岩手県は二戸の酒。先日、東北元気市場で買ってきたものの一つ。
西洋梨かライチかを思わせるような(ほんまかいなー・・笑)穏やかな吟醸香。
口に含んだ印象は淡麗辛口系の酒で(筆者は濃淳系が好き)、ちょっと老ねた様なイグサの様な独特のエグさ。
なんじゃこりゃって感じで筆者好みに非ず。もしくは蔵を出てから販売までの間に何らかの理由で劣化しちゃったか。
捨てるの勿体ないし、ちょとずつ呑んでたら3日ほど経つとエグさが抜けてきて、まあスンナリ呑める様になった。
開栓して空気に触れてからの方が良いタイプの酒? そのうえ不思議なことに、初めは感じなかった微炭酸的な、舌先のピリピリ感。何でなの~?
「南部」とは大雑把に言えば岩手県中部以北から青森県東南部にまたがるエリア。銘柄名の通り、確かに盛岡周辺は美人系が多かったなあ。
仙台在勤時代、筆者同様関東や関西からやってきたお取り引き先営業マンの間での共通認識というか、秋田、新潟ばかりでなく岩手もなかなかあなどれないよね、なんて言いあったもんだ。
かように、単に筆者好みの顔立ちをした女性が多かったということではないと思うのでありますが、責任は持てません(笑)。
ちなみに青森の方は美人系というよりも、ほんわかカワイイ系が多かったような気がします。