる、こと「シェディングとエクソソーム」に関しては「試験管レベルでならあり得るが、実際の接種では(量が微量なため)無害です」とその実害は否定されている。
これと同様のことは、別のお医者さんからも聞いた。その方は「ただし体液交換(つまりコンドームを使わないセックス)のような濃密な形ならあり得るかもしれない」とおっしゃっていた。
こんなふうにレプリコンは、我々のライフスタイルすら変えてしまいかねない。しかも生殖ができないなら、人間なる種は末は滅ぶしかなくなる。
ただし上に掲げた日本看護倫理学会の声明では、例えば新型コロナワクチンでは「承認」しかあり得ないのに「認可」と誤記していたり、私のような素人レベルでもツッコミを入れられる部分もある。この箇所はどうも「怪しいな」と感じるところも存在する。
まあ客観的な正確性や主張の科学的裏付けの点で、いずれの声明もいくらか問題点や課題はある。
また例えばこんな反対意見もある。
「
日本看護倫理学会のレプリコンワクチンの声明について」(「こう歯科クリニック・ブログ」2024.08/23)
この医師の先生は、日本看護倫理学会が声明を出すにあたり参考にした(声明の文末に掲示されている)複数の参考文献を自分でかなり調べ込んだ(こういう裏取り作業には頭が下がる)。
で、わざわざチェックして声明との整合性を調べているのだ。そこまでして客観性を担保した上で、特にシェディングの存在には疑義を唱えている。「日本看護倫理学会って怪しいのでは?」とも言う。
ただし同声明がひときわ主張する、インフォームドコンセントが損なわれる危険性については賛同している。私もその点には強く同意できる。
そして個人的には、そうした瑣末な枝葉末節はともかく、少なくともこれらの声明がその主題としているだろう「人権」という趣旨(方向性)には共感する。だから上に掲げた。
みなさんも自分にわかる範囲で、上の資料を自己精査した上でできれば知り合いに配布してほしい。
それにしてもなぜ、国や業界はこんな下手したら人が亡くなるようなことをやるのだろうか? 「人間界」という食物連鎖の頂点にいるお偉い面々にはまあ、彼らなりの理由(例えば、意図的な人口削減を進めたい)があるようだが、なんだか陰謀論じみて来るのでここでは置く。
一連の現象は(少なくとも日本では、もっと単純に)「ワクチンのビッグ・ビジネス化だ」と考えたほうが現実的かもしれない。
ありえないスピードでコトが進むわけは?
さてこれまでのコトの経緯は長くなるのでザックリ省くが、今回の新しいレプリコンはもともと日本の親方である英語を話す国で開発されたものだ。
なのにいきなりそれが急転直下、なぜか日本のメーカーである「Meiji Seika ファルマ」や「VLPTジャパン」に託され、日本で新たに研究所や工場を作ることが次々に決まった。
ちなみにこのパターンは、実は「あの英語を話す国が人工的に作った今回のウイルスのさらなる研究・開発を中国に託し、それが武漢の研究所から流失し世界に広まったのが全ての始まりだった」説の構造とまるで同じだ。
そして驚くほどの急ピッチで日本における最新型ワクチンの研究と生産が行われ、もう実際に接種の段階まで来ている。なぜこんなあり得ないスピードでコトが次々とスムーズに進むのか?
それは厚労省・その他から各メーカーに数100億円単位の助成金も含めた強力なバックアップ体制があり(これは
次回以降に詳述する)、またこれをビッグ・ビジネスにしたい日本の産業界や大手メディアの意向も後押ししているからだ。
加えてこうした厚労省や国のアグレッシヴな体制の背後には、かの英語を話す大国の影があるのではないかと推測される。
いったいどんな副反応があるかわからない
いずれにしろこれが始まったら、日本は終わる可能性がある。なんせどんな副反応があるかわからないのだ。
おまけにもし自分は打ってなくても、こやつには打った人の汗や呼気から盛大にシェディング(伝播)し、他人へ伝染するという説もある。つまり大袈裟にいえば「1億総治験者」状態になる。
そんなわれわれ実験台が出す結果を洞ヶ峠で高みの見物し、じゃあ自分たちが実際に使うかどうかを安心して決められるのだから、かの英語の国は気ラクなものだ。
つまり日本列島全体を巨大な「治験会場」に使い、その効果や弊害をデータ採取しようという腹だろう。
まあアメリカから見れば日本なんて、「遠く離れた51番目の州」に過ぎない。しかも日本ははるか海の向こうだから、自分たちに危険は及ばない。ゆえにそんな国が全滅しようが、先方には関係ない。
なにしろレプリコンは従来型のワクチンとちがい、人間の体内で大々的に自己増殖するのだ(これは客観的事実である。というか、そもそもこの機能を目的に作られたもの)。
これが長期的には人体にいったいどんな影響を与えるのか? そんなものはまったくわからない。なんせ世界で初めてなんだから(でも常識で考えたらわかるよね? だって「自己増殖する」んですよ?)
また人によっては、体内での自己増殖は「無限に止められない」と唱える論者もいる。(もちろん否定する人も多い。一定期間で増殖は止まるともされている)。
一方、カラダの中で「変異する」という人もいる。(むろんこれにも否定論はある)。こんなふうに常に両論が入り乱れ、判然としない。
もっとも旧型のアレでも、すでに死亡を含む重篤な副反応(というより副作用)が多数報告されているのだ。またウイルスに対し耐性がつくどころか、ワクチンを打つことによって返って免疫が弱まる、という論者もいる。
ならば今回のファンキーすぎる新型では、果たしてどんな結果になるのか? それは世界のだれにもわからない。まったく信じられない話だが、これらはすべて客観的事実である。
シェディング(伝播)が事実なら「自己責任」では終わらない
さてこれを読んだあなたは、今年10月1日以降のレプリコンワクチンを打つかどうかはくれぐれも考えてからにしてほしい。だって他人へもシェディング(伝播)するかもしれないんですよ? それがもし仮に事実だとすれば、もはや新しいアレは自分ひとりの自己責任では終わらない。
さらにこれも極端な未確認情報だが、今回の案件はメディアだけでなく実施者側も各局面で「レプリコン」なる固有名詞を一切出さずに(あたかも従来のワクチン接種と同じ内容であるかのように)行われる、などというとんでもない情報もある。(こんなことは却ってパニックを呼ぶので書きたくはないが)
しかし実はこれを私は、あるお医者さんのYouTubeチャンネルで実際に見聞きしたのだ。そのお医者さんはYouTubeでレプリコンワクチンの専門的な資料らしきものを読み上げながら、途中で(コトの重大性に気付いたのか)思わず口ごもっていた。
「ああ、これは普通のワクチンとして打たれるのか……」とおっしゃっていた。
ただし繰り返すが、これも裏が取れてない未確認情報だ。
また、そのお医者さんが乗っ取り事件から復活した「ニコ動」で新しくチャンネルを作り、「YouTubeじゃ言いたいことを言えないからなぁ」とボヤいているのも観た。例えば上で書いた「資料・思わず読み上げ事件」で、YouTubeでは何かあったのかもしれない。
ちょっと信じられない話だが、上に書いたNHKと時事通信社による「固有名詞抜き」のヘンな報道ぶりから見れば…………「ひょっとしたらあえるかもしれないな」とも思わされる。
万一、もし相手が「固有名詞抜き」でそう来るなら、接種が始まる時期的な目安が肝心になる。それは当然、「10月1日も含めたそれ以降」になる可能性が極めて高い。このタイムスパンを手がかりに、各自、慎重に読みを効かせて行動してほしい。くれぐれもだまされないように。
もちろん打つ打たないは個々人の判断だ。だがもし今回のヤツが今までのワクチンとくらべ(自己増殖するのは客観的事実だとしても)格段にシェディングしたり「無限に増殖したり」するなら、もはや自己責任では終わらない。他人にもどんどん伝播し、(繰り返しになるが)「一億総治験状態」になる。
よく考えて身の振り方を決めてほしい。
「自分の頭」で考える、これが結論だ
想定外に長くなったので、最後に結論を短く端的にまとめよう。以下の通りだ。
(A)今後、接種されるワクチンは、現状ではいったいどの段階で「レプリコンワクチン」に切り替わるのかわからない。(少なくとも今年10月以降の「どこか」だ)
(B)その回の接種が「レプリコンワクチンに切り替わったこと」が、あらかじめ公的に告知されない可能性もある(インフォームドコンセントの無視)。つまりあたかも「今までと同じものが打たれるかのように」接種が行われる場合もある。(まあその可能性はさすがに低いだろうが)
(C)「シェディング」が(試験管内だけでなく実社会でも)もし本当に起こるなら、打ってなくても「一億総治験状態」になる可能性がある。だが国民全員がドバイへ逃げられるような金持ちじゃない。とすれば、あとは自分でできる自己防衛しかない。
(D)もはやおそらくどの主体、つまり行政機関(内閣や各省庁)やメディア(大手、X等の大小問わず)であっても、「それが客観的に正しい情報を流している」と鵜呑みにすることはできない。つまり各ソースがそれぞれの「意図」をもち、それぞれがなんらか「偏りのある情報」を流している、というのが実態だ。(だから必ず、自分でいちいち裏を取ろう)
(E)完全に未確認だが、これだけ日本国内の情報が錯綜し、すべてが信頼を失い何も信用できなくなる、という総崩れの現象は、誰かがパニックを起こそうとして「意図的に作っている」可能性もある。これは陰謀論じゃない。日本の過去の歴史を調べればカンタンに証明できる。
(F)とすれば、あとはもうこれまで書いてきたような客観的な材料(情報)を突き合わせ、自分で見くらべて「自分の頭」で考えるしかない。自己防衛である。
これが結論だ。
(以上、記事中で作ったそれぞれのリンクや出所先は、記事や資料への直リンがあったり、トップページのみだったり不統一になった。これは関係各ソースの「他者にリンクさせる場合の決まりと、その権利や主張」がそれぞれ違うためだ。その点、ご容赦願いたい)