本日、11時より命光秘流鳴釜神事祭が行われました。
緊急事態宣言も解除され、清々しい秋晴れに恵まれ、本日も多くの方にお参りいただきました。
神事祭では参拝者お一人お一人に山主が祓い幣でお祓いをさせていただきます。
お祓いは身体の邪気だけでなく、心の邪気もお祓いしていただけます。
「体調がすぐれない」「気分が落ち込んでつらい」といった邪気がありますと
その方の身体を祓い幣で拭ったあと、その幣を鳴釜の上に翳しますと
鳴釜の音はピタリと止まってしまいます。
その場で山主がその邪気を祓って下さいます。
すると、再び鳴釜からは音が鳴り響きます。
始めてお参りされた方は皆様、不思議そうな顔をされます。
又、今日は神事祭の終わりに
山主の前世であられる大伴朝臣・従三位の位にあった方が、お下がりになられ、
「本日の祭りは結構じゃった。良かったぞ。」と大層お喜びのご様子で、
開運招福のお授けくださいました。
祭り後は、参拝者の皆様とご一緒に直会をいただき、
心もお腹も満たして喜んでお帰りになられます。
時間のある方は、そのあとの山主の説法を
楽しみにしておられます。
季節の変わり目です。どなた様も夏の疲れがでませんように。
再拝
本日、十一時より百八支不動護摩供を厳修いたしました。
当山の命光秘流百八支祈祷護摩は、願いが叶うかカ叶わないのか分かる火護摩です。
ひと火に焚かれる護摩木は、おひとりの望みを叶える為の護摩となっており、
他の方のお願いごとの書かれた護摩木はお焚き致しません。
今日のご依頼は、不登校にかかわるお願い事でございましたが、
百八本の護摩木に願いを込め、片手で一握り護摩木を握られました。
施主様の願いは、一握りで成就の験(しるし)をいただかれました。
ご心配ではございましょうが、
お不動様のお導きが頂けますようにお祈りしております。
南無大師遍照金剛
早いものでついこの間お正月を迎えましたのに今日は1月31日
明日はもう2月です。
事始めのお護摩
よく、もっと前から始めればいいのに・・・と言われるのですが、
当山では「事始め」という事を大切にしています。
やはり神仏のご加護を頂かなければなりませんので
古来からのしきたりや謂れに則り執り行っております。
1月に入りましてから、山主はじめ弟子や寺務方総出で
節分祭の準備をしてまいりました。
今日は準備の大詰めで、朝からてんやわんやでございました。
当山の厄除け護符はすべて手作り、手書きで謹製しておりますので
お時間が相当かかります。
有難いことに毎年お札を希望してくださる方が増え、実は大変なのですが、
皆様お一人お一人に一年を
「大難は小難に、小難は無難」に送って頂きたいと思いをこめて
職員一同でがんばって謹製しております。
今年の節分会は、2月2日です。
2月2日は、息災延命を祈願して
命光秘流不動護摩が厳修されます。
南無大師遍照金剛
皆様、あけましておめでとうございます。
午前零時より
新春元旦命光秘流不動護摩供が行われました。
数人の信者様も護摩供に参加され、
信者の皆様の心身健全、家内安全をご祈願させていただきました。
火龍が現れました。
山主が炎の中に手を入れるという荒技を
迦楼羅天も現れました。
今日の護摩は、新春初護摩供に相応しく、
一瞬で炎が高々と燃え上がり、とても爽やかな護摩でございました。
本日、霊界施餓鬼一粒萬福法要をされて方には、守護のオーブが。
また、参拝された信者の皆様に護摩供の後の「熾き」で、
願い事をしながら「熾き」の熱を手でつかむ、
「火禊(ひそぎ)」をしていただきました。
火禊をしていただくことで身を清め、
今年の心願を成就すべくパワーを頂き誓いを立てました。
当山では元日から霊界施餓鬼一粒萬福法要による先祖供養がございます。
お正月からでも先祖供養をしてほしいという熱心な方もいらっしゃいます。
やはり今のご自分があるのもご先祖様のお蔭であるというお気持でいらっしゃるからでしょう。
順調に過ごされている時こそ、ご先祖様への感謝を忘れずご供養されていることで
「積善の家には必ず余慶あり」なのですね。
「待てば海路の日和あり」では遅すぎます。
皆様にとりまして、
今年一年が良いお年でありますように
お祈り申上げます。