すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【東京五輪・男子サッカー】日本は南アとの試合成立を受け入れた? 愚かな判断だ

2021-07-22 06:25:07 | サッカー日本代表
承諾しなければ日本の不戦勝なのに

 Jリーグでは濃厚接触者とされれば試合に出場できないが、東京五輪では試合前6時間でのPCR検査で陰性になれば出場できる。

 ただし、この規定は「対戦相手が了承した場合」に限定した話だ。

 もし日本がこれを拒否し、試合が成立しなければ日本の不戦勝になる。なぜそれを選ばないのだろうか?

 日本人らしい「正々堂々」なのだろうが、この判断が致命的な結果を生むかもしれない。

 例えば試合が行われたあとで、南アフリカの選手たちが検査で仮に陽性になったとしよう。

 そうすればたちまち日本の選手たちは「濃厚接触者」にされる。

 そしてこの状態で「6時間前のPCR検査」を、もし次の対戦相手が拒否すれば日本の不戦敗になる。

 まったく愚かな判断だ。

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【東京五輪2021・なでしこ】勝ちに等しい引き分け 〜日本女子 1-1 カナダ女子

2021-07-22 05:44:57 | なでしこジャパン(ほか女子サッカー)
先制されて苦しんだが……

 なでしこは前半6分にカナダに先制されたものの、その後は引き締め、一進一退の攻防を続けた。

 先制されてメンタル的には重苦しい気配が漂ったが、実際のプレイではよく耐えて同点で終えた。

 特に後半39分の岩渕の一発以降は、メンタル的に優勢に立った。途中出場した田中美南がPKを外したのは痛かったが、彼女自身のプレイは非常によかった。先発でもいけるだろう。

 なでしこらしいパスワークは冴えたし、追いついての引き分けは勝ちに等しい。

 まだまだ勝負はこれからだ。

 なでしこのフォーメーションは4-4-2だ。スタメンはGKが池田咲紀子。最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、北村菜々美だ。

 中盤は右から塩越柚歩、三浦成美、中島依美、長谷川唯。2トップは菅澤優衣香と岩渕真奈である。

見事だった岩渕の同点弾

 立ち上がりに先制されて追う立場のなでしこは後半39分、岩渕の豪快な一発で同点に追いついた。

 長谷川が右サイドからロングボールを入れ、岩渕がそれに走り込んでペナルティエリア手前から右足できっちり決めた。むずかしいシュートだったが難なくこなした。さすがである。

 同点に追いついてからはなでしこがメンタルで上回って攻撃的になり、パスワークで何度も敵陣を脅かした。

 逆転はならなかったが、一度、リードされて追いついたのは大きい。

 当たり前だがリードされたまま負けるのとでは天と地の差がある。

 これで勝ち点1。まだまだ勝負はこれからだ。食らいついて行ってほしい。

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