8/12 ドラマ 初めまして
夕べは親なるものの馬鹿さ加減と、虐待された子供がどんなに知恵をしぼって
生きてきたかを見た。
親はどういう子供に育てたいかという児童相談所に言われたことに
夢中になってしまう。
子供の反応をまったく気がついていない。
子供をほめて育てるという親と、
三つ子の魂百までと言って、なんでもしつけ、しつけで固まっている親がいる。
昨夜の養母は一が何かやっていると、確かめることもしないで
何やっているのよ
と怒鳴る。
一はびっくりして失敗してしまう。
一はお箸の使い方を練習していただけなのだ。
決定的だったのは、
一が怒って、おかあさんも嫌いと言ったとき、
養父が一を庭に連れ出して、
そんな子は施設に帰ってしまえと言ったことだ。
なんて残酷なことができるんだろう!
この養父母は子供がどんな状況で育児放棄されたのか、
そのつど忘れてしまうのだ。
児童相談所から電話があって、一が来ているからと言われた。
児童相談所の驚くほど子供を愛しているおばさんが
手紙を書きかたを教えてと一が来たと言った。
一の書いた手紙を読む養父母。
そこには
ごめんなさい。 捨てないでくださいとか書いてあった。
もうひとつ書きたかったことがあったけど、
それは口で言いなさいとおばさんは言った。
私はすぐわかった。
愛してますと一は言いたかったと思った。
あたり!!
一は両親に愛してますって言ったのだ。
子供にこんなに気を遣わせる馬鹿親。
でも、現実にはほとんどの親が子供の心の動きを読み切れないのだ。
今好きなCMがある。
あれはエイタ?
息子は7歳
だから自分は父親7歳なんだと言う。
7歳の父親・・・・幼いね。
もうひとつ、児童相談所のおばさんは言った。
親として子供にしたいこと。
自分が育てられたように育てたくない
あるいは
自分がされなかったことを子供にしてやりたい。
あなた、子供いますか?