炭次郎ええ子や。アマプラを契約してからアニメの鑑賞方法が大きく変化した。ほぼリアルタイムで観なくなり、評判が良い作品を一気に再生するステイホームと親和性が高い恰好に落ち着いている。続きをワクワクして1週間待つと云うビビッドさを失った為で、先週の話の筋を思い出せなくなったからではない。予め念を押しておきたい。視聴する時間は自由だし、トイレに行きたくなったら一時停止すれば済む。予約録画の失敗を心配する必要も無い。ストリーム配信各社が独自コンテンツを制作する動きも進んでいるので、深夜アニメ枠はいずれ消え去る運命なのかも知れない。これ程の甘美な誘惑に打ち克って勉学に勤しむ令和の子供達は、本当に偉いと思う。私が学生だったら24時間ステイルーム状態に嵌る確固たる自信が有る。画面を2時間も凝視していると目がショボショボして疲れる様になってから出会えて本当に良かったと、全集中が苦手なおっさんは喜ぶのである。