有り得ない未来でも無い。GAI（ジェネレーティブAIを私は今後こう表記する）の普及により学習データに誤った偏りが発生し、結果として信頼出来なくなる恐れが有るそうである。ネット上のコンテンツがGAI錬成のもので溢れ返れば、間違った強化が繰り返されるだろう。意図的に事実を捻じ曲げようとする暇人も居るかも知れない。そう云った「汚染」に晒されない様に対策を講じる必要も有る。いずれ「GAIに学習させる元ネタを作るお仕事」が誕生する可能性も有るが、物量的に不利なのは否めない。何より人間が制作したからと云って間違いが含まれていないとは限らないのである。そこら辺は教師役のエンジニアが上手い事やってくれる事を期待するが、その役目はGAI自身に任せた方が安上がりになりそうである。現在でも「事実」の衝突はネットでは珍しいものでは無いのであり、まあそんな事実も有るよね、と云う鷹揚さが求めるのだろうが、学術的には結構厄介なのである。