命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

こんな家は、要注意です。

2021年09月30日 19時21分45秒 | ひと口法話

当山にご相談に来られる方ですが、

夫婦仲が悪い、離婚を考えている、子供に暴言、暴力をふるうという悩みの方のある方の

共通点とは…。

 

嫁が婚家(夫)の家のお墓参りをしたことがない。

また、所在地が分からない。

 

夫や姑に話しても、嫁や子供を連れてお参りに行こうとしない。

もしくは、夫や夫の両親さえも墓の所在地を知らない、

家の宗旨も知らないという有様です。

 

このような共通点のある方が多いように思います。

 

ご先祖様を大事にしない者が、嫁や子供を大事にしてくれるでしょうか。

 

ご先祖様を大事にしている家は、家庭は円満で必ず栄えています。

 

南無大師遍照金剛

 


本日は、川供養を

2021年09月27日 18時20分57秒 | ひと口法話

お彼岸に塔婆供養をさせていただきました故人様、ご先祖様を

川供養してお送りさせていただきました。

 

当山の塔婆は、

環境に配慮してお米から作られた用紙を使用しております。

 

川を汚すことなく魚のエサになりますので、

ご先祖様にも喜んでいただけ、尚且つ魚も喜ぶという供養法です。

 

最後の読経

26日のお彼岸明けで、お彼岸ご供養は終わりましたが、

塔婆供養のご先祖様は、今日も本堂でお経をいただき、

27日の夕刻、

西の阿弥陀浄土に向かって流れている紀の川の支流から送られた頂きました。

 

                            南無大師遍照金剛


四家供養のお参り

2021年09月26日 17時23分55秒 | ひと口法話

四家先祖供養のため、今日は7家(軒)の施主様がご来寺されました。

四家供養はその家の礎を強固にするために必要なご供養です。

 

古い信者様は20年前から、新しい信様様は昨年からの方々でございますが

皆様、熱心にご供養を続けておられます。

皆様供養を始められて様々なご利益を頂いておられるようでございます。

 

当山の四家供養は365日、

毎日がどなたかの命日にあたると仮定して供養を行っております。

 

我々は、死んだら最後、自分の思い通りになることはありません。

 

いくらお金を残していても子孫の勝手次第、死んでしまったらどうにも出来ないのです。

 

残された子孫がしっかり供養をしてくれないと、

死者(故人)は、成仏するための修行ができないのです。

 

子孫のためと、財産を残してもそれが元で財産の取り合いが始り、

裁判沙汰になる場合も多く、本当に子や孫のためになるかは分かりません。

 

子孫が幸せに暮らすためには、陰徳という霊界で使える財産が必要です。

霊界の財産である陰徳は、簡単には貯まりませんので、

コツコツと貯めるしかないのです。

 

生きている間に何をすべきか、何のために活かされているのか。

今日のご供養に来られた皆様は、このことをよく理解されている方々です。

 

 親の背中を見て子は育つ

 


お彼岸の中日にお願いする

2021年09月23日 17時20分17秒 | ひと口法話

本日、9月23日は、彼岸の中日です。

 

太陽が真西に沈む日で、

 

橋本は、お天気がいいので、お祈りできます

彼岸の中日は、年に二回しかない貴重な日でございます。

 

どういう訳かこの日は、雨や曇りの日が多いのですが、

今年は、お天気がよく、お祈りできそうです。

 

阿弥陀様です。

 

秋は全ての物が実ります。私たちの願いも実るのです。

 

日没前の1時間前から、お祈りしましょう。

日没寸前のお天道さまには特に物凄いパワーがあります。

福徳招来金運招来」とできるだけ多く お誦えします。

 

秋は虫でも「りん、りん」鳴いていますが、この音は金の音です。

 

          生きとし生きるものが、幸せに成ります様に。         

 合掌


苦しくても生きるんや!

2021年09月21日 18時40分30秒 | ひと口法話

これは、何十年も前に山主が

「死にたい」と口走った若者にお話しされた内容です。

 

人間って一体何んやろう。

 

人間の本当の姿は『魂』やないかと思うんや。

魂が人間の肉体に宿り、いろいろな勉強をし、経験を重ねて

魂を進化させているんやで。

 

それが人として生まれてくる理由なんや

親が勝手に産んだわけやない。

 

君の魂が頼んで生まれてきたんや、

せやからな、与えられた環境や条件の中でどれだけ自分を向上させ、

人々の役に立てる人間になれるかが『人生の課題』なんやで。

 

何度も何度も生まれ変わりを繰り返しながら君も私も『魂を進化』させているんや

そやからな自分なりの努力をすることが大切なんや、結果ではないで。

 

それから生きとっても仕方ないとか、もう死にたいとか言わんとって欲しい

すべては『君のために魂はある』んやから

 

このように山主が諭した方も、

今では立派に家庭を築かれ、幸せにお暮らしでいらっしゃいます。

 

今日はご供養を終えてから、

若い頃の古い書類の整理をしておりましたら

ふと、ある信者様の顔が浮かび、当時のことを話してくださいました。

 

今、コロナ渦の影響もあるのか簡単に命を絶とうと考える人が多いように思います。

確かに当事者の方は辛い思いをさせていることでしょう。苦しい中で生きていくのは大変な事です。

 

しかし、山主の言われるように

『魂の進化』が生をうけた課題であるならば、

今すぐに「死」という結果を求めるのではなく、今が進化の途中と考え踏ん張っていただきたいです。

 

踏ん張ると苦しいですが、その苦しさが進化をしている証しです。

 

南無大師遍照金剛