毎年繰り返される、この騒ぎ。今日(11月第3木曜日)、ボージョレ・ヌーボー解禁!
本国フランスどころか先進国で見ても、未だにこんな騒いでるのは日本くらいじゃないか?
テレビニュースで言ってたが、あるスーパーでの中心価格帯は2000~4000円だって。
750ml(いわゆる四合瓶相当)で2000円といったら、日本酒に当てはめるとかなり上等な純米吟醸酒が買えるし、3000円ともなれば、品評会出品レベルの高級純米大吟醸酒や。
フレッシュなだけの新酒ボージョレ・ヌーボーを飲むんだったら、日本酒飲む方がはるかに良いと思うんだけどな(なお筆者もワインは大好きですから、誤解なきよう)。
相変わらず体質の変わらない日本酒業界も悪い。
昨冬醸した酒が夏を越し、熟成されて秋に出てくるのがいわゆる「ひやおろし」ってやつだけど、例えば「ひやおろし解禁!」てな感じで統一して、大々的に売り出す等の工夫でもしたらどうなの。
日本酒なら1200~1500円程度で、いろんなタイプの純米酒、純米吟醸酒が楽しめるんだから。
ただでさえ日本酒消費量はどんどん低下してるのに、このまま“ヌボー”としてたらますます減って、業界全体がそれこそ萎んじゃうよ。