当山にも不倫の相談が多く寄せられます。
昔から、子はカスガイ(鎹)と呼ばれ、
少々のことは、子どもの為と我慢したものですが、
最近の風潮で、子どもより自分のことを優先して
すぐに離婚する人が多すぎます。
先ずは、子供のことを優先すべきなのですが……
不倫相手と別れさせてください。不倫相手の方を罰してください。
という内容のご祈祷の依頼がございます。
今の人は、一度の過ちを許さず、
相手を責めることにエネルギーを注ぎますますが、
これではお互いに「もう一度やり直そう」という機会がなくなってしまいます。
なぜ、こういうことになってしまったのか、
お互いに反省することが大事です。
そういう因縁も前世からの因縁でもあるのです。
南無大師遍照金剛
どうしてこうなったのかなとか冷静になればよかったのですが、今になって反省するところが多いです。
有難うございます!
ちょっとした言葉で人を傷つけ、ちょっとした言葉で救われます。言葉を慎重に選び、相手を思いやった、いたわりの言葉をかけたいものですね。「ありがとう」「ごめんなさい」この二つが素直に言えれば人生はぐっと楽になります。
これまでに嫌な別れ方をされた方には、
お逢いできなくも、心で詫びれば相手に通ずるものです。これからの人生が良き人生でありますようにお祈り申し上げます