今日、山主と貞観の二人で、お墓参りに行って来ました。
山主は、少しでも体調がすぐれない時は、お墓参りには、行きません。
お墓は、たくさんの霊が居るので、下手をすると(霊界に)連れて行かれるおそれが有るからです。
今日は体調もよく、特別な供養も入ってないので、お墓参りに行くことにしました。
久しぶりのお墓は、結構枯れ葉が溜まっており、お詫びしながら掃き掃除をして、
墓石にご神水を吹きかけて、タオルと拭いて……
山主が、大慌てで「この石(五輪塔)がグラグラして落ちそうになっている!」と。
私(貞観)が両手で力一杯、押しても引いてもビクともしません。
貞観「大丈夫やで、絶体に落ちない。ビクともしないで!。きっとご先祖様が喜んでいるんやわ!」
山主「そうか?揺れて今にも落ちそうな感じやけどな……。と、不思議がっておりましたが、
貞観 「いつも本堂や地面が揺れている感じが時は、仏さんが感応してる。
喜んでくれているんやと言ってるから、
ご先祖様もきっと、喜んでるんやと思うで!」
お掃除が終わってから、
立ったままでの読経は疲れますので、
いつも折りたたみの椅子を持参し、
椅子に座って供養しております。
陀羅尼をあげておりますと、
後ろの方から、賑やかな声が聞こえました。
振り返ってもだれも居らず、
どなたかのご先祖様たちが喜んで聞いていたのでしょう。
神社仏閣のお参りや当山でのご供養の際に、
本堂や地面や床が、地震のように揺れるという感覚を受けることがあります。
これらは、神様や仏様やご先祖様が喜んでおられるという証しなのです。
今日のようなお墓参りでの体験は、
一心にご先祖様のことを想い、掃除をしていたから感じられたのです。
貞観も随分前に同じような感じがしたのを思い出しました。
この時もほんとうに五輪塔の石が、
少し押しただけで倒れてしまうそうな感じがしたのです。
そして、石屋さんの手抜き工事したんと違う?
と、真剣に考えたほどです。
石屋さん、ごめんなさい!
帰ってからも山主は、
「今日は、急にお参りする気になったからな~、良かったわ!」と、
喜んでおられました。
お墓参りは、体調の悪い時や雨の日が、
行かない方がいいですよ。
ご先祖様は、逃げませんから!