弟子の寶禅師は、
命光不動尊 寳来寺の山主の弟子となり、
命光阿遮羅明王様の分御魂である「榮不動尊」をお祀りし、仕事をしながら日々修行を続けておりました。
丸五年が経過しこの度、山主より両部神道の印可を受け、
新しく和歌山市で「榮不動尊」の道場を構えることになりました。
当山本尊より「第二日曜日を鳴釜神事の月次祭といたせ」というお告げを賜り
本日、道場開きを兼ね月次祭が執り行われました。
お祝いに
山主、貞観、華香 寺務方の池内 の四人で月次祭に参加いたしました。
参拝者の二名様が、足腰が悪いということでしたので、
鳴釜神事が行われる前に、山主によるお加持が行われました。
お加持の前はお二人とも腰痛でサポートがないと歩くのもままならない様子でしたが
山主の御加持の後はお二人とも来られた時より自力で歩行されスピードも速くなっておられました。
当のご本人はあまり実感はないようでしたが
明らかに歩き方が違っていましたので驚きました。
山主と副山主が見守る中、午前11時すぎより神事が始まりました。
寶禅師は相当緊張されいつもの様に汗びっしょりになりながら
一心に神事を進められました。
特に作法を教授した副山主はご自分がされるときよりもご心配の様子で見守っておられましたが
始終お作法に大きな不手際もなく、
無事に祭事を終えられました。
祭事の後は奥様が準備して下さった手料理を皆で美味しくいただきました。
本日は道場開きでもございましたが、寶禅師の「命光不動尊」での修行はこれからも続きます。
「榮不動尊」の道場繁栄をお祈り申上げるとともに
これからも弟子一同、力を合わせて頑張って行きましょう。
本日はお疲れ様でした。
弟子 香華尼