気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

警察に駆け込むの巻

2007-11-23 18:18:32 | yaplogから

昨日は11月とは思えない大寒波で、路面もツルツル。
いつもは休み前の夜は母の所に行っているのですが、
今日ばかりは勘弁してもらおうと夕方から電話しても全く通じず、携帯も応答無し。

初めのうちは携帯を置いたまま外出したのだろうと簡単に考えていたのですが、
9時過ぎになっても応答無し。
妹からも「電話通じないけどどうしたの?」と言う連絡が来てますます不安になってきました。

日頃は元気過ぎる母ですが、もう80歳近い年齢です。
風邪かなんかで寝込んでるのではないかと思い、
10時になった時点で、様子を見に行くことにしました。

凍った高速道路をかなりのスピードで飛ばし、
実家に着いたのが10時30分頃。
雪の上には足跡もひとつもないし、
家は真っ暗で、
新しくした玄関の鍵だと手渡されていたものを使って開けようとしたのですが、
どうやっても、なぜか開かず!(後で考えるとこれが大きな失敗だったのですが…)
呼び鈴を押しても、ドアをどんどん叩いても全く中から音はせず。
もう、頭の中では最悪の事態を想像してしまいました。
家の周りを回って、窓と言う窓を開けようと試みるも全て鍵が掛かっています。
(母さん、防犯対策凄いです!)
中から暖房の音はするのに…。

外はかなり冷え込んでいるし、
私はますますパニック状態で(ほら、オシム監督のニュースがあったばかりだったでしょう?)、
遂に最後の手段をとることにしました。
そう、それは警察に相談すること。

地元署で経緯を説明し、
何とかして鍵を開けてみよう、最悪の場合はガラスを1枚壊しますと言われ、OKして、
もう一度警察の人と実家に戻ったのが11時10分頃でした。

その時、暗い玄関で「ガチャ」と鍵の掛かる音がしたのです。
大慌てで呼び鈴を押したら、
中から「はーい」とのんびりした母の声。
なんと、夜遊び婆さま、11時過ぎにご帰還したところだったと言う笑えない結末でした。

仕事を持たない母は明日が旗日で休みだと言う意識が無かったので、
私の来る日だとは思ってもいなかったため、
連絡もせず、携帯も持たず、遊びに行っていたというわけでした。

私は私で新しい玄関を開けたことが無く、
鍵の差込口が2箇所あったことに暗くて気付かなかったのでした。

ほっとして思わず涙が出てきた私と、事情が分からずきょとんとしている太平楽の母。
警察の人には最敬礼でお詫びをし、
母には絶縁を宣言して参りました。
(日頃からくどいほど言っているのに、絶対に携帯を持って歩かない母に、しっかり反省してもらうためです。)

家に帰ったのは12時ちょいまえ。
今夜の私の時間を返せー、母上さま。

なかなか気持ちが落ち着かず、眠れなかったので、
今朝は早くからじっくり時間を掛けて朝御飯の支度をして、美味しいご飯を頂きました。

終わり!