GAIが錬成した作品をその儘提出物にするな。文科省が小中高校向けに至極真っ当なガイドラインを示す方針である。どうやって判別するのは分からないし、じゃあお父さんが代筆した読書感想文なら良いのかと云うそもそも論に行き当たりそうな気がする。個人的には積極的に活用させるべきだと思う。GAIの草稿、その内容を精査した際の引用リスト、それを踏まえて推敲した最終成果物を全部提出させれば宜しい。チェックする方は大変であろうが、知識や文章構成の支援をGAIに受けるのが当たり前の時代が到来する。読む力・書く力をどうやって習得させるか、知恵を絞る必要があろう。ITの習熟度によって格差が生じるのは平等な教育を建前とする文科省的には受け入れ難いだろうが、下手に抑制して変な方向に暴発する方が危険だと思う。暫くは手探り状態であろうが、GAIに手伝ってもらう流れは止められないし、少なくともお父さんの負担が軽減されるメリットは有るのである。