
これ、15日の革教室で中途半端な状態だった革小物です。
実は、携帯を入れるバッグでした。(当たった方、いましたか?)
雑な私は、
ポンポン物を入れておけるボストンバッグを日頃愛用しているのですが、
重さのある携帯はいつの間にかバッグの一番底になっていることが多く、
着信音が鳴ってからウロウロ探しているうちに切れてしまうことが度々あるのです。
そこで、バッグにぶら下げておける携帯ケースがほしかったというわけ。
早く形にしてみたかったのですが、
工具が無いので家では作業が出来ませんでした。
来月まで待ちきれなくて、
一緒に習っている生徒さん仲間から紹介してもらったレザーワークスという会社で、
初心者用の工具セットをネット購入してしまいました。
注文したら、あっという間に到着するんですねー。便利だ!
で、金曜日に着いたので、こらえきれず、やっちゃいました。
夜鍋で…。
本を見ると、取っ手はみな、裏と表に片方ずつ付いているんですね。
バランスを取るためなのかしら?
真似してみました。

電話が来たらサッと取り出せるように、蓋はつけず、
でもバッグから携帯が落ちないように、差込ベルトにしてみました。
(これも外しやすいようにした工夫のつもり。)
裏布の錨、こんな感じにチラ見せです。

裏にはタイムカード入れを付けました。
これも朝、仕事場でごちゃごちゃかき回して、
後から来た人に迷惑掛けているので、
あったら便利かなーと思ったのです。
真ん中の丸い切り込みは指を入れやすいような「ひと手間」です。
先月カードケースを作っている人がやっていたので、アイデア拝借しました。
取りだしやすいです。
しかも、幅がピッタリなので落ちないし。

鞄に取り付けるとこんな感じ。
オーストリッチなので、ヴィトンにもマッチしていると思いませんか?
まだまだ、縫い方も下手だし、
接着させたボンドがはみ出しているし、
仕上がりは合格点ではないのですが、
私としては今できる精一杯の手仕事が出来たと満足しています。