昨日、お多賀さん(多賀大社)の前で買ってきた糸切餅二種。右が莚寿堂、左が多賀や。
以前、多賀やのは食べたことありますが、二店の味わいの違いはいかに?
人だかりが多いのは莚寿堂ですね。店先に吐き出してる蒸し器からの湯気が一種のパフォーマンスになってるし、その場で天ぷらにして食べさせたりしてますからね。
包みを剥がしてみるとこんな感じ。蓋はいずれも紙ですが、莚寿堂の器は発泡樹脂、多賀やのは木でした。
由緒が書いてございます。なるほど。
中身です。パッと見、かなり違うものですね。多賀や(左)は餅の肌合いも青赤の筋も全体にぼんやりまったりしてるけど、莚寿堂(右)は筋もはっきりしていて、シャキっとエッジが効いてる感じ。
さて肝心のお味ですが、食べ比べてみると良く分かるものですね。なんつーか、見た目の印象に近いものがあります。
多賀やのは餅も餡も柔らかめで、表面は粘り気があって指にくっつきやすい。莚寿堂のほうは全体に硬めで、餡は多賀やに比べたら塩味がやや強い感じ。
正直なところ店頭ではお客さんの数にかなりの差があるので、そんなに人気・不人気が分かれるほど味に違いがあるのかなと気になっておったのです。
でもこうやって食べ比べてみると、どっちが旨いとか甲乙つけられる程のことはないですね。この辺は単に好みの問題ということになりそう。
私的には、どちらかって言ったら多賀やのほうかなあ。どっちも美味しいですけどね。
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